パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

パチンコライターであるメリットを享受したい

記事一覧へ

公開日: 2022/02/26

 

平日昼にパチンコ屋でみかけるオシャレな人は、だいたい美容師かロクデナシ。

 

 

 

 

導入前の新台をショールームで打てるだとか、大大大好きなパチンコに関わる仕事ができて幸せだとか、将来の転職を見据えてメーカー様に媚びを売るような白々しい理由ではなく、パチンコライターであることのメリットはなんだろうと、最近よく考えます。そして、できることならそれらのメリットを最大限享受したいとも考えています。

 

逆にデメリットは山ほど思い浮かびます。

 

仕事をしているハズなのにお給料以上に負けて帰ることがぼちぼちある。合コンではウケるかもしれないけれど、本命にはしてもらえない。女としての格が低い。彼親のウケが悪い。自分の親ウケも悪い。子どもに言えない。ママ友にも言えない。仕事をしているから保育園に子どもを預けているだけなのに心ないリプライが飛んでくる。パチンコが好きな女はガバガバの釘が好きだから知能レベルもガバガバだし股もガバガバだと見なされている、等。

 

思いつく限りを列挙してみましたが、とどのつまり「業界外の人間から1ミリも尊敬されないどころか、社会のゴミとして白い目で見られている」に尽きます。

 

 

 

 

パチンコを生業にしているとなると、どうしても白い目で見られがちですが、文筆を生業にしていると言うと途端に聞こえが良くなります。アーティスト風がビュンビュン吹き始め、なんだかめたんこカッコええ。

 

実際は素人のクセにカメラ前でドヤ解説をしたり、地方を巡業し取り巻きの数をアピールすることで得た収入が大半なんですけど、実際にこの嫁隠コラムだって書いているし、こちとら文字で飯(も少しくらい)喰っとるんですわ〜ドヤ! してもとやかくいわれる筋合いはないハズ。

 

そうだ。末端ではあれど私は文筆家だ。となると、もう少し私生活において、これは大目に見てもらってもいいんじゃないか……だって私、アーティストだし? と思うことが多々あります。

 

例えば、人付き合いです。マメに親戚の集まりに顔を出したり、ご近所さんに感じの良い挨拶をしたり、ママ友たちと遊ぶ時は、気を遣わせないレベルの気の利いたお菓子を小分けにしてジップロックにまとめてお互いの子どもに配ったり、誕生日にはメッセージを送り、バレンタインデーには収録現場にチョコを持って行く、等。

 

正直やろうと思えばできますし実際にやっていることですが、かなり気を張って頑張らなければできないことばかりです。

 

 

 

 

この、“気を張る”から堂々と解放されたいのです。やらなきゃいいだけなんですが、やらないことによって与えてしまうネガティブイメージ、ひいては自分が負うダメージをなるべく減らしたい。

 

無愛想で感じの悪い、気の利かない非常識な人だと咎められることもなく、「ほら〜、あの人ってアーティストだからちょっと変わってるのよ〜。私たちの常識に当てはめちゃダメダメ〜」と、世間様の方が気を使ってくれる立場。それこそがアーティスト業の端くれであるライターが得られる最大のメリットだと思うのです。

 

アーティストは昼過ぎに起きても、起き抜けで発泡酒を飲んでも、子どもを連れていないのに公園でぼんやりしても、愛人が山ほどいても、髪が金髪で腰にジャングル大帝レオのタトゥーが入っていても、書籍やCDやサブスクの月会費をガンガン経費で落としてもオールオッケーのハズ。なんて最高なんだ。理想の自由な生活を堂々と送るべく、私はこれからも原稿の仕事を一生懸命頑張る所存です。

 

 

 

 

そして本日は最後に、重要そうで重要じゃない少し重要な、ラー油みたいなお知らせをば。

 

 

 

 

「嫁に隠れて読むコラム」は、来月から0の付く日更新になります(ドンッ!)

 

 

土曜朝8時の更新にしょっちゅう間に合わないことからもお察しの通り、端的に言ってとっくの昔にもう限界でした。毎週更新できている塾長さんが鉄人なんです。勝手に人の水着画像を使うただのクソ負けエロジジイじゃありません。とても真似できないです。

 

ですので大変恐縮ですが、ホールの特定日みたいな更新ペースでやらせて頂くことになりました。ちなみになぜ0の付く日かと申しますと、決してヒノマルさんやテンガイさんとズブズブだからではありません。レ(0)オ(0)子だからです。

 

3月より10・20・30日の月3回と、少しだけ更新ペースが落ちますが、引き続きご愛読のほどよろしくお願い致します。

 

 

PS.0をかっこで閉じる表記(0)に“嫁に隠れて”要素を追加してみました……というのは完全なる後付けです。

 

ライター・タレントランキング

このページのトップへ