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公開日: 2023/08/14

 

前々回、「初打ちではミラクルが起きやすい」的なことを書いたが、先日またしてもその現象に遭遇した。

 

 

 

 

今回は『スマスロ 戦国BASARA GIGA』。『BASARA』シリーズの最新作だ。ちなみに実戦したのは導入2日目。

 

今作で4作目となる同シリーズは毎回ゲーム性が異なるものの、全体的には “上乗せがド派手”という傾向にある。とくに今作は大量上乗せのトリガーとなり得る特化ゾーンが複数存在しているので、良くも悪くも荒々しいスランプグラフを描きやすい。

 

そんな良い荒々しさを目指して初打ちしたのだが、現実はそう甘くはなくなかなか展開が噛み合わずに投資が止まらない。

 

 

 

 

打ち始め早々、ドクロポイント(いわゆる、穢れ)MAX演出が発生して初当りが直撃ATだったものの不発。また、BASARAシリーズの代名詞的存在である上乗せ性能の上がる夜ATに入ったりもしたが、大した上乗せもせずこちらも不発に終わってしまった。

 

投資はすでに3万円弱、いくらスマスロといえどもここから逆転するのはちと厳しいと思いキリのいいところでヤメようと考えていたら、

 

 

 

 

CZ突入時のレア役が効いたのか、それともたまたまか、理由は判らないが上位CZに突入した。上位CZはAT期待度が約80%と高いだけでなく成功すると夜AT濃厚だ。

 

 

 

 

こういう大チャンスを逃してしまうのが私の悪い癖なのだが、今回はそんな悪癖は発動せず、レア役を引いてすんなりCZを突破。

 

すでに夜ATは不発に終わっているので過度な期待はせず、少しでも負債を取り戻せたらイイなと淡い期待を抱きつつレバーを叩いていたら

 

 

 

 

倍倍バトル全勝でドーンと上乗せ。

 

 

 

 

ドーンドーンと上乗せして、あれよあれよと逆転確定。

 

 

 

 

そして、残り枚数が怪しくなってきたところで入った倍倍バトルはベース100枚スタート。いつもは20枚スタートなのに今回は100枚、おそらく開始画面で引いたチェリーの影響…だと思われる。

 

ここからが完全にレバーの叩きどころ。倍倍バトルは3回バトルを行い、その名の通り勝利するたびに上乗せ枚数が倍増(2~5倍)される。

 

 

 

 

まず1戦目は「勝率80%、報酬2倍」。ここはあっさりと通して、上乗せ200枚を確定させる

 

…つもりでいたが敗北。この時点で嫌な予感しかしない。

 

 

 

 

と思ったら復活。あぶねぇ、あぶねぇ。

 

 

 

 

続いて2戦目は「勝率70%、報酬は3倍」。勝利すれば200枚×3ということで600枚上乗せだ、頼む頼むよと祈るようにレバーを叩いたら

 

敗北。

 

 

 

 

と思ったら復活。嬉しけれど「ウォォォォォ!」じゃなくて素直に勝ってほしい。

 

 

 

 

ラスト3戦目は「勝率50%、報酬3倍」。絶対に負けられない戦いがここにはある。成功すれば、600枚×3…つまり1800枚上乗せとなるので逆転を通り越して一気に快勝となる。

 

私は初打ちに強い男、絶対に勝てる。そう信じてバトルに挑んだら、

 

 

 

 

今度は素直に勝利。ということは、ということは、ということは、

 

 

 

 

デデデーンとアホみたいな大量上乗せに大成功。

 

しかも、今消化しているのは夜AT。流石にここまで大量上乗せしていれば、上乗せが上乗せを読んで、いわゆる“終わらない”状態となって完走だって射程内となるだろう。

 

死線を超えて掴み取った大勝利、やはり、私は初打ちに強かった。

 

そう喜んでいたのだが、そんな大量上乗せを消化している間に違和感が発生した。もちろん、大量上乗せ後もコンスタントに上乗せしていて、危なげなく完走一直線となる挙動だったのだが、

 

 

 

 

おかしくね?

 

2271枚獲得、残り1384枚。

 

現在の投資額は27000円、46枚貸なので-1242枚。となると、3600枚ちょいで差枚2400枚となり完走するはずなのだがATは終わる雰囲気がなかった。

 

ツラヌキはなく1回のATで差枚2400枚以上を獲得する…どゆこと?

 

もしかすると、実際に差枚2400枚を獲得するまでエンディングは発生しないのかと思ったが、その後もガシガシ上乗せしていたので、そんな“ヒキ損感”のある見せ方はしない…だろう。

 

どゆこと?

 

 

 

 

で、実際に3600枚獲得してもATは終わらず。

 

どゆこと?

 

もしかすると、自分の知らない新システムが搭載されているのかと思ったが、ふと頭上のスランプグラフを見たとき全ての謎が解決した。

 

 

 

 

前日、めっちゃ凹んでるやん。

 

-2500枚ぐらいの大敗をしていた。さらに詳しく調べてみると、前日はCZを5回スルーしている状況でヤメられていた。思い出すのは、朝イチ時の挙動。

 

ああ、朝イチのドクロポイントMAXの理由はこれか。

 

ということで、据え置きが濃厚となった。ということで、昨日から有利区間が続いているとしたらATはまだまだ終わらない。ということで、ウッハウハ。

 

ニヤニヤしながらATをしばらく消化していると、1/16384の中段チェリーを引いて本機最強の特化ゾーン戯画ラッシュに突入。

 

 

 

 

そこで891枚上乗せすると、プチュンと画面はブラックアウトしてエンディング突入。

 

 

 

 

残り2600枚のエンディングとは絶景かな絶景かな。で、ATの純増は約3.1枚/Gなので消化に1時間ぐらい掛かって

 

 

 

 

全てが終了。ただレバーを叩いて消化するだけの1時間だったが、至福の時間だった。こんなに至福の単純作業はないだろう。

 

 

 

 

基本的に新台&人気機種は全リセ傾向、そんなホールで打ったのに導入2日目の機種がどうして据え置きだったのか。

 

連休に入るから回収する気満々で前日の凹み台を据え置いたのか、ドクロポイントがかなり貯まった状況でヤメられていたのでサービスで据え置きてくれたのか、それとも責任者はお盆休みに入っており設定をイジっていなかったのか。

 

理由は判らないが、それも踏まえて“初打ちミラクル”だった。

 

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