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金か黄か

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公開日: 2024/11/18

 

――私はガールズバンドの才能がある。

 

 

 

バンドリの初打ちで初当り時の1/512で当選するスタービートボーナスを射止めた私はそう考えるようになった。残念ながら投資が嵩んでいたのでその日は惜敗したものの、サガミオリジナルもビックリするほどの薄いモノを引けた、この事実が私に自信をつけた。

 

「勝てる」そう確信したら、さんざん打ち倒してボロ雑巾のようになるまで打ち尽くしてやる、それが私のポリシーだ。なので、初打ち以降もバンドリを打つようになった。その結果は、

 

全敗

 

「あれれ?」と見た目は子供、頭脳は大人な名探偵のように首を傾げざるを得ない状況になった。

 

これはアレだろうか。スタービートボーナスが引けたのは私に才能があったからではなく、パチスロあるあるのひとつである「何も知らないと薄いヤツが引ける」が起きただけだろうか。

 

最寄りのコンビニにいつも笑顔の女性店員がいる。間違いなく自分に好意がある、きっと私からの告白を待っていると自信があるのだが、これと同じぐらい己のガールズバンドの才能に自信があったのだが、まさかまさかの勘違いだったのだろうか。

 

勘違いならば、卒業するとまではいわないが少し距離を置いたほうがいいのかもしれない。負けが続いて色々な毛を抜かれまくって現在熟成期間となっている『ToLOVEる』のように少し様子を見たほうがいいのかもしれない。

 

運命的な出逢いが訪れたと確信していたのだが…と、肩を落としてとぼとぼとホール内をオランダ人船長のように彷徨っていると、とある機種が私の視界に入った。

 

 

 

『L新・必殺仕置人 回胴 CRASH SPEC』

 

ああ、そういえばまだ初打ちしていなかったな。

 

パチンコの仕置人は好きだったし、前作のスロの仕事人も世間的な評価はイマイチだったが私は好きだった&相性が良かった。当時(2014年)はまだ収支をつけていなかったので、どれぐらいの勝率だったのかは判らないがめっちゃ勝っていたイメージがある。

 

となると、打たない理由は何もない。英語でいうならNothingというやつだ。

 

打つ予定はなかったから予習は何もしていないのでゲーム性が全く判らない。だけれども、きっと何とかなるはずだ。そんな自信があってレバーを叩いていると、

 

 

 

 

CZ中にレア役を引きまくって、金セリフからのボーナス当選。

 

 

 

 

ボーナス中もイイ感じに小役を引けて、AT当選と本当に何とかなった。

 

 

 

 

と思ったが、あっさり終わって何とかならなかった。ただ、一連の流れ&隣の台を見ていておおよそのゲーム性は掴めた。

 

こいつはゴリゴリの自力タイプだ。

 

通常時はCZ、AT中は上乗せ特化ゾーンが小役のヒキが求められる。自力タイプは私の大好物。自力タイプの代名詞である『モンハン』シリーズは私の得意機種で、『モンハン月下』は私の生涯収支ベスト2位に輝いている(1位は『政宗2』)。

 

前作は相性が良かった&自分の得意とする自力タイプ。

 

ああ、もうこれは負ける気がしない。そして、その予感は的中して2回目のAT当選もすぐに訪れた。

 

 

 

 

ん、なんだこれ。変なアイコンを獲得しているぞ。

 

 

 

 

これは…まさか「金」か⁉

 

これが何かは判らないが、私はとんでもないモノを引いてしまったのかもしれない。そんな予感がした。

 

そして、ATが開始してすぐにこのアイコンの正体が何なのか予想がついた。

 

 

 

 

ああ、この液晶表示には見覚えがある。きっと『新鬼』的なヤツだ。後乗せだ。

 

いったい、何ゲーム乗せているのだろうかとワクワクしながらATを消化していたのだが、ふとある疑問が脳裏を過った。

 

 

 

 

これ、「金」なのかな。「黄」のような気もしてきた。

 

情報サイトを見れば間違いなくすぐに答えは出るが、最後までワクワクしたかったので何も調べずに遊技を続行。もしかしたら、バンドリと同様にものすごく薄いヤツを引いたのかもしれない、そんな期待をしながらレバーを叩き続けた。

 

すると、どうだろうか。本当に薄いヤツが現れた。ただ、まったく想像していない方向から薄いヤツが現れた。

 

 

 

 

突然の「激熱」表示。

 

 

 

 

スイカが揃って+10G…と思わせての

 

 

 

+300G

 

まだ上乗せの詳細が判明していないので(スイカでの上乗せは+30G以上らしい)、これがどれぐらいの振り分けなのかは判らないが薄いのは間違いないだろう。

 

「サガミオリジナル!」

 

そう心の中で叫ばざるを得なかった。

 

 

 

 

ここから細かい上乗せを重ねて、あれよあれよと2000枚。そして、残りゲーム数がなくなって、ようやく訪れた後乗せ。

 

 

 

 

果たして、このアイコンは「金」なのか「黄」なのか。今日の流れを考えたら薄っ引きしていてもおかしくはない。ということは、ということは⁉

 

 

 

+20G

 

はい、「黄」でした。

 

なんとなく判っていました。というか「無用」って言葉が弱いよね。「無双」なら間違いなく「金」だけど、「無用」は微妙だよね。

 

で、調べてみたらアイコンの序列は

 

青<黄<緑<赤<紫<ゼブラ柄

 

と、そもそも金アイコンなんて存在していなかった。

 

 

 

 

で、一撃2000枚オーバーでAT終了。ここで満足したので、引き戻しをスルーしたところでヤメ。この初打ちで私は理解した。すべてを理解した。

 

――私は仕置きの才能がある。

 

 

 

 

そういえば、私はおしおきの才能があった。となれば、仕置きの才能があってもおかしくない。こいつは未来が明るいぜ。

 

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