AIが止まらない！

ここ数年でAIという言葉が世間を賑わすようになった。

イラスト、文章、翻訳…などなど、様々な分野でAIが活躍しており、検索サイトで調べものをするとAIによる回答がトップに表示されることも珍しくない。

まだ発展途上ゆえに情報漏洩や著作権侵害などなど弊害は山積みで法整備も追いついていない状況だが、日進月歩で進化しているAIがより身近な存在になっていくのは容易に想像できる。インターネットがそうであったように、今後は仕事をするうえでAIを上手く活用できるのが必須スキル…というか、そんなのできて当たり前ぐらいのレベルになる気がする。

なので、今のうちからAIに慣れておかないダメだなと思ったので、今回はAIの練習をしてみた。なお、使用するのはX（旧Twitter）の対話型AI「Grok（グロック）」だ。

まずは試しに自分の自画像を作成してもらった。

うむ、いくらなんでも酷すぎる。スロ感もカイザー感も何もない。なので、「仮面を被っている」と条件を付けた。

完全にただの悪役になったが、まぁ少しスロカイザーに近づいた。ここからよりスロカイザーに近づけるためにさらなる条件をつけた結果、

まるで鏡を見ているかのような、まるで私の私生活を暴露されているようなスロカイザー像が出来上がった。

うむ、己のAIスキルの上達を肌で感じる。

次にAIの文章作成能力を知るために「パチスロのコラムを書いてください」と入力した。

―――ここからAIが作成した文章―――

『パチスロの魅力と裏側』

パチスロは、ただのギャンブルではなく、一種のエンターテイメントです。ハンドルを引く音、リールが回転するスリル、そして何よりもたりが出た瞬間の高揚感。このすべてがパチスロの魅力と言えるでしょう。

しかし、パチスロの世界は単純な楽しみだけではありません。機種ごとの特性や、打ち方の戦略、そして心理戦までが絡み合う、奥深いゲームでもあります。例えば、新台の導入は常に話題となりますが、その解析情報や攻略方法を求めるプレイヤーたちの知識量は驚異的です。各メーカーから出される新機種の紹介や、試打の感想が毎日更新されるウェブサイトも数多く存在します。

また、パチスロはコミュニティの力も強いです。Xやブログを通じて、自身の実践や体験談を共有する人々が多く、そこから得られる情報は新たなプレイヤーだけでなく、老練なプレイヤーにも役立つことがしばしばあります。特に、プロや経験豊富なパチスロ愛好家が書くコラムは、一般のプレイヤーにとっては宝の山です。

しかし、注意すべき点もあります。パチスロは楽しみ方次第で依存症になる危険性も孕んでいます。適度に楽しむこと、そして自己管理が重要です。最近では、パチスロの適度な楽しみ方や、依存症の予防についても多くのコラムが書かれています。

最後に、パチスロの魅力はその不確定性と運の要素にあります。どんなに戦略を練っても、結局は運次第というところがギャンブルの本質であり、その中で自分だけのストーリーを作り上げる楽しみがあるのです。パチスロを楽しむなら、勝ち負け以上に、そこに至るまでのプロセスを楽しむことが大切です。

―――ここまでAIが作成した文章―――

ところどころ怪しい点はあるが、想像していた以上に文章として成立しているので驚いた。ただ、作成された文章を見て思ったのは、「当たり障りのない内容だな」ということだ。世論の最大公約数的な、綺麗にまとめられた感じで個性のかけらもない。

今回、己のAIスキルを上げるためにいろいろと試してみたが、結果、AIの末恐ろしさを感じてしまった。今よりもっとAIが進化したら、自分の仕事を奪われてしまわないかという不安すら覚えた。

なので、今後もスロライターとして活動していくには、AIを上手に活用しつつ“AIにマネができないような個性”も必要なのだなと理解した。

ということで、今回の件を踏まえて来月導入される『スマスロスーパーブラックジャック』の試打感想をスロカイザーという個性を出して書いてみた。

おっぱい、おっぱい！

ミント、ミント！

うむ、これで大丈夫だろう。AIと上手く付き合って、今後もスロライターとして活動できる気がする。