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パチンコ・パチスロ特集

2020年を振り返るクロス×トーク Vol.1

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まりも・梅屋シン・MYME・ナミ、4名のライター・タレントによる2020年を振り返るクロス×トーク。全3回の初回です。ぜひぜひ皆さまも今年1年を思い出しながらお楽しみください!

更新日: 2020/12/22

 

 

2020年。世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスが我々をボコボコに打ちのめした1年になりましたが、そんな2020年も残すところあと僅か。

 

パチンコ・パチスロ業界も新型コロナウイルスの影響を大きく受け、営業自粛や閉店RUSH、業界に携わる人間の仕事の予定は全キャンセルと悲惨な状況に追い込まれる事態に…。

 

営業が再開された後は、遊タイム付きパチンコが続々登場するポジティブな動きがあった半面、パチスロではホールの主役だった機種の撤去が相次ぐなど、ホール内のラインアップに大きく変動があった年でもあります。

 

2020年のパチンコ・パチスロ業界、業界に身を置く人間の目にはどう映っていたのか? 4名のライター・タレントを招いたクロス×トーク、ぜひぜひ皆さまも今年1年を振り返りながらお楽しみください!

 

メンバー紹介

 

まりも@marimo_tadokoro

忖度のない新台レビューが今年話題に。YouTube『まりものパチスロチャンネル』にて実戦動画を続々配信中! 

 

梅屋シン@shinumeya

ご存知、パチスロ必勝本所属のベテランライター。勝ちに徹した立ち回りでプラス収支を叩き出し続けるパチスロマシーン。

 

MYME@MYME1202

収録日当日に誕生日を迎えたぱちタウン専属タレント。パチンコ・パチスロどちらも打つ生粋の勝負師。

 

ナミ@nami__0620

パチンコをメインに立ち回るぱちタウン専属タレント。豊作だった今年のパチンコ業界をどう攻略しているのかに注目!

 

コロナで仕事は全キャンセル。TVやネットでは違和感ありありの業界バッシング…

 

 

梅屋「今年…、あんなに夕日を見たのは久しぶり」

 

MYME「夕日?」

 

梅屋「仕事が全部なくなってさ、毎日することがないからベランダでまったりしてたんだけど。あんなに連続で夕日を見たことって幼少期ですらなかった」

 

まりも「緊急事態宣言が出た時はどうしようもなかったなあ。弱い業界だなってつくづく思いましたね。娯楽ってなんでもそうですけど、極論無くていいものじゃないですか? 」

 

ナミ「基本的な生活のサイクルの中に無くても生きてはいけますもんね」

 

まりも「映画とかエンタメ系が1番最初に切られるから。それを痛感させられましたね、あーこんなにもあっさり仕事がなくなんだなって」

 

 

MYME「ホールも自粛っていうか営業できない状況でしたね」

 

梅屋「スケープゴートじゃん、明らかに。クラスターなんて発生してないのにパチンコ屋=悪いものにされるいつものパターン。震災の時もそうだったけど」

 

MYME「言われやすいのはしょうがない」

 

梅屋「クラスター発生してないよ、こんなに対策してるよってオレは自分のTwitterでちょこっと反論するけど、聞いてもらえないもんね。問題が起きない保証はないし100%大丈夫って言えることじゃないから難しいところだけど」

 

まりも「本当は悪くないものでも、何かあった時のために民衆に悪いものと思わせておけ的な」

 

ナミ「印象操作の最前線にいるし、やり玉にあげられがちだなと思いますね」

 

梅屋「それがパチンコ店だし、昔釣りの業界にいたんですけど、ブラックバスも同じ。日本の魚が減ってるのをブラックバスのせいにしておけば楽だから。本当はそんなことないのにだよ。批判の対象として使われてしまう」

 

まりも「それにしても、さすがにちょっとやられすぎだなとは思ったけどね」

 

梅屋「あの時さ、パチンコ店に並んでる人を取材してニュースになってたじゃん。『ゾロ目の日だから来たんすよ~』って、答えてるやつ絶対サクラだよ。あの時期に並んでてインタビューなんて答えるわけないじゃん!」

 

まりも「それは…わからないよ(笑)」

 

MYME「叩きやすい部分がニュースになっちゃうから。台間のボード、喫煙できた時代からあったし今ほとんどのホールに付いてるのに、わざわざ付けてないホールを取材してる感はありましたよ」

 

ナミ「TVでやってるから鵜呑みにしてしまうのは怖いなあと。現状まだ収まってないわけで、むしろ増えてるくらいだから引き続き気を付けなきゃいけないけど、さすがにもうホールは悪くないんじゃないっていう空気が一般の人にも広まってるとは思います」

 

 

まりも「制限は設けてますけど、映画館にしろ遊園地にしろ普通に営業してるじゃないですか。特にパチンコが嫌いな人って減らないだろうから言われ続けるのはしょうがないけど、そうじゃない層がこれ以上叩く側に寄っていくことはなさそうな気がするな」

 

梅屋「緊急事態宣言みたいな本当にキツい自粛、外出するなっていうレベルまでいかなきゃ営業も大丈夫だと思う。だからそれぞれ気を付けましょうってことと、そんなに大きな声じゃなくてもいいから、しっかり対策してます、大丈夫なんですって発信していくことが我々の使命ですよ」

 

 

遊タイム付き、6号機、ホール内の機種が変わっても収支は変わらない

 

 

まりも「どっちかっていうとパチスロの方は大変ですよね。今、朝から行ってもまどマギ2か番長3くらいしか打てる機種がなくなっちゃって。凱旋ほどじゃないにしても、近いくらいのポテンシャルがある機種が出てくれないと、どんどんお客さんがいなくなるんじゃないかな?」

 

梅屋「でも基本的にさ、盛り上がってる日にお客さんは集まるから、その2機種がなくなっても来てくれるお客さんの数とか稼働率とかが変わらなければ普通に高設定が入るはずなんだけどね」

 

MYME「逆に言えばお客さんもいなくて稼働もしてなきゃ、5号機でも辛いってことになっちゃいますよね」

 

梅屋「根本的な問題は媒体取材とか動画収録があるからって集まってた層が、強い機種の撤去後にいなくなってきたなって。それは感じる」

 

ナミ「設定が入らなかったり打ちたい機種がなくなったり、オイシイ状況じゃなくなったって思うのかもしれないですね」

 

 

→→現行機種の撤去日は要把握←←

 

 

梅屋「みなさんもあると思うんですけど、オレよく言われるんですよ。『6号機って出ないんでしょ?』って。面白いですよって説明すると、じゃあ打ってみようかなって言ってくれるけど…、出ないイメージが付いちゃってるんだろうね」

 

 

まりも「5号機に変わった時もそうだったけど、出ない勝てないって言われてたけど、そういう人達も凱旋打って盛り上がってたからね」

 

梅屋「うん。オレらの力だけじゃどうしようもないけど、あまり暗い感じになる必要はないと思うよ。上限2400枚って悪いイメージだけど、もともと出なくない?」

 

MYME「私もそう思うんですよ! 5号機でも2400枚出すの大変だったし、6号機は出玉速度も速いからいいじゃないですか」

 

梅屋「『万枚出ないですよ』って言うけど、万枚いらないし。だから面白さだったり出玉スピードだったり、6号機ならではの楽しみ方があるって切り替えられれば、全然問題ないですね」

 

MYME「どうしても6号機になって一撃の出玉感がショボくなったイメージはあると思うし、あと特定のゲーム数まで我慢してバトルで負けたらイチからやり直しみたいな台も、しんどいっちゃあしんどいけど(笑)。良いところだってちゃんとある」

 

梅屋「吉宗3・絆2は、詳しくない人が打ってもわかりやすいから面白いよ。でもオレらも悪いんだ。期待値がプラスになるG数とかヤメ時を発信してるから立ち回る人が増えちゃう。そういう部分で言えば遊タイム付きのパチンコもそういうのあるでしょ?」

 

ナミ「時短抜けたら即ヤメされる方が目立ちますね。年配の方も詳しいことはわからないけど、若者がやることを真似して時短終了後はヤメる…みたいな」

 

まりも「勝ちやすいから面白いっていう人もいるし、養分になりたくないから打たないという人もいる。僕なんかは遊タイムが付いた時点で魅力を感じなくなったから」

 

ナミ「どうしてですか?」

 

まりも「パチスロで負けた時に、パチンコで5千~1万円勝負したい人なのね。スペックも機種も回るか回らないかも関係なく、それで打って負けたら今日はとことんダメだなって帰れるのに、遊タイム付きの台だと1回転でも回したら天井に近づくわけだから、誰かのために期待値を積み重ねてるって思っちゃって」

 

MYME「まりもさんが張り付かれてしまう(笑)。あいつ1万でヤメるからってヒソヒソ話されてますよ」

 

 

梅屋「パチンコをよく打つ人からしたら、遊タイムはどうなの?」

 

ナミ「一長一短ですね。今まで天井が無くて、2~3千回転ハマる可能性もあるって怖いことだから、安心なところもあるし良い機能には間違いないんです。でもやっぱりホールさんも扱いづらいから、とんでもなく状況が悪いということにもなってしまっていますね」

 

 

→→遊タイムについてはこちら!←←

 

 

MYME「うんうん。もともとボーダーが低めの台で状況を悪くされると余計感じるよね、『千円で全然回ってないじゃん』って」

 

ナミ「ご年配の方も気づいていて、そこそこ回してヤメると若者が飛んできて座られるから、それを危惧して時短抜けたらすぐヤメちゃう」

 

梅屋「ここから打てば期待値プラス、こうしたらマイナスっていうのを知っておくのは良いんだけど、オレらの時代ってもっと気を遣ってたじゃん。おっちゃんがヤメて、あの台オイシイと思ってもパッて取らなかった」

 

まりも「例えば前日ハマってたおっちゃんが朝並んでたら、その台は取らないでおこうみたいな、今そういうの一切ない。ヘタすりゃタバコ構えて待ってるもんね」

 

梅屋「ネット時代で情報が早いから、知識で立ち回るのは正しいと思うよ。でも…今そこまで求めるのは無理だけど、もっとヒューマン的なマナーも必要だよ」

 

 

過剰なギミック。ド派手になる筐体は誰が求めてる?

 

MYME「それ、絆2の終了画面ヤメを見ると感じるんですよ。そこでヤメられてたら次の人も座りづらい。誰か打ってんのかな?って」

 

まりも「ああいう状況を見るようになったのも今年の特徴かな。パチンコのシマも派手な筐体が増えてめちゃくちゃになってない? あれは求められてるの?」

 

ナミ「頭ぶつけちゃいますよね」

 

MYME「ホールさんが求めてるらしいですよ。目立つような筐体じゃないとってメーカーさんが怒られたっていう話聞いたことあります」

 

まりも「本当に? でも目立つ筐体ばっかりになってきたら、目立たない方が逆に目立つってことにならない? 派手な化粧してる女性ばっかりの中にナチュラルなメイクの人がいたら目がいくでしょ」

 

 

データが見づらくてしょうがない昨今のパチンコ筐体

 

梅屋「ユーザー離れって言われてる中で、オレは派手な筐体を望んでいたわけじゃなかったけど、見た目が派手とかタイアップとか、初めての人には打つきっかけになるなと思うんですよ」

 

ナミ「AKBとかそうでしたよね。好きなアイドルの台だし、なんかイメージしてたパチンコと違くてギミックもボタンも、それこそ筐体が派手で凄いことも興味を引くポイントになってくる」

 

梅屋「なんだこれ!?って。オレはここ15年でパチンコを3回くらいしか打ってないんですけど、こないだ収録で『とある』を打ってみたんですよ。めちゃめちゃ派手だし、右側の丸いのがね、震えるんですよね。うおーーーってなって(笑)。遊園地に来たじゃないけど、大当りとか液晶とか以外の部分でテンションが上がるのを味わえた」

 

ナミ「台全体を使っていろんなことが起こるので、アトラクション感がありますよね」

 

まりも「昔のオリンピアのパチスロ台みたいに枠を使いまわせたら良いけど、毎回新しい枠を作ってたらその都度お金がかかるでしょ。その台を買うお金は誰が負担してるんですか? 回りまわって、今我々の打ち出してる玉じゃん!って、僕はどうしても考えちゃう」

 

 

ナミ「結構いい値段…、1台45万円くらいしますよね」

 

梅屋「でもみんなでシンプルな台打ちましょうって言ったら違うもんね。オレはせっかくなら派手なヤツがいい。ホールも稼働率を比べてると思うよ。数字で見ると派手な方が稼働があるんじゃないかな」

 

ナミ「大当りした時に、ドーン、ガシャーンって役物が出てくるじゃないですか。そういうのも楽しみのひとつに含んでる方が多いのかなって思いますね」

 

まりも「そうなのかな? 僕はそんなに見ないけど」

 

MYME「おじいちゃんおばあちゃんの心臓に悪くないかなって思っちゃう(笑)。仮面ライダーみたいな台だと危険」

 

梅屋「みんな強いから大丈夫(笑)。心臓が強くないとパチンコ屋で生き残れない」

 

まりも「そういう危険性はさておきさ、個人的には役物なんていらない派なんですよ。パチスロは特に。前から何回も動画で言ってるんですけど、もともとボタンを止めるゲームなのにさらにボタン付けてどうすんの?って」

 

梅屋「(凱旋のPUSHボタンを)嬉しそうに押してんじゃん! でもまあオレらはね、シンプルにリーチ目だけでいいけど、ボタン押したい人、剣刺したい人、いろいろいるんですよ。いろんなニーズでいろんな台があって、ジャグラーのGOGO!ランプが好きな人も多いし、派手な方向とシンプルな方向でそれぞれ進化していけばいいんだよ」

 

 

Vol.2へ続く

 

次回予告

 

Vol.2では、各々が選ぶ『2020年。よく打った機種、面白かった機種』について語っていただきました。遊タイム付きパチンコから6号機の最新機種まで飛び出し、クロス×トークはますますヒートアップ。

 

パチンコの1位はやっぱりあの機種? パチスロでは高設定で“勝ちにくい”あの機種が…。

 

 

クロス×トークVol.2は12月25日(金)クリスマスナイトに公開予定。ご期待ください!

 

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