CRフィーバー機動戦士ガンダム
SANKYO
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/07/05
「機動戦士ガンダム」は初代のアニメ放送が1979年。以来現在まで多数の作品が発表され続け、約40年以上もトップクラスのコンテンツパワーを誇っている。
SANKYOのパチンコ機として登場したのが2013年で、翌年にはビスティからパチスロが登場。その後は多数のマシンが発表され続け、現在でもパチンコ・パチスロ屈指のコンテンツとなっている。
そして今回登場した『Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED』は、21世紀になってからTV放映された最初のガンダム作品がモチーフ。すべての演出が新味溢れる内容となっているが、特に主人公が乗るガンダムと、敵側のガンダムが戦うガンダムVSガンダムのシーンは必見だ。
スペックにおいては3000個出玉を軸とした、P機最高峰の出玉性能を有している。これは過去の『機動戦士ガンダム』シリーズも同様で、その時代ごとのハイスペックマシンを追求したものがズラリと揃っている。そんな歴史を持つ、SANKYO&ビスティ製のパチンコ・パチスロ『機動戦士ガンダム』シリーズを、たっぷり紹介していこう。
Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED スペック | |
タイプ | 1種2種混合(ST) |
大当り確率 | 1/319.7(通常時) 1/84.0(RUSH中実質) |
ラウンド数 | 2or10R×10カウント |
ST突入率 | 約60%(ヘソ) 100%(電チュー) |
賞球数 | 1&1&5&15 |
大当り出玉 | 約300or1500個(払い出し) |
電サポ回数 | 100or120回or10000回転 (普通図柄の抽選回数) |
導入開始日 | 2023年8月 |
高速消化と爆発力を手に入れたガンダムが登場!!
初代ガンダムとは世界観が異なる「機動戦士ガンダムSEED」がモチーフになったこと、新枠採用で筐体周りが飛躍的に向上したこと等、とにかく話題に事欠かない本機ではあるが、やはり最も注目したいのはP機として極限まで高められた出玉性能だろう。
実際本機は、出玉3000個がゲーム性の核となっている。初当りの約5回に1回は3000個+ST突入で、ST中もやはり、 約5回に1回は3000個(1500個+ST10000回転含む)獲得となる。
たとえ初当りでSTに突入しなくても電サポ100回転が付き、この引き戻しを含めたST突入率は約66%。トータル継続率は約81%と非常に優秀だ。
スマートハンドルとVコントローラーが一体になった新枠・フリーダム枠にも注目だ。スマートハンドルは疲労軽減度合いが高く、Vコントローラーには隠しランプが搭載されている。
◆シリーズ初演出や特徴
●フリーダムHYPERで消化速度アップ
初当り3000個獲得後、もしくはストライクRUSH(ST120回転)orストライクチャレンジ(時短100回転)中の引き戻しで突入するのがフリーダムHYPERだ。『Pフィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン』の「覚醒HYPER」を彷彿させる超高速消化モードで、今作では2連目以降から突入する仕組みになっている。
●機動戦士ガンダムSEEDの世界を再現
シリーズで初めて、初代ガンダムの世界観(宇宙世紀)とは異なる、C.E.(コズミック・イラ)の世界がモチーフとなっている。主人公のキラが乗るモビルスーツはもちろんガンダムだが、敵側もガンダムに乗って登場。閃光の刻SPリーチをはじめ、ガンダムVSガンダムの数々の戦いがリアルに描かれている。
●ストライクとフリーダム
原作で主人公のキラは、物語の途中でストライクガンダムからフリーダムガンダムに乗り換える。この両機体、どちらもギミックが用意されていて、よりアツいのはフリーダム。スーパーリーチ分岐演出とも言える目覚める刃では、どちらのギミックが動くかによって発展先及び期待度が異なる。フリーダムなら舞い降りる剣SPに発展だ。
まずは「機動戦士ガンダム」の基本的な情報を紹介しておこう。
「機動戦士ガンダム」は初代のアニメ放送が1979年。以来現在まで、TVアニメはもちろん、映画やプラモデル、ゲームやカード等、様々なジャンルに進出し、衰えぬ人気を博しているコンテンツだ。
パチンコ・パチスロでは、「初代」「Z」「逆襲のシャア」「ユニコーン」といった作品とタイアップした機種が登場している。
そして今回パチンコ・パチスロで初登場となる「機動戦士ガンダムSEED」は、初代ガンダムとは異なる世界が舞台の作品だ。
ジャンル | アニメ |
原作・原案 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 福田己津央 |
シリーズ構成 | 両澤千晶 |
キャラクターデザイン | 平井久司 |
メカニックデザイン | 大河原邦男、山根公利 |
発表年 | 2002年 |
話数 | 全50話 |
C.E.(コズミック・イラ)、遺伝子を調整し、生まれながらにして優れた身体能力や頭脳を持つ人類(コーディネイター)と、自然のままに生まれた人類(ナチュラル)が存在する時代。「機動戦士ガンダムSEED」シリーズは、このC.E.を舞台にコーディネイターとナチュラルの間の戦いを描いている。
大ヒットとなった本作は、後に続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」も放送され、OVAにて「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」も登場。そして2024年1月には「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の後の世界が描かれた、完全新作の続編「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の上映が決定している。
※内容は機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイトを参照・一部引用しています
ここからはパチンコ・パチスロ初登場となる「機動戦士ガンダムSEED」のストーリーやキャラを紹介していこう。
C.E.70。経済圏の確立を求めるコーディネイター(ザフト)とナチュラル(地球連合)の軋轢は「血のバレンタイン」の悲劇によってついに武力衝突へと発展した。
ヘリオポリスに住むコーディネイターの少年キラ・ヤマトは、ザフトによるガンダム奪取作戦に巻き込まれる。その奪取作戦にはザフトの軍人となった、キラのかつての親友アスラン・ザラが参加していた。
※内容は機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイトを参照・一部引用しています
資源衛星「ヘリオポリス」に暮らしている。ガンダム奪取作戦に巻き込まれ、なりゆきで地球連合軍の秘密兵器「ストライクガンダム」のパイロットになってしまう。
もう1人の主人公。キラの親友でありライバル。ガンダム奪取作戦に参加し、5機の「ガンダム」のうち4機を奪取する。そのうちの1機「イージスガンダム」のパイロットとなり、キラと激闘を繰り広げることになる。
プラント最高評議会の議長であるシーゲル・クラインの娘で、プラントの歌姫として絶大な支持を得ている。アスランは婚約者であり、彼から贈られたハロが大好き。
キラがヘリオポリスで出会った少女。中立国「オーブ」の代表首長を務めたウズミ・ナラ・アスハの娘。無茶とも言える超活動的な性格。
※内容は機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイトを参照・一部引用しています
『機動戦士ガンダム』シリーズ年表 | |
2013年4月 | CRフィーバー機動戦士ガンダム |
2014年1月 | パチスロ 機動戦士ガンダム |
2015年3月 | CRフィーバー機動戦士ガンダム-V作戦発動- |
2016年1月 | パチスロ 機動戦士ガンダム 覚醒 ‐Chained battle‐ |
2016年3月 | CRフィーバー機動戦士ガンダム -LAST SHOOTING- |
2017年4月 | パチスロ 機動戦士Zガンダム |
2018年1月 | CRフィーバー機動戦士Zガンダム |
2019年9月 | Pフィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア |
2021年8月 | Pフィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン |
2023年3月 | パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン |
2023年8月 | Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED |
※機種名をクリックすると該当の機種紹介にジャンプします
初登場はちょうど10年前の2013年。
以降、パチンコとパチスロを織り交ぜながらの登場となる。この年表には記されていないが、パチンコの兄弟機も考慮すると、基本的には1年の間を置かずに新台が登場していることになる。
パチンコのメインスペック登場順にゲーム性を簡単に紹介すると…
V-ST、確変3回リミッター、V-ST、V確変ループ、1種2種突破型、1種2種転落タイプ、3000個獲得可能の1種2種…と実に多彩。7機種出て、かぶりがV-ST機の1種類だけというのは、他のシリーズ機を見渡してみてもかなり珍しい。
対するパチスロは基本的にはAT・ART機で、いずれも出玉感を強調するマシンとなっている。
ちなみに販売ブランドは、パチンコがSANKYO、パチスロはビスティだ。
CRフィーバー機動戦士ガンダム スペック | |
タイプ | V-ST |
大当り確率 | 1/399.6(通常時) 1/101.6(高確率時) |
ラウンド数 | 実質12or16R×8or9カウント |
確変突入率 | 50.5%/150回転まで(ヘソ) 100%/150回転まで(電チュー) |
賞球数 | 3&10&15 |
大当り出玉 | 約1620or2130個(払い出し) |
電サポ回数 | 100or150回転 |
導入開始日 | 2013年4月 |
シリーズ初登場にして唯一の初当り確率1/399のマシン。約50.5%でST150回転に突入し、継続率は約77%。ST中の大当りはすべて約2130個獲得となる。初当り時も約1620個獲得できるので、一撃の出玉性能は高い。
ST中のステージは全5種類で、登場するモビルスーツは15体。敵モビルスーツを撃破すれば大当り+継続となるが、通常の敵を倒してもステージは進行しない。各ステージのシャア専用モビルスーツを撃破するとクリアとなり、次のステージに進めるのだ。
なお、最終ステージでは、原作では存在しないifの世界であるスペシャルステージへと移行。アナベル・ガトーやジョニー・ライデンと戦える。マニアには震えがくるほどの喜びであった。
◆シリーズ初演出や特徴
●専用筐体を採用
シリーズ第1段は、それを飾るに相応しい専用筐体でデビュー。右上のガンダムは、遠目で見ても一発で分かる目立つ造形で、筐体右部のボタンランプは、適宜押すことで色が変化しチャンスを教えてくれた。
●カタパルト発進予告
次作以降にも継承された激アツ予告。「アムロ行きまーす!」の超名セリフとともに発生し、大当りの期待を高めてくれる。
●赤い彗星接近で信頼度急上昇!
原作のキーパーソン、シャアの通り名は赤い彗星。というわけで、赤系の予告が発生するとシャア登場の期待感が高まる。シャアの登場は、シャア専用MSリーチへの発展が高くなる、かなりのチャンスアップパターンだ。
スペック違い | |||
スペック | 大当り確率 | 連チャン性能 | 導入日 |
Y | 1/99.9 | ST | 2013年12月 |
YS | 1/150.3 | ST | 2013年12月 |
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『Y』『YS』ともに確率を甘くしたマシン。どちらも突入率100%のST機だ。導入日も同じで、ホールがプレイヤーニーズに合わせた方を設置した。
なお、この両機は大当り出玉が同じで、違いは(初当り&ST中の)大当り確率のみ。つまり単純に考えて『Y』に比べ『YS』の方が初当りが1.5倍少ない分、1.5倍連チャンする。
CRフィーバー機動戦士ガンダム-V作戦発動- スペック | |
タイプ | 確変リミッター |
大当り確率 | 1/199.8(通常時) 1/77.7(高確率時) |
ラウンド数 | 実質4or実質9or16R×9カウント |
確変突入率 | 100%/3回ワンセット |
賞球数 | 1&2&3&10&14 |
大当り出玉 | 約504or1134or2016個(払い出し) |
電サポ回数 | 100回転or次回まで |
導入開始日 | 2015年3月 |
確変突入率100%・3回リミットのライトミドル機。ただ、確変は次回まで継続するものの、右打ちの電チューサポートは100回転で終了することもあり、その場合は内部確変となる。
また、リミッター到達後は100回転の時短に突入し、ここで引き戻せば再び3回セットに突入するため、大量出玉が期待できた。
右打ち時のG-RUSH中は、演出を連邦軍モードかジオン軍モードから選択でき、前者を選べば前作を彷彿させるステージ攻略型の演出が、後者を選べば自らがシャアとなって、ガンダムとの一騎打ちを繰り広げる。
◆シリーズ初演出や特徴
●シリーズ唯一のギミック抽選
玉の動きでRUSH突入が決まるのがV作戦チャレンジだ。盤面内で玉と役物を使うのはシリーズで(現時点では)唯一のもの。
●次回大当りまで継続する電チューサポートあり
電チューサポートは必ず100回転で終了するわけではなく、次回大当りまで継続する∞G-RUSHもある。突入契機はG-RUSH最終5回転で、∞図柄が止まれば突入となる。
スペック違い | |||
スペック | 大当り確率 | 連チャン性能 | 導入日 |
Y | 1/78.0 | 3回ワンセット | 2015年11月 |
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甘デジの『Y』もやはり3回リミットタイプ。そのためか、初当り確率がシリーズの兄弟機を含めても最も高い1/78となっている。
CRフィーバー機動戦士ガンダム -LAST SHOOTING- スペック |
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タイプ | V-ST |
大当り確率 | 1/319.7(通常時) 1/56.9(高確率時) |
ラウンド数 | 実質6or実質10or16R×7or8カウント |
確変突入率 | 51%/100回転まで(ヘソ) 100%/100回転まで(電チュー) |
賞球数 | 5&1&3&13 |
大当り出玉 | 約611or1040or1651個(払い出し) |
電サポ回数 | 100回転 |
導入開始日 | 2016年3月 |
前作の変則スペックとは打って変わって、突入率51%/ST100回転・継続率約83%と、初代に近いV-ST機。大当り中は6Rと16Rの比率が1:1となっている。
特筆すべきはヘソ賞球が5個となっていること。当時はほとんど3個賞球だったため、遊びやすさが段違いだった。
また、原作の最注目感涙シーンを機種名に戴くだけのことはあり、ラストシューティングギミックはマニアならずとも必見であった。
◆シリーズ初演出や特徴
●ST中の隠しステージ増加
初代でもあったST中の隠しステージが追加された。MSV(モビルスーツバリエーション)バトルがそれで、パーフェクトジオングやザクタンク等の、TVアニメ未登場の機体とのバトルが楽しめた。
●ララァ&エルメス出現で大チャンス!
ララァが登場したら、どんなタイミングでどんな登場の仕方でもその時点で大チャンス。また、青or紫図柄揃いで大当りした際は、大当り中の演出が、彼女の乗るエルメスとのバトルとなり、撃破できれば見事ST突入だ。
●2種類の全回転リーチ
全回転リーチが2種類あるのは前機種もそうだったが、グラフィックの進化に伴い、本機ではより興奮するものとなった。ラストシューティング全回転とザビ家全回転、どちらもST突入濃厚となるプレミアムリーチだ。
スペック違い | |||
スペック | 大当り確率 | 連チャン性能 | 導入日 |
1/99.9type | 1/99.9 | V-ST | 2016年9月 |
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メイン機同様にV-STではあるが、通常時ヘソ当りの96%は時短30回転で、この間に大当りを引ければ晴れてG-RUSHに突入。G-RUSHはST25回転+時短69回転で、連チャン率は約77%だ。
CRフィーバー機動戦士Zガンダム スペック | |
タイプ | V確変ループ |
大当り確率 | 1/319.7(通常時) 1/128.5(高確率時) |
ラウンド数 | 3or6or16R×10カウント |
確変突入率 | 50%(ヘソ) 65%(電チュー) |
賞球数 | 4&1&3&15 |
大当り出玉 | 約450or900or2400個(払い出し) |
電サポ回数 | 100回転or次回まで |
導入開始日 | 2018年1月 |
演出のモチーフがこれまでの初代から、TVアニメ版の続編「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」に変更。スペックはV確変ループになり、シリーズで初めて1回の大当りで最大2400個獲得できるようになった。
原作の「Zガンダム」は飛行形態(ウェイブライダー)とMS形態があり変形するが、これを盤面上のギミックで完全再現。ウェイブライダーが登場した時点で、リーチの最終局面手前までは発展濃厚。ここでMSに変形すれば最終局面に発展する。もちろん最初からMS形態の場合もあり、この時は激アツとなる。
なお、TV版後期OP曲を担当した森口博子が、本機のために書き下ろされたオリジナル楽曲を2曲も歌っている。
◆シリーズ初演出や特徴
●確変中はバトル勝利で2400個
確変・BATTLE OF Z中は、敵MSとのバトル演出がメインとなっている。勝利すれば16R大当り濃厚で、敗北した場合は3R確変or通常当り。ちなみに、バトルの行方が演出の軸となっているため、バトル以外の当たりはすべて確変濃厚だ。
●2段可変ギミック・HYPER-Z
本機のギミックは非常に奥行きがあるように見えるのがポイント。まさに一世を風靡したプラモデルのように立体的に見える。これが完全変形するのだから、その技術力には舌を巻くほかない。
スペック違い | |||
スペック | 大当り確率 | 連チャン性能 | 導入日 |
Y | 1/119.81 | V確変ループ | 2018年6月 |
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時短突破型のV確変ループ機。ヘソ当り時の時短は50回転と100回転の2種類がある。時短中は、メイン機にはなかったオリジナル演出のシューティングチャレンジが展開され、ボタンを集めれば集めるほど敵撃破に期待できた。
確変は継続率約65%、確変中は約50%で16R当り(1120個)となるので、時短を突破できさえすれば甘デジとは思えないほどの爆発力を見せた。
Pフィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア スペック | |
タイプ | 1種2種混合 |
大当り確率 | 1/199.8(通常時) 1/7.622(特図2図柄揃い確率) |
ラウンド数 | 3or4or7or10R×10カウント |
時短突入率 | 100% |
賞球数 | 3&2&5&10 |
大当り出玉 | 約300or400or700or1000個(払い出し) |
電サポ回数 | 1or7or99回転 |
導入開始日 | 2019年9月 |
シリーズ初のP機となり、大当りの最大ラウンド数が10Rとなった。1種2種混合タイプの突破型だ。
本機最大の特徴は、残保留での大当りは時短99回転となるため、実質連チャン濃厚になること。特に初当り後は時短1回転+残保留4回に突入するが、保留の方が回転数が多いため、保留で大当りするチャンスが高い。またRUSH時は、右打ちが終わってしまう絶望感が強い状態で大当りすると、名実ともに嬉しさ2倍になるわけだ。
楽曲は、前作に引き続き今作でも森口博子がオリジナル曲を歌い上げる。しかも、ガンダムファンが感涙にむせぶ鮎川麻弥(TV版Zガンダムの前期OP曲のシンガー)とのデュオだ。
新枠・NEO STELLAの採用も当時話題となった。本機専用枠ではなく、あくまでNEO STELLAの採用が本機が初で、最新作『SEED』の新枠・フリーダム枠登場まで長くSANKYO枠としてプレイヤーに愛された。
◆シリーズ初演出や特徴
●逆襲RUSH中は5種類の演出を選択可能
逆襲RUSH中の演出は、シャア視点のものが2つ、アムロ(連邦軍)視点のものが2つ、ハロが主役となるものが1つの計5種類。基本的には任意で選べるが、前回大当り時にVストックがあった場合は、引き続き前回の演出のままとなる。
●残保留4回転は特別な演出
ゲーム性の肝となる部分だけに、残保留4回転の演出は特別感溢れたものとなる。初当り時はクライマックスアタックで、アクシズ落下を阻止する演出が発生。逆襲RUSH時は、大迫力のラストバトルが楽しめる。どちらも大当りすれば実質次回連チャン濃厚となる時短99回転・プレミアム逆襲RUSHに突入する。
スペック違い | |||
スペック | 大当り確率 | 連チャン性能 | 導入日 |
Light ver. | 1/99.9 | 1種2種混合 | 2020年3月 |
※スペックをクリックすると機種ページに飛びます
基本的には出玉性能が半分になり、初当り確率が2倍にアップした仕様。甘デジ兄弟機の王道的なスペックだ。残保留4個の特別感もそのまま。
演出面では、クェス・パラヤを前面に押し出した新規演出がいくつか追加されているので、クェスファンにはたまらない仕上がりとなっていた。
Pフィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン スペック |
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タイプ | 1種2種混合 |
大当り確率 | 1/319.7(通常時) 1/41.1(右打ち中実質確率) |
ラウンド数 | 3or10R×10カウント |
時短突入率 | 60%(ヘソ) 100%(電チュー) |
賞球数 | 3&1&5&15 |
大当り出玉 | 約450or1500個(払い出し) |
電サポ回数 | 0or10000回転 |
導入開始日 | 2021年8月 |
まだまだシマ単位で残っている台。初代ガンダムの「アムロ行きまーす!」に変わる、「それでも!」という名セリフをパチンカーに広めたマシンだ。
本機はシリーズ初の1種2種混合の転落抽選タイプ。そのため、転落小当りを引いても残りの残保留で大当りを引き戻す可能性もある。そうとは気付けない可能性もあるが、本機を打ち込んでいれば、何度かこの恩恵にあずかっているはず。これが確変転落タイプだと、残保留は初当り確率と同じになってしまう。
とにかく右打ち時の疾走感が特徴で、特に4連目以降の覚醒HYPER突入後の消化速度には驚かれた方も多かろう。特に拾いの悪い電チューではないのに、早すぎて保留の充填が追いつかないのは圧巻の一言だ。ちなみに連チャン率は約81%。
また、通常時の演出をカスタムできるのも、地味ながらシリーズ初となっている。
◆シリーズ初演出や特徴
●右打ち時大当りはすべて1500個
(デストロイorユニコーン)RUSH中の大当りはすべて10R・1500個。消化スピードとALL1500個パワーで、増える時にはあっという間に増えることになる。4連目以降はRUSHが覚醒HYPERになり、消化速度がさらにアップ。早い当たりが連続した時は、いつまで経っても賞球払い出しが続くのはご存知の通り。
●3000個濃厚の大当り
通常時ヘソ当りの約20%で10R+RUSHとなる。この時のRUSHは即転落がないため、実質次回大当り濃厚で、3000個もの出玉を獲得できる。初当りの時点で3000個濃厚となるのはシリーズ初だ。
●入賞時NT-Dランプフラッシュ予告
ヘソ入賞時に盤面内左下部のNT-Dランプが点灯したら、ランプの色と盤面全体のフラッシュパターンに注目。光り方や発展演出への細かな法則がある。このような液晶以外のランプやフラッシュパターンでのチャンスアップは過去のシリーズ機にまったくなかったわけではないが、明らかに本作はクローズアップされている。
スペック違い | |||
スペック | 大当り確率 | 連チャン性能 | 導入日 |
LIGHT ver. | 1/99.9 | 1種2種混合 | 2023年5月 |
※スペックをクリックすると機種ページに飛びます
初当り時は時短5回転+残保留4個の計9回転で1/19.1の大当りを目指す。突破できれば、以降は時短40回転+残保留4個の覚醒HYPERに突入する。
初回突破率は約38.4%とやや敷居が高いが、そのかわり突破しさえすれば、メインスペック機をも凌ぐ90.6%の連チャン率を誇る。
また、本機はシリーズで初めて遊タイムを搭載。遊タイムに突入すれば初当りが自動的に覚醒HYPERになるので、一発逆転のチャンスは大いに残されている。
パチスロ 機動戦士ガンダム スペック | |
タイプ | ART(5号機) |
ART初当り確率 | 1/293.6~185.0 |
機械割 | 97.2~113.3% |
導入開始日 | 2014年1月 |
ビスティによるパチスロ1作目『パチスロ 機動戦士ガンダム』はパチンコ同様、初代をモチーフとしている。
出玉は(擬似ボーナスも含めた)1セット33G+αのARTで増やしていくタイプ。途中ゲーム数を上乗せしつつ、残りゲーム数が0になるともれなく8G間の継続バトルが発生するのだが、この継続バトルがそのまま上乗せ特化ゾーンになることがある。
こうなるともちろんART継続濃厚で、次セット開始時には大量の初期ゲーム数を得られる。
●赤い彗星ZONE
劇中で「シャアのザクは普通のザクより3倍速い」との有名なくだりがあるが、これを再現したのが赤い彗星ZONEだ。突入すると上乗せ性能が3倍にアップ。上乗せ契機役のチェリーの出現率が3倍になり、また上乗せゲーム数も3倍になる。
●筐体下パネルが液晶画面に
下パネルが液晶になっている筐体は今となってはそう珍しくはないが、実は本機がパチスロ史上初。ストップボタン右にあるパワスロボタンを押すことで、白が基調のデザイン(ガンダム色)と、赤が基調のデザイン(シャア専用ザク色)を切り替えることができた。
パチスロ 機動戦士ガンダム 覚醒 ‐Chained battle‐ スペック |
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タイプ | ボーナス+ART(5号機) |
ボーナス+ART初当り確率 | 1/175.8~1/140.8 |
機械割 | 97.2~113.0% |
導入開始日 | 2016年1月 |
前作とは打って変わって、4種類のリアルボーナスを搭載。ARTだけではなく、これらのボーナスをいつ引くか、どんな局面で引くのかが非常に重要な仕様になっていた。
ARTは1セット40G(最低保証)+αで平均増加枚数は約1.5枚/G。消化中に特殊リプレイorレア役を引くことで継続率を上げることができる。もちろん100%の時点で継続濃厚で、これを超えた分は次セットに持ち越せる。
●ART初期ゲーム数を決定する3種類
継続バトル突破時は、次ゲームで追撃RUSH・連撃RUSH・双撃RUSHの3種類のいずれかが発生し、初期ゲーム数が決定される。最も大量ゲーム数獲得を見込めるのが双撃RUSHで、平均獲得ゲーム数は約120Gだ。
●ララァ覚醒モードで継続率大幅アップ
ART中、カットインからの逆押し赤BAR揃いでララァ覚醒モードに突入。5G間、毎ゲーム継続率上乗せが発生する。平均上乗せ継続率は約120%。
パチスロ 機動戦士Zガンダム スペック | |
タイプ | ボーナス+ART(5号機) |
ART初当り確率 | 1/429.7~1/297.9 |
機械割 | 96.9~111.0% |
導入開始日 | 2017年4月 |
パチスロ第3弾は「機動戦士Zガンダム」が演出のモチーフ。比較的引きやすいリアルボーナス(BB&CB)からARTに繋げるゲーム性だ。
ART(1セット40G+α)に突入すると、5G目にどの敵(キャラ&MS)と対戦するかが告知される。敵は全部で7人で、それぞれ弱点となる小役が異なる。例えば、ジェリドならベル、ヤザンならチャンス目を引けば大ダメージに期待できる。
敵を撃破できればそのセットはクリアとなり、次セット突入もしくは特化ゾーン(次セットのゲーム数を上乗せ)へと突入。撃破時点で残っていたゲーム数は次セットへ持ち越して加算される。
●最強の特化ゾーン・BATTLE of The-O
BATTLE of The-O(バトル オブ ジ・オ)に突入すると、保証1G、継続率50%で、毎ゲーム3桁ゲーム数を上乗せする。
●スペシャルCB・サイコガンダムデストロイ
CBが揃った時点でART突入濃厚となるものも。CBがサイコガンダムデストロイだった場合は、CBの8G間がそのままARTの上乗せ特化ゾーンの役割も兼ねる。
パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン スペック | |
タイプ | AT(6号機) |
AT初当り確率 | 1/344~1/240 |
機械割 | 97.7~108.1% |
導入開始日 | 2023年3月 |
途中外伝的作品を2機種ほど挟みながら、パチスロでは約4年振りとなる新作。時間経過に伴い、いきなり6.5号機(前作は5号機)での登場なので、出玉性能は前作と比肩あるいは凌駕する仕上がりとなっている。
ATは約2.4枚増加/Gのゲーム数管理型で、ミネバチャンスの存在が特徴的。
ミネバチャンスに突入すると必ず何らかの上乗せが発生。1G目は4種類(ゲーム数上乗せ、ユニコーンボーナス、フル・フロンタルバトル、覚醒ラッシュ)ある上乗せの内、どの上乗せになるかを成立役に応じて抽選。2G目で、ゲーム数上乗せだった場合はゲーム数の抽選をし、他の3種類だった場合はそれの告知をする。つまり、あらかじめ決定している上乗せの種類を見せる演出ではなく、ガチ抽選だ。
強力な上乗せ特化ゾーンは、フル・フロンタルバトルと覚醒ラッシュ。前者はレベルを上げていけばいくほど継続性能が上がっていくSTタイプのゾーンで、後者は突入した時点で99%継続だ。
●特殊天井でミネバモード突入
基本的に999G+前兆でAT突入(天井AT)となるが、約8回に1回の割合でミネバモード(ミネバチャンスのストック超高確率状態)に突入。天井からの一発大逆転を可能にしている。
●99%継続の覚醒ラッシュ
本機最強の特化ゾーン・覚醒ラッシュ。99%を誇る継続率が、誰の目から見ても分かるようなグラフィックになっている。要は1/100の転落抽選に引っかからなければ継続していくわけで、このあたり、パチンコの『Pフィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン』の、転落小当り抽選を想起させる。
原作アニメのストーリーを直接的なモチーフにしているわけではない、いわば外伝的な作品も2機種存在する。どちらもパチスロだ。
カードバトルパチスロ ガンダム クロスオーバー スペック |
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タイプ | AT(6号機) |
AT初当り確率 | 1/296.4~1/222.7 |
機械割 | 97.3~108.6% |
導入開始日 | 2019年10月 |
『カードバトルパチスロ ガンダム クロスオーバー』は、機種名の通り、カードバトルが繰り広げられる。「初代」「Zガンダム」「逆襲のシャア」の3作品がモチーフなので、カードでの戦いとは言え、作品の枠を超えたifのバトルが楽しめる。
タイプはAT機で、平均純増枚数は約4.3枚/G。1セット30G+αでセット継続を狙っていくゲーム性だ。5セットまで継続させると、6セット目以降は、一旦ATが終わっても次の周期抽選が優遇される覚醒モード突入に期待が持てる。
シャア専用パチスロ 逆襲の赤い彗星 スペック | |
タイプ | AT(6号機) |
AT初当り確率 | 1/1066.6~1/583.3 |
機械割 | 97.3~110.1% |
導入開始日 | 2020年8月 |
人気キャラクターのシャアを主役にしたマシンで、複数の作品にまたがって因縁の相手とバトルを繰り広げる。1Gあたり平均約8枚増加のAT機で、シリーズで随一の瞬発力となっていた。
AT初当り確率を見れば分かる通り、かなりの荒波台。それゆえ一部のファンから強烈に支持され続け、初登場から約3年が経過した現在でも、探せばまだまだある一台だ。
ここまでSANKYO&ビスティ社製の『機動戦士ガンダム』シリーズを紹介してきたが、それ以前にも他メーカーからガンダムとタイアップした機種が登場しているので、簡単に紹介していこう。
CRSDガンダムS(サミー 2000年2月)
大当り確率は1/318で、確変突入率&継続率50%の確変ループタイプ。
MSガンダム(ラスター 2002年9月)
集中とATを搭載した4号機で、集中とATに同時突入することもあり。
ガンダム(ラスター 2003年5月)
ボーナスのみの4号機。スーパーBIG・ノーマルBIG・REGで構成。
パチスロ「機動戦士ガンダムII~哀・戦士編~」(山佐 2007年12月)
ボーナス主体の5号機で、BIG消化後に78Gの完走型RTに突入。
パチスロ「機動戦士ガンダムIII~めぐりあい宇宙編~」(山佐 2009年7月)
ARTがメインの5号機で、ARTに突入すると次のボーナス中のバトルで敗北まで継続。
冒頭でも少し述べたが、こうして本特集を最後まで読んでみると、改めて機種ラインナップが多彩なことがわかる。特にスペック面が顕著で、同じようなものがほとんどないのは、シリーズ機が数多いだけに驚嘆に値する。
そんな中で登場した『Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED』は、やはり今までにない…つまり新しく、かつ驚異的な出玉性能を有している。これはもうヒットの予感しかしないがいかがだろう。
現在は各種サブスクの充実により、手軽にアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズを視聴できる。
ホールでも自宅でもガンダムづくしで寝る暇なし、というプレイヤーにとって嬉しい悲鳴状態を堪能するのも悪くない。
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