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HYO.

最高の右リールを自作しよう2022年版

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公開日: 2023/03/07

 

さて、このシリーズも遂に最終章です。2022年に登場したマシンのリール絵柄を勝手に切り抜いて、左そして中リールをこれまで作成してきました。今回は右リールです。

 

それでは早速ご覧いただきましょう。はい、どん!

 

 

 

 

うーん。なんかねー、あんまり納得がいってない。赤7と青7の周りはいいんだけど、他にもっと「この台でしかないオリジナル性」が欲しかった。欲しかったし、やろうとしたんですよ。でもね、ダメだったんです。

 

どんな配列にしても、左と中リールを変えないとパチスロとして成立しなくなっちゃう。

 

どういうことか?

 

小役と小役が同時入賞しちゃうんですよ。リプレイとベルだったり、ベルとスイカだったり。BIGとスイカが同時に入賞しちゃうパターンもありました。そんなの許されないんです。攻略法になってしまう。かつて4号機のコアがそうだったように。ベル成立時に変則押しをするとスイカも同時に入賞させることが可能、コイン持ちもボーナスの獲得枚数もアップするっていう、ね。そんなのキズじゃん、ね。

 

だから小役の同時入賞を避けながら、なんとかギリギリ許容できる配列がコレなんです。

 

うーん。小役が同時入賞したら何かしらの当選期待度が倍になる、ぐらいの仕掛けでも良かったのかなぁ? ベルを1枚にして、スイカは7枚みたいな。でもベルで1枚の払い出しとか嫌いなんだよなぁ。じゃあスイカを15枚にして、スイカ成立時のみ7枚払い出しのベルと同時入賞させることができるとか? うーん。まあ、パターンのひとつとしてはアリか?

 

いや、なんか美しくないよなぁ。

 

まあまあ、でもね。今出来上がったヤツでも十分楽しめると思うんですよ。ちょっと3本のリールを並べてみましょうか。はい、どん!

 

 

 

 

うん、わかりやすい。

 

まずスイカはハサミ打ちした時点で取りこぼしナシにしたかったんですよ。もちろんベルも、当然リプレイも。そしたら、まあ制限が凄くて。パチスロは最大4コマまでしかスベらせられないから、引き込み範囲内で配置していかなきゃいけない。

 

「ここにリべリとか入れるか!」

 

って思いついても、結局どこかでベルが引き込めなくなって1コマずらして、ずらして、そしたら他の絵柄もズラして…うわぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

 

ってなるんです。

 

じゃあ左と中リールを変えればいいんじゃないかって? そんなメンドクサイことできるか! どれだけ時間かかってると思ってんだ!

 

でもさ、赤7周りは結構いいよね? ここだけは譲れなかったのが、ゲチェナですね。左リールの上下段に7やV絵柄がある時は、右リール下段に赤7が止まったら2確にしたかったんです。それ以外はスイカorボーナス的な。やっぱりゲチェナは特別ですからね。

 

リールの切れ目になっちゃってわかりにくいんですけど、ゲチェナの上にリべリがあります。本当はここもスリスにして、左のスリスと右のスリスで美しいハサミ2確目を作ろうとしたんですけど、どうしてもベルが引き込めなくなっちゃうんで却下になりました。

 

でもリべリもいいよね。スリスと組み合わせれば2確だし、左リール上段青7なら小役ハズレになるし。悩んだのは右リールのスイカ・BAR・青7のトコロっすよねぇ。強くするか、そうでもないのか。僕はね、あんまり強くしない方がいいんじゃないかと思います。スベリ条件で強くするとか、そういう感じが良さそう。

 

例えば左リール上段青7ならば、右リールの下段に青7が止まっても2確にはならない。ただし、2コマ以上スベって止まったらスイカorボーナスとか。逆に右リール中段に青7が止まったら2確っていう方が燃えるよね。で、その出目からの青7BIGの可能性がある、と。そう、1枚役と特殊リプレイです。

 

そこなんだよなぁ! この配列から、1枚役と特殊リプレイの組み合わせをどうするのか、なんだよ。

 

絶対に欲しいのは左リールの赤7の上にあるベル(三尺玉)から始まる1枚役ね。左リールの枠内に赤7を狙って小役狙いをする場合、ベルが上段までスベってきたらベルor斜めスイカorボーナス。でも、ほぼベルです。小役が揃わなかったらリーチ目だけど、赤7を蹴ってるからボーナス、特にBIG期待度が下がってしまう。でも、ベル頭の1枚役があればそんな心配もない。だから絶対。

 

あとは何だろう、青7・リプレイ・リプレイとかね。それは特殊リプレイの方がいいかも。いや、1枚役でもいいけど。これを作っておけば、上段青7テンパイで2確→右リールに青7を狙うも揃わず、中段に停止する→チッ、ダメかよ→待て待て、リプレイランプ点灯してるぅぅううううううう!!!!

 

っていう。最高じゃん。あー、でも青リプリプだと他の出目が制限され過ぎちゃうかなぁ。そう、そうなんだよ。リーチ目を考える時は、ハズレ目も考えないとダメなんだよ。だって通常時の多くはほとんどがハズレ目なんだから。ハズレ目が汚い台はダメ。ハズレ目でも

 

「これがこうだったらリーチ目なんだよなぁ」

 

って思わせないと。想像させないと、リーチ目を。それが良い台の条件なんだから。

 

さて、今回の3本のリールが完成したワケですけども。自分でこの台のリール配列を100点満点で採点したいと思います。

 

 

83点、かな。

 

やっぱ右リールはもう少し遊びたかった。

 

いやぁ、でもメーカーのリール配列を作る人って本当に大変なんだなって思った。いつも勝手にあーだこーだ言って申し訳ないなって思った。ここに演出も絡むワケでしょ? そんでゲーム性も絡んでくるワケでしょ? それで手直ししてたら、いつの間にか全然違う配列になっちゃったりしてさぁ。大変だよ、本当に大変。

 

演出かぁ。リプレイの可能性が下がる予告音と遅れ、あとは2リールの時点でベルの可能性がなくなる演出があればいいかなぁ。うーん。ダメだ、演出まで語り出したら、1ヵ月分の文字量が埋まってしまう。それはまた、別の機会で。

 

ByHYO.

 

※追記

最後に見直していて気付いたのですが、ベルとスイカが同時入賞してしまう箇所がありました。さて、それはどこでしょう? 探してみてね。僕は今、死ぬほど落ち込んでいます(笑)

 

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