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公開日: 2022/09/15

 

 先日、ツルッパゲの父親が自宅で白目を剥いてぶっ倒れたと母親から連絡がありまして搬送先の病院に駆けつけました。餅は餅屋といったところでしょうか。医師から説明を受けたのは残念ながら長男の私でなく医師である弟だったので、病名も余命も分かりませんというか、肝臓に問題がありそうとだけ聞かされたのですが、ICUで酸素マスクを装着した父親の顔色がスーパーで売られているイカ刺しくらい白かったので、もしかするともう既に死んでいて、私が見たのはオバケだったのかも知れません。冗談ですけど。

 

 

※老人なのでイキってはいませんが、ハゲ具合は大体こんな感じです。

 

 

 牛一頭丸ごと食える、銀座の女全部食えるが口癖でしたから、昔は生前の勝 新太郎くらい元気があり余っていたのですが、10年くらい前に前立腺癌を患いキンタマが1個になったあたりから大人しくなりました。去勢すると大人しくなるというのはなにも動物に限った話ではないようです。

 

 ただ、そうは言っても75歳。とりわけ、ここ数年は食も細くなり、米軍の捕虜になった日本兵みたいに痩せこけていたのでいつ死んでもおかしくないとは思っていました。それ故、私も心の準備だけは常にしておこう、妹と遺産相続で揉めないようにしよう、実家の押し入れにしまってある高級カツラだけは私がもらおう。そんなことを考えていたのですが、実際にぶっ倒れた父親の姿を目の当たりにするとやはり心中穏やかではないというか、桑田佳祐じゃないけど少し悲しい気持ちになります。

 

 三時間くらい病院にいたでしょうか。家に帰る前に父親の様子を覗きにいったら、私になにか伝えようとしているのですが、酸素マスクをしていたこともあり、ちょっとなにを言っているのか分からない。父親の口元に耳を近づけてみると、かすかにこう言っているように聞こえました。

 

「ボ、ボ、ボクは………」

 

 そのあとに続く言葉は恐らく「死にましぇん」。大丈夫、アンタまだ当分死なないよ。

 

 

※なんの因果か、父親が病院に担ぎ込まれたのは9月9日、救急の日でした。

 

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