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塾長

サンボと少年と可能性

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公開日: 2022/12/01

 

 愛の力については懐疑的。その手の話は私にとってジャスミンティー同様、眠り誘う薬でしかありませんし、聞きたくない、止めて欲しいをアピールするため、いつもより大きめのあくびをかましますが、愛の力はひとつも信じていなくても7のチカラと音楽の力は信じています。

 

 外科医が手術室でクラシック音楽を流したり、清原がバッターボックスに向かう際に長渕剛のとんぼを流したり、多重債務者が闇金で借りた金を返せないときヴァン・ヘイレンのジャンプを聴いたりと、音楽の力によってポテンシャル以上の力を発揮できるような気になるというのは割とよくある話だと思います。ちなみに、私は以前、パチ屋に行くときは必ず内藤哲也のスターダストを聴いていましたが、毎回ポテンシャル以上に負けるので、この説はあながち間違っていないように思います。

 

 

※気持ちを落ち着かせるために聴いていたというのもあります。トランキーロ、あっせんなよと。

 

 

 少年は中学一年生から高校二年生までずっとアホでした。成績は常に学年ワースト5に入る東京屈指のアホだったので将来的には西日本最強のアホとして知られるカゼクモジ女史と組んでIWGP世界タッグ王者を狙うものだと思っていましたが、さすがにこのままではいけないと思ったのか、高校二年生の春に猛勉強を開始するとどういうわけか成績がアップ。結果、上の下クラスの私大法学部に合格し、中の下クラスの元オサセ、分かりやすいところで言うと山崎ひびきみたいなスケのキッタネエケツを追いかけているそうです。

 

 

※経緯は忘れましたが、木内先生と後楽園ホールで新日本プロレスの試合を観戦。それ以降、少年はずっとサンボを聴いています。

 

 

 アホの少年がぼちぼち有名な私立大学の法学部に合格できたのは自分の力も多少はあると思いますが、それとは別にもうひとつ、サンボマスターのドラムス木内先生とふたりでプロレスを観に行ったのを機にサンボの楽曲を聴くようになり、そこで「可能性」と出会ったことも大きいと言っていました。挫けそうになったとき、可能性を聴いて俺はダメじゃないなと自らを鼓舞した結果が今に繋がっているとなれば、やはり音楽の力は偉大と言うほかありません。

 

 

※可能性に限らず、ミラクルをキミとおこしたいんです、できっこないをやらなくちゃなど、サンボの楽曲は前向きで元気の出る楽曲が多いです。

 

 

 その話を聞いて、私も挫けそうになったときはサンボの可能性を聴くようになったのですが、つい先日、新鬼のゴミ台を打って開始二時間で投資40本。このまま定時まで打ったら10万負けは確実という状況でツイッターを開いたらサンボの木内先生からこんなリプがすっ飛んできました。

 

 

 

 

 ダメじゃない、終わらせんな可能性、そう心の中で何度も呟きながらさらに40本突っ込んだ結果、8万負けたと聞いて「なにが音楽の力だ、バカバカしい」と揶揄する向きもありましょうが、10万負けが8万負けで済んだのですからやはり音楽の力は偉大。そう断言していいように思います。って、バカか俺は。

 

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