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塾長

気持ち悪くないですか?

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公開日: 2024/09/07

 

 

 

 いまどき、化粧男子は普通だと聞いて驚いています。興味のない他人が死のうが、生きようが、別段、知ったこっちゃないし、多様性が叫ばれて久しい昨今でもあるので他人の価値観にはなるべく口を挟まぬよう、否定も肯定もせぬよう心掛けているのですが、やはりこれだけは言わせて欲しいのです。化粧男子が普通という世界線は明らかに異状。デイヴィッドのボウイだかシルヴィアンだかを気取った勘違い野郎がスポットを浴びるのは目黒鹿鳴館のステージ上だけにして欲しいのです。まったく、白いファンデなんぞ顔に塗りやがって小梅太夫か、キサマは。

 

「この令和の時代にそんなこと言ってんの父さんと千鳥の大悟だけだよ」

 

 もう恥ずかしくて仕方がないのです。百歩譲って赤の他人であれば半笑いで済む話というか、実際、パチスロ必勝ガイドの新人男性ライターが日常的に化粧していると知ったとき、心の中で思い切りバカにしていましたし、仕事でもプライベートでもかかわることはやめておこうと誓いましたが、これが血の繋がった息子となると、さすがに看過するわけにも行きません。あばれはっちゃくじゃないですけど「父ちゃん、情けなくて涙出てくらあ」であります。

 

「ファンデだけじゃん」

 

 本人曰く、使っているのはファンデーションのみ。競艇じゃないほうのBTSに憧れているわけでも、昔のヒムロックになりたいわけでもないとのことでしたが、息子の両の目にもちょっとした違和感を覚えたので、じっくり目を凝らしてみると、あろうことかあるまいことか、瞳はダイアモンド。冒頭の「映画色の街」という歌詞の表現はさすが松本隆といった感じではありますが、松田聖子は恐らく本題とはまったく関係ないので話を戻しますと、あのガキ、カラーコンタクトなんぞ入れていやがったのです。

 

「別に普通でしょ」

 

 いや、全然普通じゃない。少しでもかわいく見せたい、加工しまくって誰だか分からなくなった写真と実物とのギャップを少しでも埋めたいと考える中の下クラスのブス演者であれば普通なのかも知れないし、そうした涙ぐましい努力の上に彼女たちの生活が成立していると思えば理解できなくもないが、やはりどう考えたって日本男児がするものではない。そもそも、そのカラコンの購入費用はどこから出ていると思っているんだと、動画収録のオープニング以上に声を張って怒ったところ、こう返されました。

 

「なるほど、カラコンだけに目の色変えて怒っていると。そういうことですか」

 

 

 

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