服装の被りについて
記事一覧へ公開日: 2024/12/06
今週は現場仕事とデスクワークに明け暮れ特にこれといった出来事はメンヘラ気狂い女のカラオケを延々聴かされる気狂い女王歌謡祭に行ったくらい。ここでご披露できるようなネタもなかったのでさてどうしたものかとずっと思案を巡らせていたのですが、ありました、ありました。先日、当コラムで取り上げて欲しいテーマをXで募集した際、実に興味深い内容の投稿がありました。これぞまさに渡りに船、蟻の門渡に船といったわけで今週はそれについて書かせて頂きます。まずはこちらも投稿をご覧ください。
※ありがとうございます。助かりました。
ジル・サンダーについてあれこれ蘊蓄を傾けるとただでさえ低い私の好感度がさらに下がるのでドイツ出身のブロッケンJr.みたいな女性ファッションデザイナーで得意技はベルリンの赤い雨とだけ言っておきますが、ジル・サンダーの服はとにかくシンプル。ワンチャン、私でも作れそうな服ばかりなのに胸元にロゴの入ったTシャツが七万超とかなり値が張ります。ちなみにサンダーではありますが、バックプリントに3連V絵柄はプリントされていませんので念のため。
※ガタガタッと好感度が下がる音がいまハッキリと聞こえました。
服被りは私もたまにあります。つい先日も少年のカーディガンを借りて収録現場に行ったら、カメラマンが色違いの同じカーディガンを着ていたということがありましたし、業界では有名な性獣ライターとまったく同じ服を持っていたことをXに上がってくる写真で知ったことも多々あります。ただ、ここは気まずいではなく、趣味の似ているパレハ、仲間だと考えるのはどうでしょう。要するに一心同体少女隊、どこかで鉢合わせたらさっと身を隠すのではなく堂々と「俺たち以心伝心梅屋シンですね」と語りかけ、がっちり握手。ヤルことさえしっかりヤレば仲間意識が芽生えるかも知れませんし、二人で仲良く阪急メンズ館に買い物に行く日が来るかも知れませんし、さらに言うならあのふたりは付き合っているのではないかと町内で噂される可能性もあります。
※二人でこれを着ていれば完璧。もう間もなく発売開始となりますので暫しお待ちを。
それ故、被っていても構わない。ヤルことさえしっかりヤレれば被っていてもまったく構わない。そういう意味では、仮性包茎もファッションも同じと言えるので細かいことは気にせず前を向いて、皮を剥いて元気に歩きましょう。
※中武先輩も言っていました。特に冬は寒いから被りがちだと。
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