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ノリオ

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公開日: 2015/05/27

ハナビは左上段にドンボーイを狙うとリーチ目が分かりません。いや、分かりませんというのは嘘ですが、ハサミ打ちで右下段に七停止の2確師匠、上段にドンボーイないし七停止の小役ハズレ型くらいしか知らないので基本的に左上段にはいつも暖簾を狙っています。

 

 既にご存知の通り、左上段に暖簾を狙う、いわゆる暖簾DDT打法は右をフリー打ちして、氷がテンパイしたときのみ中にも氷を狙う手順になります。風鈴と氷のダブルテンパイハズレ系や右下段に七停止、中段ラインに「風鈴・リプ・リプ」、左枠上に暖簾停止で小役揃わずなど、様々なリーチ目が出現するわけですが、ケツの穴、俗に言うケツメドがキュッとなるのはやはりこの停止形でしょう。

 右リール「暖簾・リプレイ・俺」、通称ノリオ。中リールにエイッと氷を狙ってハズれたら、その時点でボーナスが確定するバカアツ目なのですが、斜め氷の確率は設定1・2で約1638分の1、設定5・6で約1489分の1です。ボーナスの合算確率は設定1でも172.5分の1ですから、ハズれてくれなきゃ困るというか、揃ったらオシッコジャージャー漏らして最後にブルブルッて震えていいレベルだと思います。余談ですが、この右ノリオ停止からの斜め氷テンパイ。美術的観点から言っても相当なものだと思います。メトロポリタンやルーブルに展示してあってもまったく違和感ありませんからね。

 

 ところが、この日はどういうわけか、斜め氷が揃う、揃う。ノリオに限らず、とにかく斜め氷が揃いまくり。台に「おいおい、どうした。家でなんか嫌なことでもあったか」と問いかけてしまうくらい斜め氷が揃う、言うなればナメコ祭だったのです。

  しかし、そんな残念な状況の中でもノリオは裏切りませんでした。下にある写真をご覧になればお分かりのように斜め氷がハズれてボーナス確定。斜めに氷がテンパイするたび中に氷を狙い続けた苦労がようやく報われた、今日ですべてが終わると泉谷しげるみたいなことを考えたのですが、案の定でした。

左上段に暖簾を狙い続け、バカアツのノリオ停止で魂を振るわせた結果がバケ。核兵器、和式便所の次にこの世からなくなって欲しいと思っているバケが出てきやがったとくればもはや完全に流れなし、台のやる気もまったく感じられません。詰まるところ、やる気に満ち溢れていたのは俺だけ。暖簾に腕押しとはこういうことを言うのでしょう。はい、おしまい。

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