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塾長

本当の意味での勝ち

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公開日: 2015/09/23

午後2時からの実戦取材と聞いた時点でもう勝ちも夏も恋も諦めました。打ち手がお宝台をポイする店なら5万枚出してやろうとの気にもなりますが、ほとんどの客が小役を数えているような店ですからね。如何にして勝つかを考えるのではなく、如何にして負けを抑えるか。これを考えた上で立ち回る必要があります。

 

 しかし、そうは言っても俺だってちょっとは勝負したいじゃないですか。いきなりJで毎ゲーム7狙いもないじゃないですか。ブドウの払い出し音がいつも長くて好奇の目に晒されるのはイヤじゃないですか。だからいつも午後からの実戦では投資の上限を決めて勝負します。AT機とART機は2万まで。それを超えたらJに逃げる、或いはトイレの個室に籠城しツムツムをやると決めています。

 

 この日はまどマギでチャンスゾーン終わり狙い。スイカからのチャレンジ突入率が最低設定のそれを大きく下回っているとの情報を隣でタコ出しする御仁に聞いたので毎ゲーム「フリーズ引け、バカ」と叫びながらレバーを叩いていたんですが、20本の上限を超えてなおARTにはかすりもせず。ボーナス確率も獲得枚数も極悪のJを打っているようでした、いや、ビッグ1回で100枚取れないことも間々ありましたから、完全にJに負けています。

 

 いつもならここで終了。諦めたらそこで試合終了ですよと言われても諦めるんですが、困ったことにリール右上の換気扇が黒い煙をバンバン吸い込みやがるんです、大昌苑の無煙ロースターかって突っ込み入れたくなるくらい吸い込みやがるんです。そして遂にこうなったんですからもうヤメられませんよね。

 投資の上限を500億ドルに設定し、再度、台と向き合ったところ、43本入ったところで液晶にキュウベエが出てきやがったんで思い切って大トロを注文したらバケ揃い。ここまでのボーナス振り分け、ビッグ2のバケ7を考えたら当然の結果ですが、このゲーム数じゃ全然足りません。フザケンナ、バカ野郎です。

 もう帰りたくなりました。リプレイばっかり引きやがった己が右腕を牛刀で切り落としてやろうかと思いましたが、このARTが思いの外、伸びてちょい浮きで実戦終了。結果的に相撲にも勝負にも勝ったわけですが、本当の意味での勝ちを確信したのは俺が台を離れた瞬間。ウロウロしていた上級者らしき若者がマッハの速さで俺が打っていた推定1の下皿にタバコをブン投げた瞬間です。はい、おしまい。

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