勘が冴えわたる
記事一覧へ公開日: 2016/01/14
今年になってもなにひとつ変わっちゃいない。先週のコラムでそう書きましたが、すみません、今年になって変わった点がひとつありました。どうやら俺、勘が鋭くなったみたいです。
鈴虫の整った眉毛を見て私生活になにか劇的な変化が訪れたこともそれとなく察知しましたし、変態本気丸という女性ライターの追っ掛けの病みツイートを見て、こいつはマジでヤバイ野郎だとすぐに分かりましたし、さらに言うなら凱旋は1480Gを超えたら24G以内に当ることも年始に言い当てました。なにかこう、今年に入ってから、この後はこうなるというのが分かる瞬間があるのです。
ただ、今日は負けそう。これに関しては勘が鋭くなったというのとは少し違います。俺の場合、スロの負けはダイヤに乱れなしであり、平常運行であり、前戯抜きの正常位であるわけですから、勘が鋭い云々の話でなく日常としたほうがしっくりきます。私が変わった、勘が鋭くなったと言っているのは負けに至るまでの流れ。これが打っている最中に突然見えるのですが、変なクスリには手を出していないので念のため。
この日もそうでした。3回目のBCを消化して通常画面に戻った瞬間、これは行くと思いました。グーでボタンを押している自分の姿が、アッターキタと言いながら発狂している自分の姿がハッキリと見えたのです。するとどうでしょう、案の定、次のBCはお約束の天井。それを察知したから272Gからゲーム数カウンターの写真を戦場カメラマンのように撮り続けたわけですが、それで台移動して勝ったならまだしも、粘り倒して4万負けましたからね。いくら勘が鋭くなったといっても、それを上手く活用できないのであればまるで意味がないと思うのです。はい、おしまい。
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