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人格者中武一日二膳の突然変異

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公開日: 2019/09/11

 中武一日二膳先生をご存じでしょうか。まさか知らないという方はいないと思いますが、念のため説明しておきますと中武先生はパチスロ必勝ガイドを主な取引先とするフリーのライター。業界でも屈指の目押しマスターとして知られ、先生から目押しを取ったらタバコとボンヤリしか残らない、いや、すみません訂正します。タバコとボンヤリと鉄道しか残らないと言われています。

 

 

 

 

 そんな中武先生は王貞治以上の人格者としても有名です。俺はかれこれもうこの業界で二十年近く仕事をしていますが、中武先生、イトシン先生、嵐先生、チャーミー女史の悪口や悪い噂はただの一度も聞いたことがありません。まあ、裏を返せばそれ以外のライターは俺も含めてほぼ全員悪口を言われているということになりますが。

 

 

 

 

 決して感情を露わにすることなく常に穏やかで笑顔を絶やさぬ蛭子能収のようなイメージの中武先生ですが、それはパチスロを打っているときも変わりません。以前、来店で行った地方のホールでゴッドを打ち、周囲がドン引きするくらい負けていたにもかかわらず、遊びにきてくれたファンひとりひとりに丁寧に対応していたという話を、そのとき同行していたディレクターから聞いたことがあります。これぞまさに人格者の振る舞い。2万で半ギレ、5万でガチギレして包丁を振り回すどっかのバカライターに中武先生の恥の垢を煎じて飲ませてやりたいです。

 

 

 

 

 先日、中武先生と一緒に収録をしてきました。例によってハーデスで負けていたのですが、そこはやはり人格者。下皿にションベンをするわけでなく、台を取り外すわけでもなく、いつものように淡々とレバーを叩いていたので、軽くイジっておこうと声を掛けたところ、一体どうしたというのでしょう。この日はいつもの中武先生ではありませんでした。

 

 

 

 

 怒気を帯びた顔つきで私のほうにキッと顔を向けると、これまでハーデスに受けた酷い仕打ちの数々を突然語り出したのです。ただ、そうは言っても収録ですから、これはいつもと違う自分をアピールするための演出だろうくらいに思っていたのですが、いつもとは明らかに様子が違う。ようやく射止めた超犬を雑に、地域一番のブスを抱くよりも雑に消化すると、その直後に引き当てたゴッドを高速フリー打ちで揃えて突然の号泣。この情緒不安定さたるや、試合に負けて花道を引き揚げて行くスタンハンセンのそれ以上です。

 

 

 

 

 人格者突然変異の理由はふたつ。元号が変わってからゴッドでバカみたいにヤラれていて実際かなり頭に来ていたというのがひとつ。そしてもうひとつは四十路を超えたあたりから何故か急に怒りっぽくなったと。キレて騒いで最後に泣いて……かなり面白い収録にはなりましたが、よくよく考えてみるにそれって世間をザワつかせている暴走老人と同じですよ、アニキ。

 

 

 

     

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