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塾長

オジサンなのにヤングさん。

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公開日: 2020/09/10

 この業界で活躍するライターやタレントは全員尊敬しています。お会いしたことのない方や名前を知らぬ方も含めて尊敬していますというのはすみません、嘘です。バーで私を待つ間に4500円のウィスキーを勝手に注文しやがった○虫君のクソ野郎だけはひとつも尊敬できるところがないので対象から除外させて頂きますが、基本、私は他人に対して無関心。波風立てたくないので、とりあえず全員尊敬しているということにしておいてください。

 

 五十路を過ぎてなおヤングと名乗るヒロシヤング先生は尊敬して止まない先輩ライターのひとりです。特に仕事で頻繁に絡むわけでなし、ハワイにふたりで不倫旅行する間柄でもなし、派閥に属している議員でもないので正直言って、そこまで深い仲とは言えないのですが、思っていることの半分も言えぬ引っ込み思案な性格の私にしてみれば、後先考えずになんでも言うヤング先生は、なにかこう頑固な昭和の政治家の匂いがするというか、ハマコーみたいな感じがして見ていて実に気持ちがいいのです。もっとも、後処理を担当するヤング先生の会社スタッフにしてみれば複雑な心境だと思いますが。

 

 それと早稲田卒だけあってやはり頭がいい。なにげない会話の中で「ガザ地区」なる言葉がポンと出てくるあたり、ノリ打ちでポンという番組を12年やっているだけのことはあります。この頭の良さ、盗めるものなら是が非でも盗みたいと思っているのですが、それ以上に盗みたいと考えているのはヤング先生の音楽の知識です。私も守備範囲は相当広いつもりですが、ヤング先生はそれ以上。ロックであれ、ソウルであれ、私が投げた球を見送ることは、ローマ教皇が裏垢でキリストを罵るくらいあり得ません。必ずこちらが期待している以上の剛速球を返してきますから、知識量に関しては間違いなく業界イチ。将来、音楽のような風に吹かれたい私はこの業界イチの知識量を盗みたくて仕方ないのです。

 

 

 

 先日、そのヤング先生から賭け麻雀(賭けるのは金銭でなくプライド)のお誘いを受け、よく番組で見る事務所にお邪魔しました。入ってまず驚いたのはCDの枚数。恐らくカチカチ君がないと数えられない、いや、端から数えることを諦めたくなるほどの大量のCDが事務所の壁一面を覆い尽くしているのです。また、壁に飾られたアーティストの直筆サイン入りレコードも凄い。とりわけ、ジョージ・クリントンのサインはクリントン元大統領のサイン以上に価値があるので、それを持っているというのはとても凄いこと。足立区と葛飾区の双方を持っている以上に凄いことなのです。

 

 

 

まさにマニア垂涎、宝の山。なるほど、ヤング先生の豊富な音楽の知識のルーツはここにあるのかと妙に納得した次第ですが、私塾長、麻雀が終わって帰るときにいけないとは思いつつも事務所のセキュリティ状況をそれとなくチェックしてしまったということは、盗みたいものが知識からなにか他のものに変わったということでしょうか。

 

 

 

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