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塾長

盛ったらダメですか?

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公開日: 2020/10/02

 この仕事をしていると「あ、これは盛っているな」と思うことが多々あります。まったくのデタラメではなく、事実に少し話を盛って人に聞かせたり、文字に起こしたりすることで期待していた以上の盛り上がりを見せることは少なくありませんから、盛る分量さえ間違えなければ、ほとんどのケースはいい方向に作用するように思います。テレビのバラエティ番組がその好例と言えましょう。

 

 

たとえば、プロ的な立ち位置で仕事をしている方の年間収支。正確な額を発表している方も多くいらっしゃるので全員が全員盛っているわけではありませんが、本当は100万しか勝っていないのに、それでは示しがつかないという、負けの老舗には理解し難い理由で本来の勝ち額に200万盛った300万を年間収支として発表している方もいます。正直、税務署のことを考えたら盛るのでなく、そこは少な目に発表したほうがいいように思うのですが、そもそも私が興味を抱いているのはプロと呼ばれる方々の年間収支でなく、それに対する納税額です。確定申告書を見せてもらえないとなると、もはやどうでもいい話なので対外的にはバンバン盛っていただいて構わないと思います。

 

 

 

また、この手のコラムも話を盛ることがよくあります。ひとつの文章を興味深く、最後まで読んでいただくために脚色を加えたり、途中で退屈しないようポイント、ポイントで下ネタを織り交ぜたりというのは割とよくあること。いや、常にやっていることだと過去に自分が書いた連載やコラムを読み返して思いました。嘘でもヤラセでもなく、あくまでも脚色なので反省はしませんが。

 

 

 

私の古い知り合いにそうした「盛り」が許せないという真面目な男がいます。彼は見栄を一切張らず、若い頃からいつも等身大なので身長を訊かれたらミリ単位で答えるし、年収や身に付けているものの値段を訊かれたら1円単位で答えるし、以前、月給の話をしたときに私が「嘘だろ」と言ったら、翌日に給与明細をファックスで送りつけてきた超がつくほどの真面目男。つい先日も十数年振りに一緒に行ったサウナで私のコラムに変な言いがかりをつけてきました。無料のコラムしか読んでいないくせしやがって。

 

「盛った話はフィクション。悪い言い方をすれば嘘だからな。お前は嘘つきだ」

 

 そういう意見もあるということは分かった。しかと肝に銘じておく。だが、今まさにサウナの脱衣所で自らのチンコを軽く揉んで実物以上に大きくみせようとしているお前がそれを言ったところで説得力はないに等しいように思う。

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