おはこんばんちは!どーもケンタです!
先に言っておきます。
完全にバズりました!!バズってますよ!何がバズったかと言うと、
DMMでついに1位をとりましたよ!!
並みいる強敵を押し退けて!!
あっDMMはDMMでも本業の方ですけどね。
この日、全AVの中で僕の撮った作品が1番売れたんですよ。
ハンパネーと思いませんか?
しかも、別のサイトでも1位!!
どれだけ凄いことかと言うと、
『木戸修がIWGPヘビーとインターコンチのベルトを奪取した!』
というレベルの凄さなんですよ。
つかの間の二冠王、そして、DMMブログも1位をとって三冠王になりたいですな。
売上と比例するようにパチスロの調子も良くなってきてまして、
久しぶりに凱旋が優しくしてくれてホクホクだったんですけど、鬼のような債権者達からのシュプレヒコールが掛かってきて全て没収されましたよ。
SNSは債務者には向かないツールだと心から思いました。
修羅のような感じでしたね、LINEが。
今回は哀しみが強すぎるのでバリクズ裏話はお休みして、今までのAV撮影で修羅だった話をしますね。
決して、ネタ切れとかバリクズ最新話が上がってないからとかじゃないですからね。
もう一度言います、
ネタ切れじゃないですからね。
それでは、ちょっとシリアスだけど盛り上がる至極の修羅の撮影話をどうぞ!
マジで1ミリも盛らない本当にあった話です。
【修羅 新宿さくら通りでロズウェル事変】
あれは、新宿の宇宙センターに『アイアムコニシキ』があった頃なので約8年前の話ですね。
当時の僕は新宿でナンパものの撮影をよくやってました。
今でこそ大学生とかサラリーマンとかが飲んでいる歌舞伎町ですが、5年前まではまー普通にアングラな近寄り難い街でしてね。
何故そんな近寄り難い街だったかと言うと、
『892+1(数字は足して読んで)がバリバリ幅を効かせていた』
んですよ。
しかも892+1だけじゃなくて、
黒人の路上〇春をまとめている奴がコマ劇場の前のマリオンクレープを食べながら、裏で客を引いてた奴をボコボコにしたり、ケータイで出会い系を見ながら公衆電話で連絡とりあう女子がいたり、道路で普通に自宅トイレよろしくしちゃうホームレスが居たり、裏カ〇ノでイカサマして店員に道路を引きずりまわされてる奴がいたり、北斗晶にそっくりな35歳の露出MAXなたちんぼ(のちに僕は友達になる)、等々が居て本当にカオスな街でした。
そして、そんなカオスを束ねているのが絶対的な権力者でありルールブックの892+1。
僕も僕でその頃はバキバキに尖っていたので、
その日は新宿ペペ前のマックで声かけるのが飽きて、宇宙センターからさくら通りを繋ぐ小道で声かけの撮影をしていたんです。
先輩ディレクターの指示を聞くために耳にワイヤレスイヤホンを入れて、手には堂々とカメラを持って細かいミーティングを女優さんとしてカメラを回したんですよね。
ナンパ物のAVを全員が見ていると仮定して話を進めたいのですが、あれって大体後ろから声をかけてそのあと顔が写るっていうスタイルじゃないですか
こんな感じで。
実際に撮影が始まり、
『僕が手を上げたら小道をグイグイ進んで、左手に11チャンネル、右手に深海魚が見えた辺りで声をかけたら止まってね!』
てな感じで手をあげて、僕は女優さんが歩くのを確認してカメラを片手に後ろを歩くと、今まで味わった事の無い感覚が。
何て言うんですかねー、ふわって空を飛んだみたいな、地面が斜めになるような、景色がスローモーションになるような感覚を味わいましてね、
このまま倒れるのかなー?って思ったら、スローモーションが終わり急に景色が戻るような感覚。
この感覚は一生忘れないですね。
何故そんな事になったのかと言うと答えは簡単、
『892+1に右側面からおもむろに大外刈をくらい、綺麗に両足が浮いたところを、左から別のお友達ががっちりと腕を掴んで地面に両足を戻した!』
からなんです。
?マークが恐ろしく頭に浮かんでる所に一言、
『なーに勝手にうちのシマの前で撮ってるわけ?』
さくら通りに向かう横道が昨日俺の知らないところで、沈黙の艦隊よろしく独立国を宣言してパスポートがマストになったとしたら意味が解る。
でもそうではなく、この人の言ってるシマとは島(アイランド)ではなくシマ(縄張り)何だなと気づきましてね。
気づくと同時に無情にも、耳につけているワイヤレスマイクから聞こえる先輩からの、
『ワッハッハッ!ケンタヤバイねー。俺女優と逃げるから後は頼んだー!!』
俺達は逃げるけどもお前は個人でどうにかして、と。
この時点でオールブラックスばりの男達に両肘をガッチリと押さえられて、一緒にハカを強制される寸前ですよ!
どー逃げるんだよ!と思っていると先輩と女優はもうロフトプラスワンのはるか先に…。
『とりあえず事務所行くぞ!』
と言う怒号で目の前の状況を再確認。
事務所って響きは良いですよ?
でもそこで待っているのは確実にお茶やお茶菓子ではなく、もっともっとイカツイケモノフレンズが出て来るのは明白ですよ。
ここで3択です。
どーするのが正解でしょうか?
1
『とりあえず助けを呼ぶ』
2
『大人しく事務所についていく』
3
『ケンタはアントニオ猪木、ヒクソングレイシーと同じ関節がダブルジョイントで人より可動域が広く、するりと両肘を抜いて走って逃げた』
想像して下さい。
1の助けを呼ぶを選択するとします。
これがちょっとした並の人ならいざしらず、相手は892+1ですよ?
誰も助けに来ない上に騒がれたら即事務所に連行でthe endですね。
2の場合どーでしょう。
ワンチャンですよ、892+1の方々は元々大の映画好き、
足を洗ってプリティーウーマンの様な映画を撮りたかったが撮影の知識は皆無で、カメラの事を習いたい所にちょうどカメラを持った僕が通り掛かったので、
高倉健ばりの不器用な彼らは上手く説明が出来ずに僕を事務所に連れて行こうと両肘を抱え込んだ…。
ワンチャンどころか確実にノーチャンですね。
仮に彼らが映画好きでもプリティーウーマンと言うよりも仁義なき戦いシリーズがバイブルな彼らですよ。
これも事務所にてthe end。
3の場合どうでしょう?
てか、そもそもダブルジョイントとはなんだと言う方に説明しますと、
通常のヒトの関節の可動域より、先天的にその限界を超えて可動域が広いこと。そのような先天的に通常人の限界を超えて関節の可動域の広い人を「二重関節の持ち主」という。
アントニオ猪木、ヒクソングレイシーが関節技が決まらないのはこのせいなんですね。
まさかそんな都合の良い話があるわけ…
あったんです。
まさか僕もアントニオ猪木ばりのダブルジョイントの持ち主。
1度決まってる関節を一気に引き抜き、そのまま鬼のダッシュを決めて逃げられたんです。
そりゃそうでしょ、
力を入れずにおもむろに手を抜き走り去るなんて、押さえてる方は思いますか?
抜いてしまえば向こうは茫然自失ですよ。
僕は僕でこのまま捕まったら更にめんどくさいことになるので、城門に向かう慶次ばりのダッシュ。
上手いこと無事に逃げられたお陰でこのブログも書けてると思うと、本当に自分をダブルジョイントで生んでくれた母はグッジョブですね。
捕まったら本当に何があったか今でも解らないですからね。
あのときは本当に修羅だったなー、
ちなみにもう一度言います。
『薄めてはいるけども、全く足してない実話』
だと言うことを。
そして、そのとき鮮烈に覚えてる『アイアムアコニシキ』のARTの名称が、
『巨大化モード』
つー安直感はどーにかならなかったのかと今でも思いますね。
次回に続く。