押忍!サラリーマン番長
記事一覧へ公開日: 2014/08/26
来月9/8より、ついに『押忍!サラリーマン番長』が導入開始となります。
5号機屈指の名機である番長2の後継機ということで、何かと話題の本機。すでに何度か試打させて頂いているのですが、現時点での個人的な評価は「間違いない」といった感じで、導入を今や遅しと待っています。
もちろん、実際にホールで打ってみるまで正当な評価はできない、というのは百も承知です。試打での評価は高かったものの、いざ導入されてみると大ゴケ…っていうのを何度も目の当たりにしてきましたからね。
ただ、サラリーマン番長に関しては、その可能性はかなり低いように思うんです。
今まで色んな機種の後継機を触ってきましたが、やはり後継機のヒットは「進化」と「継承」のバランスが鍵を握っています。変わりすぎていてもいけないし、変わらなさすぎても目新しさがなくてつまらない。
そういう意味で、このサラリーマン番長は後継機としてのバランスが非常に秀逸なんですよね。
とはいえ、不安要素が全くないわけではありません。
どうやらこの機種、10ウン万台以上売れているらしく、さすがにそれは多すぎなんじゃないかなぁと思うわけです。
下手したら、秘宝伝の二の舞になりますって。マシンの出来は決して悪くはないものの、入れ過ぎたがためにあっという間に閑古鳥…ってのはホント勘弁してもらいたいです。
もちろん、大量導入が必ずしも悪いことだとは言いません。
入れたら入れたで大事に使えばいいだけの話ですから。
しかし、もしもホール側が「いっぱい入れたからさっさと機械代回収しなきゃ」ってな感じで、初っ端からブッコ抜きにかかるようであれば、いかにサラリーマン番長といえど苦戦を強いられるでしょうね。
今の打ち手はシビアなので、最初に嫌なイメージを植え付けられてしまうと、もう触ることすらしなくなる可能性も大ですから。
というわけで、全国のホール店長さん、もしくは設定を決める権限をお持ちの方々。
サラリーマン番長は長期的な目でみれば機械代なんていくらでも回収できますので、どうかお願いだから、大事に使って下さいな。
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