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諸積ゲンズブール

期待値

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公開日: 2016/01/04

年末年始は回収営業。これについてはゴールデンウィークだかお盆だかのブログでも書いたかと思いますが、大型連休の設定配分は基本的にシブくなりがちです。

しかし、全く勝てないかといえばそんなことはなく、今はゾーン・天井狙いという、理論的には絶対負けない素敵な立ち回りがあります。

 

止まっちまったら溺れてしまうろくでなしブルースの葛西よろしく、ホール内を回遊魚のようにウロウロしながらハマリ台を探す。機種によって狙い目は異なるものの、1000Gもハマっていればほとんどの機種が「期待値」はプラスでしょう。

期待値でメシは食えねぇと某塾長氏は仰いますが、サムネのようなハマリ台が落ちていればよっしゃよっしゃと飛びついて、今夜はすき焼きよと家族に電話の一本もしたくなるものです。

 

しかし、食う側ではなく食われる側、つまりハイエナされる側になってしまうと、当然ながらすき焼きどころか餅すらも食えなくなってしまいます。

 

残念ながらサムネのゲーム数は、拾ったのではなく自分でハメたもの。たいして時間がないのに期待値マイナスの600Gあたりから打ち始めてしまい、気がつけば1000Gを越えていたのです。

その結果、僕の背後には何人もの葛西が「止まれねーんだよ」と言いながらウロウロしはじめ、このままじゃヤメられない、ヤメた瞬間にパワースラムを決められるぞという状況に陥り、ヤメたいとかヤメたくないとかプラスだとかマイナスだとかではなく、ただただ10円玉の仇をとるために意地になって打ち続けました。あ、10円玉曲げたのは川島か。

 

その表情に鬼気迫るものを感じたのか少しずつ回遊魚の数は減り、こちらもやっと落ち着いて打てるぞと、いや、このあと予定があるから決して落ち着いてはいられないぞと、天井到達よりもとにかく早く当たってくれと願っていましたらば、1000をこえて200Gほど回したところでバケ。

天井云々ではなく当たってくれたことにとりあえず安堵しましたが、よくよく考えてみればこの日打っていたのはハナビだったわけで、設定1でもフル攻略なら負けないといわれているハナビで年末に2万も負けました。

 

 

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