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諸積ゲンズブール

先駆者

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公開日: 2016/03/15

化物語にラブ嬢、新しいところでは北斗強敵と、今でさえ当たり前のように差枚数管理のAT機がホールで活躍しておりますが、その先駆者であるのがこの『パチスロキン肉マン〜キン肉星王位争奪編〜』であることを皆さんお忘れではないでしょうか。

正確にいえば、完全に差枚数管理というわけではありません。VSゼブラはベルナビ回数管理ですし、最も盛り上がる場面であるVSフェニックスはゲーム数上乗せ型の継続率管理。差枚数管理なのは、ART突入時に戦うマリポーサのみです。

友情パワーがMAXであれば、ベルでちょいアツMBでアツアツ、チャンス役なら+33枚以上の上乗せが発生することも珍しくありません。 チャンス役で+33枚と聞くとちょっとショボく感じるかもしれませんが、その分押し順ベルやMB中のベルでも頻繁に上乗せしますし、上乗せ発生時には勝利期待度がアップすることもありますから、捉えようによっては今の機種にありがちな「チャンス役引いてアレ引いてアレの最中にコレ引いて…」みたいなヒキも必要ないわけです。

 

なのになぜ、この機種がヒットしなかったのでしょうか。

通常時は強チェリーor中段チェリーが成立すれば最低でも25%でART当選という北斗ライクな感じだし、ART中は対戦相手によってシステムが変わるというすべてのART機のいいとこ取りな感じであるにもかかわらず、当時は全くといっていいほど注目されませんでした。まぁ、導入台数はそこそこ多かったので、メーカーとしては「ヒット作」になるのかもしれませんが。

 

僕は元々この機種が大好きでかなり打ち込んだため、世間一般でのイメージと多少ズレがあることは重々承知です。初代キン肉マンが好きだった方からすれば、これじゃねぇ感もさぞ強かったことでしょう。

しかし、このキン肉マン2の素晴らしさ、今ならきっとわかってもらえる。そしてそれを伝えることが僕の仕事だ、当時はわかってもらえなかったけれど今ならきっと共感してもらえるはずだと、パチテレでやっている『TAI×MAN』という番組でキン肉マン対決をやりたいとディレクターに懇願したら、やるわけねぇだろバカヤローと一蹴されました。

ま、そりゃそうだよね。マリポーサ、強すぎるもの。ムリポーサだもの。

 

 

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