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諸積ゲンズブール

肉じゃが

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公開日: 2016/07/18

得意料理は肉じゃがです。

初対面の女子にそんなことを言われたら、こちらの期待は否が応でも高まります。リバウンドを制する者はバスケを制すという言葉があるように、料理の世界でのそれは何を隠そうこの肉じゃが。料理という名のコート上では、肉じゃがはマイケルジョーダンと化すのです。

 

ではパチスロ界でいうところのリバウンドは何なのか。僕が思うに、それはボーナスタイプです。

ジャグ系やハナ系を除いたボーナスタイプ、例えばビーマックスが得意だという人がいるとしましょう。得意機種はビーマックスですと初対面で言われれば、たった一言、その一言でコイツはタダ者ではないぞと、一流プレイヤーの匂いを感じとることができます。

制御がどうだのスベリがどうだのと、パチスロの基本であり全てでもあるこれらの要素が詰まったボーナスタイプを自信をもって得意だと言い切れる人がパチスロ弱者であるわけがありません。ボーナスタイプを制する者はパチスロを制すのですから。

 

ところが、僕はその手の機種が得意だと、胸を張っていえる自信がありません。

何コマスベったのかなんてある程度しかわからないし、ビタ押しどころか2コマ目押しですらたまにミスる。ミスが怖いから映像仕事でビーマックスやクランキーを打つ気になれず、何かの間違いで目押し成功しちゃった時にはカメラに向かってついついドヤ顔を披露したくなってしまいます。淡々と打てる人に、私はなりたい。

 

そういう意味では、北斗将は非常に良い塩梅だといえます。目押しもそこそこ重要だけどそんなにシビアなものは要求されず、スベリコマ数がわからなくても演出である程度判断できる。それでいて歴としたボーナスタイプなもんですから、何となくパチスロ強者になったような気にもなれるのです。

 

そんなわけで、やっとハナビに変わるボーナスタイプが出てきてくれたことにちょっとだけ安堵しております。朝イチAT機→ダメで逃げのハナビ、ってのが割と定番というか、つまらない流れになりつつありましたから、今後はハナビと北斗将の二枚看板で、パチスロ強者を気取りたいと思います。

 

得意機種は北斗将です。

うん、悪くないね。

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