ストッパー
記事一覧へ公開日: 2016/08/08
人は良いことがあると自分の実力や運のおかげだと宣うのに、悪いことがあると周りや環境のせいにしがち。パチスロで例えるならば、天井直前のクソ当りがその最たる例でしょう。
今まで全然仕事しなかった中段リプでガンガン霧が出始めたかと思ったら、1500Gを迎えようかというところで奇数が揃って犬50。こんな経験、誰だって一度や二度ではないはずです。 本当は悪いことばかりじゃなくて良いことも起きている、低設定なのに設定8くらいの確率で初当りを引きまくって更にはGODまで絡んで一撃数千枚なんてことも何度かあるはずなのに、それはすっかり自分のヒキだとか運だとかで片付けといて、天井を犬に蹴られた日にゃあやれ遠隔がどうだの天井ストッパーがどうだのと、自分以外の何かのせいにしてしまいがちです。
たしかに、言いたいことはわかります。新装直後は出過ぎるとか、逆に高設定でも全く出ないとかっていう事例があったりと、正直、最近のパチスロは内部で何をやっているかわかりません。こんなことを言ってしまってはアレですけれども、僕は解析数値も全てを鵜呑みにはしていないくらいですから。
そう考えると、いわゆる天井ストッパーってのもないとは言い切れません。通常時に低確率と高確率の概念が存在するくらいですから、もしかしたら天井手前になるとそういう状態になるよう仕掛けられているのかもしれません。 ただ、確証のないものをいくら議論しても答えは見えてこないし、それに対して打ちながらイラつきを覚えるのもバカらしいでしょう。
だから僕は最近、天井ゲーム数を野球に例えています。天井が900Gの台があるとすれば、1〜100G間が1回裏、101〜200G間が2回裏、というふうに。
そうすれば、例え801〜900G間で理不尽な当たりに見舞われても、「いやぁ、仕方ないね。もう9回裏だもん。そりゃ大魔神出てくるよね。佐々木投入するよね」と自分に言い聞かせ、納得することができます。
その昔、シーズンを通して防御率0点台だったこともある佐々木のフォークは、そう簡単には打てません。140キロであの落差ですから、並のバッターでは当てることすら難しいでしょう。
だから皆さんも、もう天井手前で当たってもイライラしないで、佐々木が出てきたと思えば気が楽になりますよ。低確率モードに高確率モード、さらには佐々木モード。あると思います。
ライター・タレントランキング