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諸積ゲンズブール

競争意識

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公開日: 2016/09/20

運動会のかけっこで順位をつけることを非としたり、ノルマや予算などが存在しない会社があったりとなにかと競争意識が失われがちな日本ですが、こと自分の周りに限った話であれば、競争意識の高い人間が揃っているような気がします。

我々の仕事は所属している媒体はそれぞれ違えど各々が個人事業主のようなものですから、自らの力で仕事をとらなければ食いっぱぐれてしまうのは自明の理。限りあるパイを無数に増えていく人間達で取り合っているのがこの業界の現状であり、そうなると大なり小なり自ずと競争意識も芽生えるのでしょう。

しかし、そういった意識が芽生えるのはどうやら我々だけではなく、収録や来店実戦に遊びに来てくれるお客さん達もある意味で競争をしているようです。まぁ、パチンコ屋という場所においては誰しもがいい台に座りたいという願望があるため競争意識が高いのは当然といえば当然なのですが、ここでいう競争とは台取り合戦でもヒキ勝負でもなく、差し入れ。我々が頂く差し入れのことを指します。

 

僕はとある番組をキッカケに差し入れでペヤングを頂くことが多くなり、先日もいつものように大量のペヤングを頂戴したわけですが、その件を当日の夜におこなわれたニコ生でネタにしましたらば案の定翌日の収録でも大量も大量、1週間かけても食べきれないほどのペヤングを頂きまして、その中には1人で全種類のペヤングを用意する人もいれば、ビート板くらいの大きさのペヤングを持ってくる人もいました。ちなみに、ニコ生では「ペヤングはかさばるからいらない」とハッキリ申しました。押すな押すな的なやつじゃなくて。

 

個人的に、差し入れをSNS等にアップしたりするのはどうも差し入れを催促しているようで気が引けるのですが、デカいペヤングや珍しいペヤングなんかはもう完全にネタ。俺のペヤングをネタにしてくださいと言わんばかりに差し入れを渡されるわけですから、そうかそうか、だったらこっちも応えなきゃなとツイッターに投稿しましたら、これがどうやら差し入ラー(差し入れをくれる方々)の火をつけてしまったようでして…。

ペヤングに留まらず一平ちゃんや焼きそば弁当(北海道限定?)をくれたり、カップ焼きそばばかり食べていては体に悪いと特保シリーズの飲み物をあるだけ買ってくる人がいたりと、もうしっちゃかめっちゃか。差し入れを頂けるのはありがたい、非常にありがたいのですが、だいたい皆さん半笑いで渡してきます。

 

そして、極めつけは何といってもピザ。実戦中に急にスタッフから外に連れ出され、おいおいなんだよ、仕事中だぞと思いながらついていくと、店の外にドミノピザの店員さんが立っていまして開口一番「諸積ゲンズブールさんにお届けものです」と言われたもんですから、ピザ屋さんに諸積ゲンズブールと呼ばれた気恥ずかしさと、パチ屋の外で荷物を受け取る小っ恥ずかしさが入り混じりながら受け取ると、そりゃあ美味しそうなM寸のピザが入っておりました。

 

面白い。たしかにピザの差し入れは斬新で面白い。競争意識の低い今の日本において、これだけ自分をアピールしつつ、他の差し入ラーに負けたくないという気持ちがビンビンに伝わってくる、そんな人種が存在したことに日本の未来も決して捨てたもんじゃないなと感じたわけですが、そんなのどうでもいいからピザは勘弁してください。ありがたい。ありがたいんだけどね。

 

 

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