設定示唆演出
記事一覧へ公開日: 2016/10/11
今時のスロッターは見切りが早い、高設定を入れても打ち切ってくれないと嘆いているホール店長に救いの手を差し伸べるかのように、最近のパチスロにはやたらと設定示唆演出が盛り込まれています。
たしかに、数年前のイベント規制により特定日や特定機種を煽ることはできなくなりましたし、営業中だろうと営業後だろうと設定公開も禁止となりました。
その影響で打ち手はいつどこでどの機種を打てば勝率が上がるのかわかりにくくなり、よしんば自分の台が良さげな挙動だったとしても疑心暗鬼になってしまう人も数知れず。無論、本当に上手い人にとってはそういった状況こそが美味しかったりするのでしょうけどね。
わからないのならば教えてあげようじゃないか。まるでパチスロがそういっているかのように、やれ6確やらシゴロ確定やらと景気のいい写メをツイッターなんかでよく目にするのですが、たまに、おいおいパチスロちょっと待てよ、そんなん教えられてもどうしようもねぇよといった設定示唆演出を見かけます。
それは、設定2もしくは設定3以上確定演出。
個人的にはシゴロ確定ですら余計なお世話、4なんていらねぇよ夏と思いながらパチスロを打っておりますゆえ、この手の演出は6確、あるいはゴロク確定のみでいいと思っていました。
ところが、ここ最近はゴロクどころか設定2以上を台が教えてくれるようになりまして、以前にも増してメーカーが打ち手ではなくホール目線になってしまっているような気がしてなりません。
設定2で何ができますか?
設定3で嬉しいですか?
そりゃあ1じゃないだけマシかもしれないし、設定3なんて世の中にそうそうないのだから設定3以上確定演出が発生しただけでそれなりに期待できるのかもしれません。 しかし、僕がホール店長であればそういった機種は他の機種より設定2や3を多用するだろうし、そうなるとこれらの演出には何のありがたみもなくなるわけです。
もうね、そんなんならいっそのこと設定1確定演出を盛り込んじゃいなさいよ。エヴァARTの6確くらいの頻度で発生する1確演出を。
設定2以上だとか設定3以上だとか、打ち手にヤメさせないようにするための設定示唆演出なんていりません。
それよりも、打ち手がスパッとヤメれる設定1確定演出を搭載する勇気あるメーカーが現れることを、心底願っております。
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