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諸積ゲンズブール

女々しくて

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公開日: 2016/11/06

あの子は元気かな、今はもう見知らぬ誰かと一緒になっているのかななんて、過去の恋愛を思い出して一人物思いにふけるのは決まって男。女性はある程度の時が経過したあとに過去の男を思い出すことなんてそうそうないといいますが、男性はワケもなく昔の女を思い出して、懐かしさに浸るなんてことは珍しくありません。 無論、そこには特別な気持ちや未練があったりするわけではないのに。

付き合っていた頃はそりゃあケンカもしたでしょう。今現在一緒にいないということは、とどのつまりお互い気持ちが冷めてしまったからに他なりません。なのに…だのに過去を美化し、楽しかった日々ばかりを思い出しては、アイツいいヤツだったな…なんて独りごちて昔を懐かしんだことのある人は決して少なくはないはずです。

 

この感覚、パチスロでいうところの懐古厨に似ているような気がします。

昔の機種にコテンパンにやられたことだってあるくせに、やれ今の機種は勝てないだのツマラナイだのと連呼し、むやみやたらに現在を否定し過去を懐かしむ。まぁ、今カノを否定して元カノを肯定しているわけではないのでそういう意味では冒頭の話とは異なりますが、必要以上に過去を美化してしまうという点ではあまり変わらないでしょう。

 

純増2枚なんてかったるい。ボーナス込みで純増1.5枚のART機なんて打てるかよと、今の時代を否定したくなる気持ちもわからなくはないのですが、よくよく考えてみると5号機中期はそんなマシンばかりでした。

むしろ5号機が一番盛り上がっていたとされている時代のメイン機種は新鬼武者に初代エウレカ、蒼天の拳と、今とさほど変わらないスペックが多いのです。

高設定の勝率だって今の時代はよほど低いイメージではありますが、僕自身、新鬼武者の6で6万負け、蒼天の6で8万負けたことだってあるわけで、そう考えると単純に昔は良かった…なんて言えないのではないでしょうか。

 

過去は過去。今は今。

過去を懐かしむことは決して悪いことではないけれど、美化したところでいいことなんて何一つありません。そりゃあ時代と共に多少の変化はあるでしょうけれども、結局は自分自身が順応し、今を生きていかなければならないんだなと、懐かしさのあまり北斗救世主ばかりを打って先月マイナス20万超えを叩き出してしまった僕は思うわけです。

女々しくてツライよ。

 

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