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パチンコ・パチスロブログ

諸積ゲンズブール

公開日: 2016/11/15

決して目押しは得意なほうではありませんが、そうはいってもこういう仕事をしているわけですから当然苦手というわけでもなく、標準も標準、2コマ目押しくらいなら滅多にミスることはありませんし、ビタ押しだって大してプレッシャーのかからない場面であればそう失敗することはありません。

 

だからでしょうか。先日、とある来店実戦でハナビのビッグ中にビタ押しをバッタバッタと決め続ける僕に、若者が話しかけてきたのです。「諸ゲンさん、ビタ押しのコツを教えてください」と。

 

繰り返しますが、僕は決して目押しが得意なほうではありませんし、そういったキャラで売ったこともありません。正直、コツと言われても…と思いましたが、せっかく若者は僕を頼ってくれているわけですし、そういったコミュニケーションも仕事のうちですから、ここでつっけんどんな返しをするわけにもいきません。

とはいえ、コツはなんだと問われてもこちとら経験と感覚でやっているだけ。適切なアドバイスが思い浮かぶはずもなく、しばらく黙りこくってしまいました。

 

コツ…。コツ、ねぇ…。

 

30秒ほど経ってからでしょうか。頭をフル回転させアドバイスを考えている僕に、1人のパチスロライターが浮かんだのです。

 

そのライターとは、パチスロひとり旅でお馴染みの名波誠さん。

何を隠そう、僕がパチスロにハマるキッカケをつくってくれたのがこの名波さんであり、パチスロの仕組み、勝ち方を学んだのがパチスロひとり旅でした。その名波さんが先日、このDMMぱちタウンブログでビタ押しのコツについて触れていらっしゃったのを思い出したのです。たしかその時、名波さんは絵柄を全体で捉えるのではなく、絵柄の一部の線、あるいは絵柄の一部の点に目線を合わせることでビタ押しの成功率がアップするのではないかと仰っていたと記憶しています。

 

よし、それだ!

恩師のアドバイスを思い出した僕は、まるで自分の言葉であるかのように「赤7を全体で見るのではなく、もうちょっと細かい部分を目印にすればいいよ。たとえば、赤7に付いている鉢巻きとかね」と伝え、そのアドバイスになるほど大きく頷いた若者は、さっそく自分の台に戻りこのアドバイスをもとにビタ押しを実践しはじめました。

 

するとどうでしょう。先ほどまではビタ押しどころかブラジル押しに近かった若者の目押し力がグングン上がり、都合4回目のトライでビタ押しに成功することができたのです。

 

まだまだ課題があるとはいえ、アドバイスにより若者がコツを掴んだのは言わずもがな。人生初(?)のビタ押しを成功させた若者は満面の笑みで僕のもとに駆け寄り、やりましたよ諸ゲンさん、あなたのおかげでコツを掴むことができましたと狂喜乱舞していたのですが、あろうことかそのタイミングで僕はリプレイハズシをミスりまして、その瞬間、若者の顔から笑みが消えました。

 

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