番長3
記事一覧へ公開日: 2017/04/25
絆一辺倒の状況に嫌気がさしていると、いつぞやのブログでそんな風なことを書いた気がしますが、番長3の登場によりようやっとその状況が変わりつつあるようです。
全国各地、どこのホールに行っても基本的に朝イチは絆から埋まる。稀にバラエティが人気だったり沖スロが埋まったりするホールもありましたが、八割方…いや、九割は絆から埋まるホールばかりで、正直なんとも面白味がないなぁと思っていました。個性がないというか何というか。
もちろん、絆がいい機種であることは認めています。出玉性能に設定推測の難易度と、どれをとっても素晴らしいバランスであることは疑いようのない事実です。そしてその事実がある以上、ホールとしてはそこに頼らざるを得ないということも重々承知しています。
けれどやっぱりそれじゃあね…。
そんな中、番長3の登場ですよ。いや〜、久しぶりに見ました。朝イチ、当たり前のように絆より先に埋まる機種を。中古価格は100万を超え、すでに増産も決まっているようですので恐らくこの勢いは本物でしょう。
とはいえ、低設定のキツさは尋常じゃありませんから、慎重に店の状況を見極めないと機種の面白さもわからぬうちに大火傷を負ってしまう可能性もなくはありません。
「少数設置よりも10台前後設置している店のほうが設定状況が良い!」なんて使い古された当たり前のフレーズを使うつもりは毛頭ありませんが、高設定が割と素直に反応する(最近の機種にしては)ようなので、一昔前のボーナス+ART機のようにスランプグラフである程度の設定状況は見抜けそうな気がしています。
言うまでもなく、今の時期に番長3をアケていないホールはクソ店です。絆から世代交代を果たせる機種がやっと出てきたというのに、それを大事にできないようではそのホールに未来はないでしょう。先を見据えているのであれば、上手に使わざるを得ない機種なのですから。
ここ数年、非常に代謝の悪かったこの業界に突如現れた救世主とも言える番長3。どうか大事に使って頂きたいものですね。
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