遺伝子

芸能界なら千原兄弟、野球界なら新井兄弟と、この世には兄弟という間柄ながら同じ業界の中で活躍する方々がごまんといます。

一番の理解者でありながらライバルでもある、そんな彼らは、兄あるいは弟の存在を一体どのように思っているのでしょうか。

兄ちゃんと共演したくはないですね。

こう話すのは、この度DMMぱちタウンの専属タレントとしてパチタレデビューを果たしたオモダたくみ君。「オモダ」という特徴のある名前からピンときた方もいると思いますが、何を隠そう、彼はパチスロライターであるオモダミンCさんの実弟なのです。

なぜ共演したくないのか。その理由を聞くと、一言「怖いから」という答えが返ってきました。

誤解のないように言っておきますが、この兄弟は普段から非常に仲が良く、連絡を取り合うどころか未だに遊んだりするほどの間柄です。

そんな彼がなぜ兄に対して怖いなどという感情を持つのかといいますと、どうやら幼少期の兄弟ゲンカが原因となっているようで、彼にとって兄は常に怖さを感じる相手であり、やはり兄はいつまで経っても兄であるとのこと。

もちろん、その「怖い」という感情は恐怖心からくるそれではなく、まるで父親のような、どこか愛情を感じる「怖さ」なのでしょう。だから共演したくないんだと話す彼の姿を見て、兄弟の絆のようなものを感じました。

そんなたくみ君が、この度DMMぱちタウン内の動画、『旬台リアル』にて実戦動画デビューを果たしました。実は僕も共演者として出演しまして、彼の初収録を一部始終隣で見ていたのですが、さすがに緊張していたようで、目は泳ぎ言葉は詰まり、なかなか思い通りにはいかなかったようです。

しかし、それも当然といえば当然。最初から堂々と淀みなく喋れる人のほうが珍しいわけだし、これを糧に彼が成長していければいいのですから。

それよりも、収録ホールであった「ユーコーラッキー」を何度も言い間違え、「いやぁ、英語苦手なんですよね」と呟いた彼が、今後どう活躍していくか見ものです。うん、やはりキミはバカの遺伝子を引き継いでいるぞ。