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パチンコ・パチスロブログ

諸積ゲンズブール

プロフェッショナルの出で立ち

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公開日: 2017/11/11

まだ11月に入って3分の1しか過ぎていないというのに、今月の負けはすでに10万円オーバー。高設定で出し切れなかったり両隣りが6だったりと、パチスロバイオリズムは下がる一方で、いっそのこともうパチスロやめて博多で焼肉屋でも始めようかと思うほどです。

こういう状態に陥ってしまうと何を打っても負けるような気がして、本来、ワクワクドキドキの時間であるはずの開店前でもテンションはいっかな上がりません。凱旋に座ればオハ天単発、転生に座ればリセットA、だったら相性重視で政宗2だとそっちにいけば、奥州ボーナスの連打でスタートラインにすら立たせてもらえず。一体、何を打てばいいのでしょうか。

 

 

よし、上手い人のマネをしてみよう。初見のホールばかりでクセや傾向なんてわからないんだから、とりあえず上手そうな人についていってみよう。そうすれば、強い機種や推し機種にありつけるかもしれない。

 

スランプ脱出にはそれしかないと、開店前、店内配置図よりも先に上手そうな人を探し、その人についていくという戦法をとることにしました。行き着いた先がたとえ自分の嫌いな機種であったとしても、このまま闇雲に攻め続けるよりよっぽど勝率は高いでしょう。

 

するとどうでしょう。ジャージのセットアップにクロックス、マスクに季節外れのメッシュキャップと、これぞ完全にプロ、まさに現代のプロと言わんばかりの出で立ちをした若者三人衆がいるではありませんか。これでセカンドバッグを持った親分らしき男がいれば完全にプロ軍団だったのですが、この三人はどうやら軍団という雰囲気ではなく、各々がこのホールを根城とし、稼いでいるようです。

 

ほどなくして開店の時間を迎え、予定通り三人のあとをついていくと、辿り着いたのはバジリスク絆のシマでした。絆といえば、ここ数年プロ御用達のマシンとして知られておりますから、やはり僕の狙いは間違っていなかったようです。
イチに絆、ニに絆、サンシも絆、ゴも絆。東西南北、どこにいっても絆推しという現状に少々げんなりしているということはいつだかのブログで書きましたように、僕は絆があまり好きではありませんが、設定状況、設定推測、そして高設定の安定感とどれをとっても現行機の中でトップクラスだということはわかっています。好きではないとはいえ背に腹はかえられませんから、ここはいっちょ、絆でスランプ脱出といきますか。

 

青異
青異
青同
BT
赤異
青異
青異
青異
赤同
BT
赤異
青異
青異
青異

 

やってやるぞと打ち出すと、出てくるのは青頭寄りで異色ばかり。同色中に上手いこと巻物を引き当ててBTに入れても伸びやしない。むしろ、巻物を引けずに同色を活かせていなかったら何スルーしていたことかわかりません。絆を好きではないとはいえ、そこそこの経験値はありますから、これが6ではないことくらい僕でもわかります。

 

あぁ、今日も負けか。また負けてしまうのか。頼りの絆もダメだったなら、時間までどうして過ごそうか。あの三人も早々に絆を見切っていなくなったようだから、今日はあまり状況が良くないのかもしれないな。

 

そんなことを思いながら虚ろな目をして店内を徘徊していると、てっきり帰ったものだと思っていた若者三人衆が死んだ魚のような目をしてスーパーリノを打っておりました。どうやら僕は、台を見る目を養う前に人を見る目を養わなければならないようです。

 

 

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