禁煙ホール
記事一覧へ公開日: 2018/10/22
来たる2020年東京オリンピックに向けて、どっかの都知事があれやこれやと点数稼ぎに思いつきの提案ばっかりするモンですから、なんで開催国の国民が一番窮屈な思いをしないといけないんだよバカヤローと、普段、政治とスポーツの批評はツイッターでやってはいけない108のことの一つだと心に決めている僕も、ついつい呟きそうになってしまいます。
暑さ対策だったりボランティア問題だったりと、いくつもの問題点を抱えている東京オリンピックですが、受動喫煙対策もその一つ。これにより屋内は原則禁煙となり、もちろんパチンコ屋も例外ではありません。魚群が流れてさぁ一服…という光景が見れなくなる日もそう遠くはないのです。
東京都だけでなく全国的に喫煙者の肩身が狭くなる中、既に全席禁煙としているパチンコ屋もありまして、先日、初めて(多分)禁煙のホールにお邪魔しました。
正直言って僕はこの問題、どうでもいいんです。だって元々タバコ吸わないんだもの。むしろ、咥えタバコジジイや灰飛ばしキッズがいなくなると思うとせいせいします。服だってタバコ臭くならないですしね。
ただ、喫煙者としては当然吸える店のほうがいいでしょうから、そうなると集客にどう影響するのか……。
なんて心配をしながらホールに向かうと、朝から400名オーバーの大行列。しかも開店後は30分足らずでパチスロコーナーが満台になる盛況ぶりで、パチンコ屋の禁煙問題はどうやら杞憂に過ぎなかったようです。
喫煙可能だろうが禁煙だろうが、結局大事なのは状況。禁煙の飲食店でも味が良けりゃあ客足が途絶えないように、禁煙のパチンコ屋でも状況が良けりゃあ人は集まる。
それがわかったのはこの日の大きな収穫だったのですが、アテンドのおっちゃんが全席禁煙をいいことに喫煙所に入り浸るもんですから、なんかあっちゃあ呼びに行き、なんかあっちゃあ呼びに行きを繰り返すのが、面倒臭くてたまりませんでした。
というわけで都知事、次は受動おっちゃん対策もお願いします。
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