サ道
記事一覧へ公開日: 2020/03/03
随分とご無沙汰しております。ゲンズブールです。
そんなにしょっちゅう更新するネタもないからとサボりにサボった挙句、中学生の恋愛よろしくいっそこのまま自然消滅させようかと目論んでおったのですが、ぱちタウンブログの担当者から、テメェちょいとばかりおまどこが調子いいからってブログをおざなりにしてんじゃねぇぞと喝を入れられましたので、今月からは心機一転、頑張って更新しようと思います。HUNTER×HUNTERくらいの頻度で。
さて、久し振りすぎて何を書くか悩みどころではありますが、ここでつらつらと最近のパチスロについて…などというカタいテーマをあげて語ったところで誰も興味はないでしょうから、ここは一つ、最近のマイブームについて書きたいと思います。そっちのほうがよっぽど興味ねぇよというクレームはDMMぱちタウンまでどうぞ。
去年の夏くらいからでしょうか。『サ道』という漫画の影響で、サウナにハマっています。
これまでもサウナに入ったことはあったのですが、サウナから出たあと、おっさんらがトドのように飛び込む水風呂がどうも苦手で。足をつけただけで体中がサーっと冷え、まるで心臓麻痺でも起こすんじゃないかというあの感覚に耐えれなかったのです。
しかしサ道によると、サウナは前戯にすぎず、主役は水風呂だというではありませんか。
そして、サウナ→水風呂→外気浴は1セットであり、これをループすることにより心身共に「ととのう」。その感覚を知ってはじめて、サウナの醍醐味を感じることができると記されています。
また、この「ととのう」という感覚は別名サウナトランスとも呼ばれ、人によっては〇ックスよりも気持ちがいいと感じることもあるらしいのです。
おいおいちょっと待てよ。俺はこれまでそんな快楽を素通りし続けてきたっていうのかい。つまりあれか。サウナ入って水風呂入らずは、女と一夜を共にしたってのに手も出さずに朝を迎えるようなもんだってぇのかい。
据え膳食わぬは男の恥。
ずるいぞトドのおっさん!
そんなわけで早速、都内某所のスーパー銭湯に行ってきました。少しでも汗が出やすくなるようにとまずは頭と体を念入りに洗い、湯船には目もくれずサウナを10分ほど嗜んだあと、さぁいよいよ水風呂へGO。
サウナ室から出たらまずはその汗を流して水風呂に入るのがマナーですから、そこでも熱めのお湯を自身にぶっかけ、体は間違いなく冷水を欲している状態へ持っていき、片足を突っ込んでみたところ
あひゃひょわー
ち…ちべたい……
思わず慶次の絶対当たらないセリフ演出が飛び出してしまいましたが、ここで躊躇っては今までと同じ。ええいままよと胴体を投げ入れ、震える体を温めるように体育座りで浸かっていましたらば……
あれ? なんだこれ? 全然冷たくないぞ。いや、むしろ心地いい。まるで体と水の間に膜ができているようだ。なるほど、これか。おっさん達はこの膜のおかげで平然としていられたのか。
長時間の水風呂は逆効果といいますから、1〜2分経ったところで出て、外の休憩スペースへ。さぁ、「ととのう」為の最後の項目、外気浴です。
そこで横になり、目を瞑り、拡張した血管が収縮し、血管のポンプ作用が強まっているのを感じながらウトウトしていると………。アレアレアレ。キタキタキタ。ナンダコレナンダレナンダコレ。
痺れとは違った「ジーン」という感覚が体をめぐり、深い、非常に深いリラックス状態に突入したかと思ったら、次の瞬間、まるで体が宙に浮いているかのような感覚と共に恍惚感に包まれて
と
とと
ととと
ととのったー!!!!!
こんな身近に、こんな手軽に、こんな多幸感を得られる場所があったなんて。
リラックスできるし、肩凝りは和らぐし、心身ともにキレイになれるサウナはまさに良いこと尽くめ。「ととのう」感覚を知ったこの日から、僕のサ道は始まったのでした。
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