お知らせ クーポン ヘルプ

パチンコ・パチスロブログ

諸積ゲンズブール

サ道 10

記事一覧へ

公開日: 2020/06/02

買い物に行きたいドライブしたい、あるいはパチ屋に行きたいなどなど、まだ予断を許さない状況は続いているとはいえ、緊急事態宣言の解除と共にやりたいことは各々方あるでしょうけれども、僕にとってのそれは何と言ってもまずサウナ。

サ道のストックも尽きてきたし、久しく合法トリップをキメてないしで、サウナに行かないことには僕の日常は永遠に戻ってこないのです。
 
 
そんなわけで先日、営業を再開したサウナ施設に早速行ってきたわけですが、僕、間違えました。完っっっっ全に相手を間違えました。
幕の内一歩が復帰戦の相手にアントニオ・ゲバラを選んだ(正確にいえばマッチメイクは八木ちゃん)ように、復帰戦で今回のサウナは完全に失敗。なぜなら、サウナ室の温度が120度という超高温だったのです。
 
 
一般的なサウナ室の温度はおおよそ90度前後と言われていますから、そう考えると普段サウナに行かない人でも120度という温度がどれほどのモノか、想像に難くはないでしょう。
 
身体を清めて水を浴び、諸積二等兵、必ず生きて帰りますと覚悟を決めてサウナ室への扉を開くと、うなだれるようにして熱気を浴びる先客が4人。皆が皆、最終シーンの矢吹丈のように静かに下を向いて燃え尽きています。
 
 
室内はあまり広くはなく、先客の4人は三段あるうちの下段と中段に陣取っていましたので、僕は必然的に最上段に座ったワケですが、これが悲劇の始まりでした。サ道の読者諸氏ならすでにご存知の通り、熱は高い位置にたまりやすいため、天井に近い位置になればなるほど温度は高くなるのです。
 
 
 
イテっ…!
 
イテテっ…!
 
痛い痛いっ…!
 
熱いじゃなくて痛いっ…!
 
 
 
真冬の北海道などで寒くて耳が痛くなるという経験はあるのですが、熱くて痛いのなんてこれが初めて。汗をかくより先に、痛みが身体を襲ってきます。
 
 
 
これ、みんなうなだれてるんじゃなくて死んでるんじゃないのか。
矢吹丈とは違う意味で灰になってるんじゃないのか。
 
 
 
そう思わずにはいられないほど室内は凄まじい熱気に包まれており、いつもならば1セット目は汗が噴き出るまでに5分近くかかるというのに、ものの1〜2分で全身の毛穴という毛穴から汗が噴出し、髪の毛は触ったらヤケドしそうなほど熱くなっています。
 
 
例えば昨日おとといもサウナに行って身体を慣らしているというのならまだしも、久しぶりのサウナでこの温度は完全にアウト。
あぁ、やっぱり復帰戦の相手はポンチャイ・チュワタナにしておけばよかったなと後悔しつつ、ものの数分でサウナ室をあとにしました。
 
 
しかし、カラッカラに渇いたからこそ水風呂の気持ち良さもまたひとしおで、焼かれた身体を水風呂に投げ込むと、これまでに味わったことのないピシッと締まる感覚に包まれ、その気分はまるでうどん。そう、茹で上げられた後に冷水で締められる、うどんになった気分です。
 
…って、あまりの熱さに頭がおかしくなったんでしょうか。なんだようどんって。比喩下手かよ。
 
 
 
その後はいつものように外気浴を楽しみ、なんだかんだ言いつつも久しぶりのサウナを堪能したのですが、まだ短縮営業や短時間コースのみの営業を続ける店舗も多い中、今後、どうなるんでしょうね。
地域によっては第二波の到来か、なんて言われておりますけれども、僕も、そして皆さんも、もう緊急事態宣言なんてコリゴリなハズ。
 
ようやっと日常が戻りつつある今だからこそ、二ヵ月近く耐え抜いたことが無駄にならぬよう細心の注意を払いたいなと、サウナ上がりのオロポを流し込みながら、そう思いました。

 

 

ライター・タレントランキング

このページのトップへ