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諸積ゲンズブール

僕らのスニーカー列伝 3

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公開日: 2020/07/15

強敵に転生に救世主にと、要所要所で名機といって差し支えないマシンをリリースしてはいるものの、累計販売台数約62万台を誇る初代が偉大すぎて、未だにその壁を越えることができずにいる北斗シリーズ。

 
個人的にはシリーズの中で救世主が最も好きだし、設定不問の一撃なら未だに転生が5号機No.1だと思っているし、強敵だって、当時の新基準機の中では設定推測要素と出玉のバランスはズバ抜けていたように思います。
 
けれどもやっぱり、バトルタイプやオーラによる色の強弱など、パチスロのみならず、その後のぱちんこにも多大な影響を与えた初代の功績は販売台数以上に大きく、色んな意味で今後も抜かれることはないでしょう。
 
 
そしてスニーカー界にも、そんな北斗シリーズのような逸品があります。
 
 
それは、NIKEのAIR JORDANシリーズ。
 
ご存知、NBAのレジェンドプレーヤーであるマイケル・ジョーダン氏のために作られたシューズであり、現在では、ストリートファッションの着こなしに欠かせないスニーカーとして認知されています。
 
 
1985年に『AIR JORDAN1』が発売され、昨年、『AIR JORDAN34』がリリースされたNIKEを代表する人気モデルですが、これだけ種類があるにもかかわらず、未だに一番人気はJORDAN1。そりゃあ4や5や6、あるいは11だってカッコいいし、頻繁にニューカラーやコラボ商品が発売されているシリーズもあるけれど、市場価値や販売足数、そして知名度と、どれをとっても1が頭ひとつ抜けているのです。
 
 
そんなJORDAN1ですが、先日発売されたディオールとのコラボ商品が、トンデモないプレ値をつけていることで話題になっています。
 
元々このスニーカーはハイカットの定価が税込264000円と、ハイブランドとのコラボとはいえ何とも強気な金額になっているのですが、生産された13000足のうち5000足はディオールの上顧客に提供され、一般客への販売は残りの8000足。そのため、発売前から熾烈な争いとリセール品の価格高騰が予想されていたのですが、まさかこれほどとは…。
 
 
 
なんと現在の市場価格、約200万円。
 
 
ペリカではなく、円。
 
 
履いたらジャンプ力が10センチ増すとか、水虫が治るとか、あるいは体脂肪率が下がるとか。そんな付加価値があるわけではないのに、200万円もするのです。ただのバッシュが。
 
 
数々のレアスニーカーを保有している僕も、さすがにこれにはお手上げ。正直、倍の50万までなら何とか…なんて思っていましたけれども、予想を遥かに上回る金額にキッパリと諦めがつきました。
 
 
いやしかしコレ、転売ってのは需要と供給で成り立つモノですが、200万で買う人いるんですかね…。
 
 
 
 

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