サウナ道 28
記事一覧へ公開日: 2020/11/12
死のロードで調子を崩す阪神タイガースじゃないけれど、移動による体の負担は経験した者にしかわからない、えも言われぬツラさがあります。
移動に慣れた今では、飛行機や新幹線に乗った瞬間から睡魔に襲われるパブロフの犬状態なので、移動中はさほどツラくないのですが、目的地が近づき、目覚めた瞬間はいつも体が重く、あれ? 風邪引いちゃったか? と錯覚するほど。
特に今の時期は、液晶出目567からの本前兆の可能性もありますのでより気をつけなければなりません。ちなみに、液晶出目810は本前兆確定です。
しかしそんな怠さも、サウナに行けば超回復。
先日も仕事で福岡県に行った際、飛行機を降りてからとにかく体が怠く、タクシーに乗り込むなり行き先はホテルではなく「ウェ○ビーまでお願いします」と告げ、サウナに直行しました。
木の香りが心地良いフィンランドサウナや、二畳ほどしかない部屋で蒸気を楽しむから風呂もいいけれど、ここのサウナで一番のお気に入りは、セルフロウリュができる上にサウナ室内に水風呂がある『森のサウナ』です。
サウナ室内に水風呂、ですよ。
まさに唯一無二。GOD in GODよりも、時速4万発よりもインパクトのある響きではないでしょうか。
しかも、セルフロウリュができるサウナの殆どが桶の中は「ただの水」であるのに対し、ウェ○ビー福岡はフィンランドサウナ内でのロウリュで余ったアロマ水を森のサウナのセルフロウリュで再利用してくれるため、室内は常に心地良い香りに包まれているのです。
そんな森のサウナで、時に木の枕で横になりながら静かに汗をかけば、移動中に凝り固まった体が少しずつほぐれていきます。
そしてその後、贅沢にもサウナ室内で掛水をして、すぐ横にある水風呂に入った瞬間、さっきまでの怠さはどこへやら。質の高い睡眠から得られる回復がケアルガだとすれば、この流れのみでもケアルダくらいの効果はあるでしょう。
どんなに一流のスポーツ選手でも、その多くが長時間の移動に不快な症状を感じた経験を持つといいます。
世界を股にかけるスポーツ選手と比べるのは些か恐縮ではありますが、日々、全国各地に移動している我々パチスロタレントも、移動の不快感をやわらげる術を身につけておくのも仕事のひとつなのかもしれません。
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