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諸積ゲンズブール

サウナ道 29

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公開日: 2020/11/21

全国各地にマイホならぬマイサウナがあれば出張時の楽しみが増え、移動の疲れを翌日に残さず癒すことができるため、地方での仕事の際は必ずと言っていいほどサウナに寄ります。

 

先日も、久しぶりに大阪で仕事がありましたのでいつものサウナ検索サイトで下調べをして、ホテルにチェックインするなりタクシーに乗り込みました。数年前まではチェックイン後はシャワーを浴びてヘパリーゼを飲んで、仲間と共に繁華街に繰り出していたというのに、随分と健全になったもんです。しみじみ。

 

 

今回の行き先は、大阪No.1サウナの呼び声高い大○洋。サウナのクオリティはもちろんのこと、サウナ後のゴハン、「サ飯」にも定評のあるサウナ施設です。

 

 

サウナの種類は室温約90度でアウフグースサービスがあるロッキーサウナと、室温約70度でセルフロウリュができるフィンランドサウナの二種類があり、この日は週末限定だとかでヴィヒタを水に漬け込んだヴィヒタアロマ水でのセルフロウリュが可能となっていました。最高かよ大阪。恋しくて憎らしい大阪。

 

 

そんなわけでまずはフィンランドサウナからスタートすると、先客が三人いらっしゃいましたので、とりあえずロウリュはせずに室内の温度と湿度を楽しみます。おそらくは他の方がロウリュしたばかりなのでしょう。そのおかげで実際の温度よりも熱く感じ、それでいて息苦しさもないので快適そのものです。

 

 

ほどなくして一人二人と部屋を後にし、室内は僕一人になりました。

 

よーしここからは俺のターンだ。心ゆくまで蒸気と香りを楽しんでやる。

 

 

こじんまりとした狭いサウナ室でのセルフロウリュなら経験はありますが、このフィンランドサウナはこれまでロウリュをしてきたどのサウナ室よりも広く、まるで自分が熱波師にでもなったような錯覚に陥ります。

 

「本日のアロマ水は、ヴィヒタを漬け込んだヴィヒタアロマ水です。効能はわかりません。香りと音をお楽しみ下さい」

 

なんて心の中で挨拶をして、柄杓を持ってアロマ水をすくい、サウナストーンにかけると

 

 

ジュッ

 

ジュジュッ

 

ジュワ〜〜〜

 

 

心地良い音と共に、まるで森林浴をしているかのような香りが漂いました。

 

 

がしかし、室内が広いせいか、一杯くらいじゃ大して熱くなりません。

 

湘南乃風のようにタオルをぐるぐると回して蒸気を攪拌してみましたが、それでもまだまだ余裕がありましたので、二杯三杯とバンバンかけてみたところ、やっとこさ体感温度が上がってきたので上段の席に戻ると

 

 

アツっっっ!!!

 

 

アッツっっっっ!!!

 

 

やりました。やらかしました。完全にかけすぎです。湯らっ○すのアウフグース並みの熱さです。

 

しかもちょうどそのタイミングで別のお客さんが入室してきまして、あろうことか上段に座るもんですから、そのお客さんも座るなり「熱っつ……」ですって。ごめんよ、素人熱波師がかけすぎたせいで。

 

 

その後は約14度の水風呂で体をキンキンに冷やし、外気浴はないながらも窓からの風が気持ちのいいデッキチェアで横になって1セット目が終了。熱すぎるセルフロウリュのおかげなのか、はたまたしっかり冷たい水風呂のおかげなのか1セット目からガッツリととのい、アウフグースの時間を迎えたところでロッキーサウナへと向かいました。

 

 

商人の街・大阪のアウフグース、その実力や如何に。

 

 

 

次回へ続く

 

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