出版後記と現在の年間収支
記事一覧へ公開日: 2022/11/30
shut the fuck up♡
前回のコラムアップ時に写真集と単行本のプレゼント企画を行いまして、ありがたいことにたくさんのご応募を頂戴いたしました。誠にありがとうございます。買うほどではないけれど、怖いもの見たさで覗いてみたい。自分で言うのもアレですが、きっとプレゼント企画でもらえるくらいがちょうどいい作品です。
ご当選者の方には宛名とサインを入れて発送致しますので、届いたらじっくり堪能し、気に入っていただけたら周囲に「最高だった」「素敵だった」「レオ子ちゃんは天才だ」と拡散して頂けると喜びます。差し入れでアマギフを頂戴したときのシャア倍は喜ぶと思います。
3倍のことです
発売日から1ヵ月が経過し、もう今は写真集-1グランプリの収録と年末に大阪でトークライブをやるくらいしか出版絡みの企画はなく、1ヵ月しか経ってないのが不思議なほどに話題が色褪せつつあることを痛感する毎日です。時の流れが早いような遅いような。
まだ1ヵ月しか経っていないので結論を出すのは時期尚早な気もしますが、単行本や写真集を出してみてわかったのは、本を出しても人生は劇的には変わらないということ。何万部も売れるようなベストセラー作家になれば変わるのかもしれませんが、ベストセラー作家になった敬愛する黒沢 咲さんがいつも通りに鳴かない麻雀を打っている姿を見ると、やはり劇的に何かが変わるということはないんじゃないかと思わざるを得ません。
印税なんて何度も増刷を重ねない限りポッと出の子の来店ギャラとさして変わりませんし、生活が激変しないことくらいは当然予想がついていましたが、とは言え、ガールズバーの女の子たちから「大先生」とチヤホヤされて良い気になる程度には調子に乗れるものだと考えていました。ようやく夢が叶ったわけですし。
しかし今、現実を生きる私は軽めの絶望を喰らっています。思った以上にパチンコの外側にいる層に届いている気がしないからです。どうやらパチンコの外側と内側の乖離は思った以上に大きいらしい。
パチンコをあまりやらない層に読んでもらうためには、結局「パチンコの闇」についてを書く必要があることがハッキリしてしまったような気がします。外の人はおそらく、パチンコの悪い部分にしか興味がないんだ。自分が打ち始めたキッカケを遡ってみても、少なからずそういう面があったとも思うし。
ただ、パチンコとはいちユーザー以上の関わり方をしている以上、闇深い一面を発信しようという気には到底なれないです。打ち子の取材をしたことはありますが、打ち子にも打ち子の人生があって、救いのないというか叩きの対象にしてしまうような書き方はどうしてもできなかったし。
生きているうちにもう一冊くらいは単行本を出せる人生を送りたいですが、その難しさをハッキリと知ってしまったのが今なのです。例えば趣味として「嫁隠」をまとめることは叶わないこともないだろうけれど、それって意義のあることなんだろうかとも考えてしまったり。来年が勝負の一年になるような気がしますね。
ちなみに11月30日現在、2022年の暫定収支は−75,400円です。残り1ヵ月はパチンコの収支をプラスにすることだけを考え、ペンよりもハンドルを握る毎日を送ろうと思います。
PS.むしろこれ以上ハンドルは握らず、軽傷で手を打つのが得策な気もします。
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