諦めたらそこで……(以下略)
記事一覧へ公開日: 2023/01/20
THE FIRST SLAM DUNK最高でした。
昨年の年間収支はプラスでした〜なんてドヤしていた前回が懐かしいったらありゃしない。この原稿を書いている1月18日現在、2023年の収支は安定のマイナス。未だたったの一度もプラス収支で終われた日がありません。それどころか現在、宵越し2484回転ハマリの真っ最中。ホント、どうしたらいいんですかね?
男の傷は男でしか癒せないとはよく耳にしますが、パチンコの傷をパチンコで癒そうとすると痛い目に遭うことはこれまで約20年間のパチンコ人生で痛いほど学びました。負けている時こそ冷静であれ。それが一番大事MANブラザーズバンドなのだと。
ということで、観る観る詐欺になっていた「THE FIRST SLAM DUNK」をやっとこさ観に行ってきました。元々ギリギリガールズだった締切がさらにギリギリchopになってしまうことは明白でしたが、致し方ないのです。冷静さを取り戻すためにはスラムダンクは絶対に観るべきで、あくまでも仕事をするための仕事であり、明日への咆哮のための大事な一歩ですから。
いや〜、とにかく最高でしたね。『CRルパン三世 消された語彙力』ないし『アナザーゴッドハーデス-奪われた語彙力ver.-』って感じで恥ずかしい、そもそも語彙力は乏しい方なのにさもある風を装っていることもさらに恥ずかしいですが、まぁ〜とにかく最高でした。
スラムダンクは世代的にドンピシャですがおそらく私はさほどの熱量はなくて、原作は2周くらい読んだものの最後に読んだのは20年くらい前。原作を知らないと話がわからないと小耳に挟んでいたので読み返そうと思っていましたが、湘北メンバー5人(桜木・流川・赤木・宮城・三井)と原作のクライマックスは山王戦だったということさえ知っていれば問題なかったです。なので、原作を読み返してから……と思っている方は今すぐ行ったほうがいいです。読んだのが20年前でも印象深いコマや井上雄彦感は覚えているもので、あのコマが動いている! と感動できましたし。
パチンコやパチスロも過去の名作がリバイバル的に登場することが多々あります。パチンコなら『クイーン』『ナナシー』『花満開』『モンスターハウス』、そして懐かしのサンセイクラシックコレクションあたりでしょうか。これまでリバイバル機と言えば自分より一つか二つ上の世代がターゲットとされていました。
最近はリバイバルのターゲットがだんだん自分の世代に向けられつつあることを痛感します。令和の今になってスラムダンクが映画化されたこともそうですが、最近だと篠原涼子さんがTKを従えて紅白に出場したりと、世代的にど真ん中だった文化がリバイバルされる機会が増えました。「平成レトロ」という言葉があるくらいですし、自分の青春が時代的にちょうど1周回ったタイミングということなのでしょう。
パチンコやパチスロに関してもまさにそうで、有名どころで言えば『エヴァ15』。新演出も多いですが、実質リバイバル機と言っても差し支えないでしょう。シンプルモードは特に『シトフタ』あたりの『エヴァ』シリーズが完全再現されていますし、明確に狙っていますから。
そして先日、スマスロ『北斗の拳』が発表されました。私は昔からパチンコ専門でスロットとは縁遠い人生を送ってきましたが、4号機の『北斗の拳』は唯一打ち込んだスロット台でして、だらしないクソ人間だった時分の青春そのもの。もしも死ぬ瞬間に走馬灯が見られるなら、女子大生時代のターンでは第3停止でリンがすっ転ぶシーンが流れるハズ。
思い出の機種が登場して胸を躍らせる日が来るなんて。私もババアになったものだと思いつつ、ババアって楽しいなと思った次第でございます。
PS.大方の予想通り木暮くんが好きです。
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