パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

『沖海6』のイヤホンジャックって実際どうなの?

記事一覧へ

公開日: 2025/10/10

 

あの娘ぼくが有線イヤホン付けてパチンコ打ってたらどんな顔するだろう

 

 

 

 

イヤホンジャック搭載の『沖海6』が話題ですね。厳密に言えばパチンコ関係者の間で話題になっているだけで、一般ユーザーにとってはさほど関心がないどころか筐体にイヤホンジャックが搭載されていることすら周知されていないかもしれません。

 

……と書き出してみてひとつ気になってしまったのですが、芸能人による“素人”表現が物議を醸すのなら、我々が言う“一般ユーザー”という言い方ももしかしたらアウトなのでは。そんな懸念がチラついたせいで筆が止まり、またしても締切に遅れてしまいました(シャ乱Q)。

 

 

 

 

話を戻します。少なくともパチンコライターの間では『沖海6』に搭載されたイヤホンジャックについて、導入前からかなり話題になっておりました。『沖海6』にはイヤホンジャックが搭載されていて(※上画像を参照)、有線イヤホンを繋ぐとBGMや効果音をイヤホンから聴くことができるのです。

 

そしてイヤホンを繋いでいる間は筐体から発せられる音が無音になるため、周囲で打っている人に迷惑をかけることなく自分の好きな音量でパチンコを楽しむことができるのです。毎日のようにパチンコを打っていると隣の爆音魔にカッとなって殴りそうになることもあるし、逆にしっかり曲を聴くための音量設定にすると自分が爆音魔と化してしまう懸念もあります。騒音は災いのもと。全てのパチンコユーザーがイヤホンジャックを使えば、世界はより平和になるのです。

 

 

 

 

ということで、今週導入されたばかりの『沖海6』をさっそく打ってまいりました。結論から申し上げます。

 

イヤホンジャック、かなり良いです!!!!!

 

思っていた以上にクリアな音質でBGMが聴けます。私のイヤホンはCanDoという25玉均一の優良店で買ったものですが、それでも感動的に良音質でした。没入感も申しぶんナシ!

 

 

 

 

普段は周囲に気を遣いながら隣に聴こえるか聴こえないかくらいのささやき女将音量でパチンコを打っていたので、自分の好きに音量を設定できること、他の台の雑音をシャットアウトしながら自分の台に没入できたことに感動を覚えます。言うなれば初めての自分の部屋、初めての一人暮らしと同じ感動。これ以上言うと三洋物産からお金をもらっている疑惑が出るのでこれくらいにしておきますが、私は革命の第一歩だと思いました。

 

しかしです。おそらくこのコラムを書いている私と読んでくださっているみなさまの間には、マリアナ海溝以上の溝が生まれていることでしょう。あまりの温度差にアレルギーを発症してしまった方がいるかもしれません。だって実際にイヤホンジャックを使って打っている人なんてほとんどいないんだから……。

 

 

 

 

導入から数日。誰に聞いてもホールで活用している人をほとんど見かけたことがないと言うのです。つい昨日の話ですが、ホールの方が自店のお客様で一人見かけたことを上司に報告すると、「今すぐインタビューしてこい」と言われたのだとか。それくらい実際にイヤホンジャックを使っている人は珍しいのです。

 

この記事を書いている時点で全国導入からは5日目ですが、この5日間で実際に目にしたのはたったの一人です。推定年齢60代のオネエサマでした。見かけた時はまるでレアポケモンに遭遇したかのような気持ちになり、勢いで話しかけそうになりました(やめました)。

 

 

 

 

理由は簡単なことです。このご時世、誰も有線イヤホンなぞ持っていないのです。イヤホンを使う人はほとんどがBluetoothのもの。私たちライターは収録の際にイヤモニとして使うことがあるので有線を持っていますが、電気屋でも売られていないことがあるくらいもはや絶滅危惧商品。逆に25玉均一の店で買うのです。

 

だから有線を貸し出ししている店もあるし、景品で置いている店もあります。私が見たホールでは145玉で交換できる中国製のものが置かれていました。そういった配慮をしているホールはありますが、景品交換は打ってからするものだし、打ち切るかどうかもわからなければ、ドル箱交換のために呼び出しボタンを押してもなかなか店員がやってこない店で、イヤホンを借りるために店員を呼ぶのも気が引けます。

 

 

 

 

できない事情があるのでしょうがいつかはBluetooth対応の筐体が登場してほしい。それが実現するまでの間は、有線でもいいからイヤホンジャック付きの筐体が全メーカー標準装備になってほしい。素晴らしい機能なので是非ともどうか普及してほしいのです。

 

ひとつの案として、飛行機で配られる簡単な有線イヤホンを電子タバコの灰皿が置かれているあたりに「ご自由にどうぞ」スタイルで置けば、少なくとも今よりはイヤホンを使って『沖海6』を打つ人が増えるんじゃないかなとは思っております。

 

 

 

 

そして最後にふと思ったのですが、わざわざ有線イヤホンを景品に入荷したり貸し出しを行っているホールは『沖海6』が甘いんじゃないかな。

 

イヤホン景品と『沖海6』の扱いの因果関係をどなたか調べてはくれませんか? よろしくお願いいたします。

 

 

PS.いいわけ、ってこと。

 

この記事の関連情報

関連する機種

ライター・タレントランキング

このページのトップへ