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森本レオ子

『東京喰種』の399と999はここが違う

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公開日: 2026/07/05

 

チャンス示唆カスタムEXが楽しいです

 

 

 

 

6月下旬は毎日のように『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』、いわゆる1/999の『東京喰種』を打っていました。しかし、毎日打つほど面白いのかと聞かれるとそんなことはなく、ならば解説の仕事が入っているから勉強がてら打っていたのかと聞かれるとこれまたそうでもないのです。

 

好きか嫌いかで言えばもちろん好きですが、周りに魅力を訴求して渦を生み出したくなるほどではありません。

 

 

 

 

『999喰種』に関しては一つだけ確かなことがあって、それはかなり打ち手を選ぶ台であるということ。全くもって面白い点がないのに中毒性だけがあるわけではなく、言語化できるおもしろ要素はいくつもあるんだけれど、その要素は万人に受け入れられるものではないのです。

 

そんな万人ウケは難しい『999喰種』ですが、自分は面白いと思える人間なのかどうか。適性診断を作ってみましたので以下の項目に当てはまる場合はチェックを入れてください。

 

 

 

 

【999TKGL診断】

 

  • 週に3回以上パチンコを打つ
  • 勝ちたいよりも打ちたい
  • 虚無には慣れた
  • 回っていなくても思考回路を切って打ち続ける特殊技能を持っている
  • 遊技中に「その台回らないよ?」と忠告されるとカッとなることがある
  • お金を借りてパチンコを打った経験がある

 

 

 

 

以上の項目の全てにチェックが入った方のみが適正アリです。つまりはかなりのパチンコヘビーユーザーかつ、そこそこパチンコが下手じゃないと面白さがピンとこない台なのです。

 

ちなみに私は適正アリ側の人間ですが、初打ちの感想は「なら399で良くないか?」でした。この感想を持っている打ち手は実際かなり多いと思います。出玉力だけで言えば全くもってそうなのです。999だからといってコンプリートが容易くなる実感はあまりありません。

 

 

 

 

だがしかしところがどっこい、初打ちでタコ負けしたからこそ意地になって追い続けた結果、面白味を感じるポイントが399とは全く違うことに気づきました。全然違うのです。

 

巷で既に言われていることですが、999は230回転前後おきにSPリーチに発展します(便宜上やらせと呼びます)。もちろん大当りすることもありますが、たいていはハズれます(実戦上)。そしてたいていのパチンコ打ちはこの“やらせ感”に萎えてしまいます。お気持ちは非常にわかります。

 

 

 

 

だからこそ、このやらせを受け入れられるかどうかはパチンコに対する熱意とパチンコ観に拠ると私は考えております。バラエティやプロレスを観る時の視点と同じです。台本があるとわかったうえで楽しめるかどうか。台本があるからこそ、そこからイレギュラーに逸れた展開が訪れたときに高揚できるかどうか。

 

プロレスに疎いのでなんとなくの想像でものを言っておりますが、バラエティに関してはまさに先日のはっしーはっぴーさん回の水ダウです。あの仕上がりはきっとそもそもの台本や想定とは違うんだろうな。だからこそヒリヒリする面白さがあるんだろうな。という感覚と本質的には同じだと思うんです。

 

 

 

 

『999喰種』において大当たりが期待できる展開は演出ではありません。回転数です。公表されている信頼度はおそらく230のやらせも込みなので、逆に言えば230の倍数という台本から逸脱した瞬間が激アツです。

 

だからこそ定番機種である『399喰種』のようなパチンコで感じるアツさとは全く質が異なります。万人に楽しさを理解してもらえる台ではありません。基本を理解したうえで、イレギュラーに萌えることができる玄人のみが楽しめるとんでもない台です。ハッキリ言って大好きです。

 

 

PS.チャンス示唆カスタムEXで示唆に悶えつつ、落下がない時は逆に復活に期待しながらハズレを願うのがたまらなく楽しいです

 

著者:森本レオ子

和歌山県出身のロリ熟女パチンコライター。
2010年にフリーランスとして活動を始め、パチンコ専門誌やYouTube、専門チャンネルなどで活躍中。深い知識と台への偏った愛(?)に満ちた文章が武器。

単行本「パチンコが好きで何が悪い?」 写真集「キケンナアソビ」が好評発売中。

 

■ X:@reocopon

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