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設定4は高設定か?

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公開日: 2025/03/03

 

「設定4は高設定ではないじゃない」

 

ここ数年ぐらい前からこの主張をSNSなどのネット上でよく見掛けるようになったが、自分はこの意見に「断固、反対!」…というほど強い意志はないけれど「別に高設定でも良くね?」ぐらいの気持ちはある。

 

5.6枚交換が主流の都内で活動している人がこの意見を言うのは判る。自分も都内で打つと「設定4のキツさ」というのを体感することがある。それに昨今の機種はゲーム性が荒々しくなっているのでなおさらだ。

 

だが、自分がメインに活動している神奈川県は(スーパー)等価のホールが主流なので、設定4でも嬉しい。なので、もし(スーパー)等価のホールの設定4と遭遇したら、何も迷うことなく喜ぶだろう。もし早い段階で設定4以上が濃厚となったら、何も迷うことなく全ツッパするだろう。

 

 

 

 

…ど、どうしよう。

 

時は10時半、神奈川県は9時オープンが基本なので開店してから1時間半で設定4以上が濃厚となった。もちろん、こんな早い段階で大量出玉を獲得しているのだから投資額は少ない。

 

 

 

 

…ど、どうしよう。

 

運命の一劇は1回しか通せずにループさせることはできなかったが、天国からの引き戻しでさらに出玉を増やした。

 

物凄く勝ち逃げしたいという気持ちが強い。ATを取りきったところでヤメれば、まるまる3000枚がプラスとなる。でもでも、

 

…ど、どうしよう。

 

通っているホールなので、設定4の可能性が高いということは判る。設定5・6を見掛けたこともあるけれど、めっちゃ強い日ではないのでおそらく設定4だろう。

 

からくりサーカスの設定4の機械割は103%と心許ない。

 

 

 

 

しかも、ドチャクソ波の荒いゲーム性での103%なので安心感はゼロに等しい。でも、こんな早い段階で設定4以上濃厚となる機会はそうそう多くない。今後のことを考えるなら、経験値を積むという意味で目の前の台を長時間対峙したほうがいいだろう。

 

…と頭では判っているが、目の前でちらつく3000枚。しかも、モンハンワイルズがやりたいのでPS5プロが欲しいなとか思っている今日この頃なので、この3000枚を確実に手にしたくてしょうがない。

 

…ど、どうしよう。

 

ATは終わり、天国を否定。モード示唆も強くない。完全にヤメどきが来た。

 

…ど、どうしよう。

 

アウラが天秤を掲げている。片方には「3000枚」というメリット、もう片方には「設定4以上濃厚と判っている状況で長時間打ち続けられる」というメリットが乗せられている。私にとって、どちらのほうが「重さ」があるのか。

 

ズン

キィィン

 

「設定4以上を長時間打つのは、三千枚以上の価値のある生きた経験だ」

 

大きなオーラを纏ったドヤ顔のフリーレンがそう告げて、天秤は設定4以上濃厚のほうにズシリと傾いた。

 

「カイザー、打ち続けろ」

 

私は己の中にいるフリーレンに従って打ち続けることにした。もう腹を括ったのでどんなことがあっても後悔しない。たとえ、全ノマレしたって後悔はしない。

 

…数時間後、本当に全ノマレして激しく後悔した。大ハマリ&CZスルーの連続で3000枚はあっという間に消え去った。

 

バカバカ、私のバカ。どうして、勝ち逃げしなかったんだよと涙目になりながらレバーを叩くことになった。だが、そこは腐っても設定4以上が濃厚となった台だ。意地を見せてくれて、

 

 

 

 

オリンピアが踊り狂って「神堕」を彷彿とさせる怒涛の510枚上乗せが起きた。

 

 

 

 

運命の一劇こそ通せなかったが、残り枚数が少ないときの激情ジャッジ3回目の最終ゲームでチャンス目成立という劇的な場面もあった。本日最大出玉の3000枚には遠く及ばないが、これで1000枚以上取り戻せた。

 

さあ、ここでヤメようかなと思ったのだが、そんなときに現れたのは「銀色の女神」の終了画面。

 

「ヤメられないじゃない」

 

さらに天国を取りきったと思ったら、「手」が出るわ、「3人唖然」が出るわでずるずるとヤメられず、その間に大ハマリもあって気付けば本日二度目の全ノマレが訪れた。脳内では「設定4以上を打ったことがあるというのが、いつか大きな財産になる」と慰みモードが始まっていた。

 

もう今日の勝利は半分以上諦めていたのだが、ここから台が豹変した。急にサンド目が仕事をしだして、ATに入るたびにオリンピアが踊った。一度のAT中に2回踊ったこともあった。

 

 

 

 

 

結果、出玉は右肩上がり。上位ATにはいかなかったが、あれよあれよと4000枚、あれよあれよと大逆転。

 

 

 

 

 

流石にここでヤメ。9000Gにもおよぶ激闘は終演となった。スイカからの幕間チャンスが5回(たしか)あって、流石は設定4以上だなと感じた。ただ、ハマるときは余裕でハマるので、案の定、安心感はゼロだった。

 

 

 

 

それでも明らかに低設定を打っているよりは楽しいし、それに「おそらく設定4」と思っていても「でも、もしかしたら⁉」が脳裏をよぎるので、それまた楽しい。

 

設定4を高設定と捉えるかどうかは人それぞれだが、私は設定4を入れてくれるホールには感謝している。もちろん、設定5・6のほうがより嬉しいしいけれど、やはり設定4だって十分にありがたい存在だ。

 

なお、打ち続けるかどうかめっちゃ迷ったので全く説得力がないというのは自覚している。

 

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