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スロカイザー

ビッグ・ザ・ブドウ

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公開日: 2026/06/08

 

今では当たり前のように搭載されている設定示唆演出。

 

 

ボーナス・AT終了画面、トロフィー、ボイスなどなど。挙動だけでは判りにくいor時間が掛かる機種が増えている昨今では、設定推測するうえでなくてはならない存在だ。

 

だが、そんな時代でも頑なに設定示唆演出が存在しない機種がある。それは多くのホールで大量導入されていて、多くの人から愛されている『ジャグラー』シリーズだ。

 

 

シリーズによって若干異なるが、基本的にジャグラーはREG確率・ブドウ確率・ボーナス合算確率、そして、ホール状況で設定推測されることが多い。

 

 

そんな設定推測要素のひとつであるブドウ確率だが、しばしば「ブドウのカウントに意味があるのか」が議論される。

 

設定差があるのは間違いないのでカウントは無駄じゃないという意見。確率の差が小さすぎて1日レベルのサンプルじゃ役に立たない、むしろノイズになるという意見。

 

果たして、どちらが正しいのか。

 

そういえば、小役カウントというと思い出す出来事がある。5.9号機時代に『ディスクアップ』で小役カウントしている知人がいて、「それって意味ある?」と訊いたことがある。

 

 

小役確率はこんな感じで段階的な設定差が設けられている。だが、小役確率うんぬん以前にそもそも低設定でも甘いディスクに「高設定が入っているのか?」という疑問があったので訊いてみたのだ。

 

そのときの答えは「他にやることがないから」、「暇だから」、「とりあえず」カウントしているというものだった。

 

そこに「設定を導き出す」という強い意志はなかった。それを聞いて私は目から鱗が落ちた、それもカウントする理由のひとつなのだなということを知った。

 

さて、「ブドウのカウントに意味があるのか」。その答えは判らない。ただ、ひとつ言えるのは、意味があるとないとかないとかは関係なく「とりあえずカウントをしている」という第三勢力がいることを忘れてはいけない。

 

もしかしたら、全く違う理由でカウントをしている第四、第五勢力もいるかもしれない。もしかしたら、人の数だけ理由は存在しているのかもしれない。

 

そう、人の行動の理由は複雑なのだ。

 

ちなみに私はブドウのカウントはしない。それは普段カウントをしていないので「カウントミスが起きやすい」というのと、そもそも「ジャグラーの設定推測は諦めている」からだ。

 

 

もちろん、ホール状況を鑑みて高設定に期待できる状況ならボーナス・小役確率を気にするが、そうでないときは諦めている。

 

それは何故かというと、今から10年以上前の話だ。誌面上の企画でジャグラーを長時間打つことになった。最初に選んだ台の手応えはイマイチでしばらくしてヤメ。次に打った台は可もなく不可もなくという感じでダラダラ展開が続いた。そして、しばらくするとボーナス合算もREG確率も良好、どう考えても高設定という台が空いたので移動して、その日は打ち切った。

 

我ながら見事な立ち回りだ…と思ったのだが、後日、設定を訊いてみたら「自分の打った台は全て設定3だった」のだ。同じ設定でこうも反応が違うならもう無理だと判断したのだ。

 

ジャグラーほど設定推測が難しい機種はない。

 

著者:スロカイザー

必勝本で1、2を争う敏腕負け組ライター。アニメ系・女の子が乱舞する系の機種が大好物。自らを回胴界の皇帝と名乗る不審者で、自身の噂でチャンバも走ることで有名。口癖は「ATMはともだち、こわくない」。

好きな聖闘士は「デスマスク」。好きな仮面ライダーは「シザース」。好きな怪人は「カニバブラー」。好きなカニは「タカアシガニ」。基本的にはカニ好きだが、好きなモンスターは「マッギョ(じめん/でんき)だ。

■X:@Slo_Kaiser

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