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東京遊協 旧規則機の計画的撤去に再喚起

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2020/09/30

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東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は9月29日、東京・市ヶ谷の遊技会館において、9月定例理事会を開催(全77名中57名出席)。旧規則機の計画的撤去に向け、8月7日には臨時総代会で「組合員の資格停止に関する規約」を決議、9月1日より施行となった中での開催となった。

阿部理事長は、21世紀会(パチンコ・パチスロ産業21世紀会)で決議した「経過措置1年延長による『旧規則機の取扱い』に関する計画的撤去」について、改めて理解と協力を呼びかけた。「業界が生き残る為には、ホール営業を守らなければならないという事で21世紀会は一つにまとまり英断したものです。その中で、今回、12月末撤去機種については、11日間の延長でまとまりました。先般の全日遊連理事会の中で、『1年と言わず2年の猶予にできなかったか』という要望がありました。2年にしましたら、メーカー、販社、関連業種含めて持つでしょうか。業界を構成する全ての方が納得できる事が、業界一丸となって進める源だと思います。もっと、もっとという要望はあるかと思いますが、皆さん一緒になって良くなっていくために協力しあって、お客様に喜ばれる環境づくりにご協力よろしくお願いします」と述べた。

【主な報告事項】
■使用済遊技機の排出先等実態調査について
全日遊連がまとめた実態調査(2019年度・2020年3月末時点・7401店舗・回答率82.6%)において、排出台規模129万台規模のうち、メーカー65万台(50.9%)、販社12万台(9.6%)、処理業者50万台(39.5%)だった。この点を踏まえ、今後の旧規則機の計画的撤去により、倉庫保管等の処理含め、回収能力を超えるような集中した撤去事態とならないよう協力を呼びかけた。

■pp奨学金「ドリンクプレゼントキャンペーン」
ヤクルト、サントリーの協力の中、1本当たり3円を、pp奨学金に寄付するためのドリンク・キャンペーン(総付景品)であり、7月327店舗・8万8506本、8月216店舗・6万6770本の結果、46万8828円の浄財規模となった。今後も、10月、12月に計画している。

■PCR検査について
PCR検査サービスを紹介。直接に提携クリニックで受ける他、5名以上では訪問検査も可能。検査結果の迅速化、請求書払い、当日正午までの予約で当日検査可能、従業員ならびに家族の適応可能といった特長を案内。

■「遊技場換気検証動画」の制作
全国青年部会有志により、ホール内の空気の流れが見えるようにした換気実証実験の動画制作について報告。これはホール内が換気能力に秀れている事を、映像と専門家の説明を加える事で、遊技客や一般市民の不安を解消して、安全で安心できる施設である事を広く伝える事が目的。先例として、愛知県の映画館事業者で組織する生活衛生同業組合県興行協会が7月に映画館は「密閉空間に相当しない」と換気実験を動画でPRした事に習い、パチンコ版の制作に至ったという。映画館での実験では、館内に満たしたスモークが約20分程で解消されたが、パチンコホールでの同実験では、約10分程で解消。実験に立ち会った三鴨広繁教授(愛知医科大学・感染症学)からも「たばこの煙対策で培ってきた事が、見事に実証できている」と換気能力を高く評価したという。現在、撮影が続けられており、早ければ10月中旬以降に記者会見並びに公開を目指している。

【報告事項】
(1)2019年度分ホールにおける使用済み遊技機の排出先等実態調査結果について
(2)2019年度分ホールにおける電気使用量等調査票回答状況について
(3)遊技機リサイクル事業の進捗状況について
(4)共同購買事業及び団体保険事業の進捗状況について
(5)9月都遊協ファン感謝デー及び11月全日遊連ファン感謝デーの注文結果について
(6)pp奨学金「ドリンクプレゼントキャンペーン」の結果について
(7)PCR検査の紹介について
(8)旧規則機の取扱いに関する21世紀会決議における「年内撤去対象遊技機」の一部遊技機の撤去期限延長について
(9)「ギャンブル等の射幸度調査」結果について
(10)全国青年部会有志による「遊技場換気検証動画」の制作について
(11)10月開催だった経営者研修会の中止について
(12)2021年1月27日の新年賀詞交歓会の中止について

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