ズルズルぶんちょう
記事一覧へ公開日: 2024/01/23
最近、桜文鳥の画像ばっかり見ています。
かわいいなぁ。欲しいなぁ。『クレスト』を打っている時にふと思い付いたのがキッカケだけど、それからもう夢中です。ほっぺがプクーっとしててさぁ、かわいいのよ。
僕は小学校4年生の時に桜文鳥をヒナから育てたことがあるんです。
こんな状態から。むしろもっと産まれたてだった気がする。マジの赤ちゃんから、自力で飛んべるようになるまで毎日せっせと餌を与え続けたもんです。かわいかったなぁ。2年ぐらいで死んじゃったんだよなぁ。死ぬほど泣いた記憶がある。
別にリベンジってワケじゃないけど。今度は長生きさせたい。10年ぐらい生きてほしい。でもねぇ、ヒナから育てるって結構大変なのよ。1日3〜4回、口を開けさせて餌を流し込んでやらにゃいかんから。おじさんスロッター1人じゃあ無理。でも成鳥から飼うと手乗りしない子だから、それは面白くないっていうか、ねぇ?
家族の協力が必要不可欠です。だから嫁に相談しました。桜文鳥が飼いたいんだ、と。答えは
「ふんっ」
でした。鼻で笑った? いや、よくわからない。とにかく流されたのだけは間違いない。そこで追求すると怒涛の勢いで論破されるから、1週間ぐらい間をあけて再び相談してみた。桜文鳥が飼いたいんだ、と。そしたら今度は
「うーん」
の後に「でも猫が飼いたくなったらどうするの?」という答えが返ってきた。確かに。猫と小鳥の共存は無理だ。猫が飼いたくならない保証はどこにもない。ある日、うちの庭に猫が迷い込んだとしよう。首輪もない。ガリガリに痩せている。愛くるしい眼差しでこっちを見てる。試しに手を伸ばしたら、グルグルと甘えてきて、しまいには膝の上に乗って気持ちよさそうに寝てしまった。
飼うだろ、それは。家族になるやろ、その子は。プックプクになるまで太らせて幸せにしてやるやろ。でも、その時に桜文鳥を飼っていたとしたら…猫か小鳥か、どちらかを選ばなくちゃいけないかもしれない。そうなったら先に飼っていた小鳥のために、猫を諦めるのが普通だろう。
はあああああ!? そんなのありえないんですけどぉおおおおおお!? うーむ。そうなると桜文鳥を勢いで買ってしまうのは早計か。本当に欲しいんだけどな。勢いじゃあないんだけどな。庭に迷い込んでくるのが猫じゃなくて犬だったら、どっちも飼えるんだけどなぁ。いや、待てよ。犬だって犬種に寄るぞ。犬の中には鳥を狩るのが上手いやつだっている。ビーグルとか、アイリッシュセッターとかだっけ? そんな子が迷い込んできたら…犬もダメじゃん。仕事とかパチンコパチスロで頻繁に家を空けるような叔父さんが飼える環境じゃないじゃん。
うーむ。これは桜文鳥を飼うという2024年の目標がかなり怪しくなってきたなぁ。でも飼いたいんだよなぁ。諦めきれない、この気持ち。金でなんとかなるか? いや、ならない。なるとしたら莫大。ううーん、ううーん…
保留っ!
はい、保留です。人生において、この保留はすごく大事です。前進でも後退でもなく、停滞。ダサいと思うかもしれないけど、この停滞ができるのは大人の証拠。パチスロもそうじゃん? 打つかどうか迷った時に保留の選択ができれば、少なくともマイナスはないのよ。ただ、打ってる時の停滞は危ないけどね。ただズルズルと打ち続けるだけの場合があるから。
結局、何が言いたいのかよくわからないコラムになってしまいましたけども。大丈夫、いつものことですから。
By HYO.
ライター・タレントランキング