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HYO.

我が人生最高に疲れた日

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公開日: 2025/09/16

 

 

疲れたぁ。もう勘弁してくれぇ。

 

私は『スマスロ東京リベンジャーズ』を打ちながら、すごくグッタリしていた。昨日の早朝、羽田空港から大分空港へ飛び、帰りの飛行機が鬼ほど遅延して再び羽田空港に戻ってきたのが深夜の1時すぎ。それからタクシー待ちの行列に加わって、無事に家に着いたのが深夜の3時過ぎ。ベッドに倒れ込み、眠りについたのが4時。そして今日、スマスロ東リべのオンライン対戦に参加するため起きたのが8時。正直、全然寝た気がしなかった。体力ゲージは真っ赤なままだった。

 

でも仕事だし。やるっきゃないったら、やるっきゃない。

 

電車に乗り、抽選を受けて、なんとかギリギリで台を確保できた。椅子に座った瞬間、腰が悲鳴を上げた。無理もない。昨日、ホールを出てから約10時間、レンタカーから待機場のスファーから飛行機の座席からタクシーの中まで、ずっとずっと座りっぱなしだったのだから。大丈夫、パチスロを打つだけ。それだけ。いつも通りだ。10時間座るぐらい、平常営業じゃないか。パチスロが、スマスロ東リべさえ楽しければ、体の疲れなんてすぐに吹き飛ぶさ。

 

だが、スマスロ東リべは地獄だった。朝からリセット天井の900Gまでハマって、一触即発で負けて終了。その後も6周期でREGを連発し、1000Gハマリでようやく射止めたATも少しの上乗せで終了。リベンジチャンスまで1マスのトコロで卍目が揃った時、私の心はポッキリと折れた。足も腰もずっと痛いまんまだった。スマスロ東リべは私に何の癒しもくれず、逆に大量の現金を奪っていった。正真正銘、カツアゲにあったのだ。

 

その後もなんとかギリギリのところで気力を保って打ち続けていたが、夕方になって遂にギブアップ。オンライン対戦の結果は見るまでもなく、もしかしたら全国で最下位だったんじゃないかレベルの爆負けっぷりだった。

 

まあまあ、仕方がない。スマスロのAT機を打ったんだ、何もヤレなければヤラれる。それがAT機だ。通常時はちょっとアレだったけど、AT中は面白かった。何もヤレなかったのに面白かったんだから、いつかヤレたら好きになるかもしれない。それがわかっただけでも収穫だ。大収穫だ。さあ帰ろう。帰って泥のように眠ろう。おっと、その前にちょっとボーナストリガーのシマでも覗いて帰るか。

 

ボーナストリガーのシマに設置されていた『クレアの秘宝伝~はじまりの扉と太陽の石~ボーナストリガーver.』の前で、私は立ち尽くしていた。

 

【総回転数2038G BIG7回 REG11回】

 

クレアの秘宝伝はボーナス確率に設定差がある。特にREGの差がかなり大きい。今この目の前にあるクレアのREG出現率は設定6以上だ。合算でも設定6ぐらい。ただ、BIG出現率は設定1ぐらい。さて、どうするか? クレアの設定6の機械割は114%。閉店までブン回せば、今日の負け分の半分以上を取り返すことも可能だろう。ただし、それは設定6だったらの話だ。ボーナス出現率だけで設定を判断するのは危険すぎる。本当に設定6だったら前任者はヤメないはず。

 

つまり、設定6が濃厚になるような示唆は出ていないということだ。BIGが引けていないのも気になる。ただ、それは2000Gちょっとしか回っていないから…今から死ぬほどBIGが連チャンするような気もする。私は下皿にタバコを投げ入れた。打つか…いや、待て。周りの状況はどうだ? もう一台あるクレアは設定がなさそう。両隣のボーナストリガー機も空き台で、特にコレといって良さそうな感じはない。末尾に特徴もない。押し機種は『北斗』と『喰種』。うむ。このクレアに設定6が投入される理由が一つもない。あるとすれば、新台だという一点のみ。過去7日間のデータを見てみた。クレアに設定6が投入された形跡はない。導入初日も、だ。

 

私の中のコンピューターがはじき出した、このクレアが設定6である可能性はゼロだった。

 

私は下皿からタバコを回収して、ホールから立ち去った。グングンに後ろ髪を引かれながら。そりゃあそうだ。あんなボーナス出現率のクレア、今後もうお目にかかれることはないはず。結果ダメでもいいから、自分の手で確かめたい。でも、それをするには私は疲れすぎた。投資もかかりすぎた。カツアゲされすぎた。そうして私は帰って、泥のように眠った。

 

翌朝。目を覚ましてすぐにスマホで昨日のクレアがどうなったかデータをチェックした。

 

ただの地獄だった。REGすら満足に引けず、ハマり倒して最後にちょっとだけ連チャンして終了。もう少しで自分がこれを喰らう所だったのか…怖い怖い。これがこの2日間で唯一の幸福にして数少ないファインプレー。踏んだり蹴ったりの後に顔面へ放たれたドロップキックをギリギリで回避できた。私はスマホの画面を閉じ、もう一度眠りについた。明日からはもう少しマシな日々が訪れますように。

 

おやすみなさい。

 

by HYO.

 

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