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パチンコ・パチスロブログ

石橋ベンゾー

最高、いや…最光の華開く

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公開日: 2021/04/24

人気シリーズがなんとなんとのAT機に!

 

  

 

 

はい、そこのアナタ! DMMぱちタウンの数ある人気連載の中からココに迷い込んでいただき、誠に…誠にありがとうございます!!

 

この『多ベンログ』は、パチンコ・パチスロメーカーに在籍していた僕こと石橋ベンゾーが、ホールデビューしたばかりのパチスロ新機種をあれやこれやと多弁に語るコラム、その第4回目になります。

 

早速、今月もいってみたいと思いますが、もうコレしかないでしょう! …ということで、チョイスした機種はパイオニアの『スーパーハナハナ(-30)』でございます。

 

 

 

 

まぁ、個人的に光モノが好きだから選ばせてもらったというのもありますが、なんせあのハナハナが「ノーマルタイプではなくてAT機」になっている時点で完全に事件ですからね。そりゃ打たねばならんでしょう。

 

人気シリーズをAT機にした英断はのちほど語るとして、まずはいつものようにどんな機種なのかザックリとゲーム性を説明していきたいのですが…。

 

敢えてね。今回は何度も引き合いに出すのでわざと言いますが、メチャクチャわかりやすく言うと『沖ドキ!』です。初当りを毎ゲームで抽選していて、当たったら「スーパーハナハナモード」と言われる連チャンモードに行くか否かをジャッジ。行ったら32G以内に連チャンするというドシンプルな仕様です。

 

 

 

 

ボーナス告知は言わずもがな黄金比と言ってもいい位置と絶妙なサイズ感の「ハイビスカスランプ」。相変わらず、光り方がうつくすぃ! 上品ですよね。

 

とにかく、今まで完全確率のリアルボーナスで表現していた連チャンを、AT機にすることで合法的に32G以内の擬似ボーナス連チャンが体感できるようになった。それが今回のハナハナなんです。

 

正直言って出玉設計はクソほど抜群

 

さて、軽く仕様を説明しましたが、引き続きスペック面について言及していきます。まずはこちらのボーナス確率をご覧ください。

 

 

 

 

どうですか? すでにプレイされた方は感じ取ったと思うのですが、とにかく初当りが軽いんです。同じカテゴリーで存在している『沖ドキ!』よりも格段に軽い。言わば「当たる」というのを体感しやすい。ハイビスカスが光るのを拝みやすいということです。

 

そして、スーパーハナハナモードにかんしては、初当り後約4回に1回ほど突入するということなんですが、それに加えてボーナス中は「1G連抽選」も行われているので、「連チャンしやすい出玉設計」になっています。

 

その分、ボーナスのTY、いわゆる平均獲得枚数がビッグは約150枚で、レギュラーは約60枚と抑えめ。ですが、一度連チャンを味わえば必ずもう一度、そして何度でも味わいたくなる=リピーターになることは間違いない…と思っています。パブロフの犬的な…ね。

 

告知タイプのパチスロって、ホントに光って連チャンするだけで満足感や充実感が得られますからね。だから一定のファン層も存在していますし。

 

ただ今回、パイオニアが本機種を開発する上で、この「当たりやすくて連チャンしやすい出玉設計」に踏み切ったというか、このスペックに着地したのはユーザーに寄り添った「中・長期稼働」を見据えてのことだろうと思っています。

 

 

 

 

だってこのスペックじゃあ、短期的にはホール側の利益ってあまり出ませんからね。しかもビッグ偏向型ですしね。

 

そうなると、中・長期稼働をする上で既存ユーザーだけでなく、新規ユーザーも取り込めるかって話ですけど…。

 

僕が今回メーカーのショールームに伺った際、広報担当さんが「これまで同シリーズをプレイしてくださった方に引き続き喜んでもらうためにAT機にチャレンジした」とおっしゃっていましたが…。

 

いやいや…このスペックなら新規ユーザーが増えて中・長期的に稼働する。そんな可能性を秘めている機種に仕上がってると思いますよ。ホントに。

 

 

 

 

中身もツボを得ている

 

じゃあ、その中・長期的な稼働を実現するにはスペックだけじゃダメでしょう。パチスロにはリールや演出があるんだから、トータル的な完成度で見ないと…という風な見方をされる方もいると思います。

 

結論から言うとそれもクリアしていますね。

 

 

 

 

ハナハナシリーズをよく打たれている方は、こういう出目に対して「おい、リプレイとベルのダブルテンパイハズレがハナハナ目じゃないのかよ!」とか、細かいツッコミを入れたくなるやもしれませんが、まぁ、それは慣れてくるんで置いておいて。

 

 

 

 

ボーナスを揃える際は目押し不要。だけど、中→右と変則押しをすることで嬉しいビッグ確定目が出たり…。

 

 

 

 

ボーナス中にナビハズレが出て1G連の2リール確定目(中→左の変則押し)が出たりするなど、光るだけで満足しない層にも納得のいくような作り込みができていると感じました。

 

出目以外にも、スーパーハナハナモードを示唆するハイビスカスの光り方だったり、ボーナス中のサウンド変化だったり、まぁ、当然といえば当然かもしれませんが、そこらへんのツボも押さえていましたね。

 

また、激しい告知音などもなく、連チャンする時もとにかく「ひっそり光る」。ハナハナシリーズ伝統のコンセプトが守られていて、『沖ドキ!』との差別化もできている。いやぁ、もうほぼ完璧じゃないっすかね。これ。

 

敢えて挙げるとしたら、ボーナス終了後に光る可能性がある上部ランプぐらいですかね。正直、光ってるのがわかりにくかったかなと。いや、でもホントにそれぐらいなんですよね。

 

この英断が業界を活性化してほしい

 

個人的にはベタ褒めな本機種ですが、実際のところ、ノーマルタイプ一辺倒だった人気シリーズをAT機にするのは相当勇気がいっただろうし、開発段階で賛否両論もあったでしょう。

 

4号機のストック機で本機種と同名の機種があったから、その連チャン性能を表現するためにAT機にしたかもしれない今回のこの英断。正直、現状は設置店舗が多くないです。

 

ただ、これはご時世的に売れない時期なので致し方なしなところがあるんですけど、デビュー後のユーザー評価によるもの、また11月に向けた本格的な入れ替えを見据えると「後伸び」もあると思っています。

 

というか、沖スロが盛んな地域では余裕で覇権をとってもおかしくはないし、この『スーパーハナハナ』が出たことによって、逆にユニバも『沖ドキ!』シリーズの今後をしっかり考えてほしいなと思います。

 

 

▲『沖ドキ!』シリーズ最新作『沖ドキ!2-30』 

 

 

あとは、ノーマルタイプの巨頭である『ジャグラー』ですかね。『ジャグラー』もとりあえず6号機一発目はノーマルだったけど、『スーパーハナハナ』を見てどう考えるか。基本はノーマル路線でいいと思うんですけど、ブランドの幅を広げるアナザージャグラー的なAT機があってもいいんじゃないでしょうかね。

 

だって、ビッグ中に「GOGO!」ランプが点灯して連チャン確定!! …とか、想像に難くないゲーム性でもやってみたいじゃん!? 『クリエイター』シリーズでも個人的にはアリ!

 

というわけで、僕は色んな相乗効果を期待しています!

 

多ベンログ的『スーパーハナハナ(&30)』のまとめ

 

さて、いかがでしたでしょうか。個人的には最近のハナハナシリーズの中では最高にかけて最光の華という印象でしたね。

 

華好きな方はもちろん、沖スロ好きな方や告知マシンが好きな方には特にオススメします。それ以外の方でも今回のこのレビューで気になった方は、ちょっと擦ってみてください!

 

 

 

 

次回は「ブッこんでいくんで夜露四苦!!」なセリフが飛び交う機種がいいなぁとは思っていますが、どうしようかなぁ。また、夜露四苦お願いしま~す!

 

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