パチンコ・パチスロブログ

石橋ベンゾー

鬼浜はやはり永遠不滅なり…ですな!

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公開日: 2021/06/01

 

  

 

 

いやぁ、一気に暑くなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか、石橋ベンゾーです。早速、今月もいってみたいと思いますが、初めてココを見てくださる方に簡単にご説明しましょう。

 

この『多ベンログ』は、パチンコ・パチスロメーカーに在籍していた僕がホールデビューしたばかりのパチスロ新機種をあれやこれやと多弁に語るコラム、その第5回目になります。

 

さて、今月取り上げる機種は、そこそこスロッター暦の長い方には馴染みの深い機種じゃないでしょうか。

 

 

 

 

見てください。この筐体上部のリーゼントが印象的ですよね。ベルコから満を持しての登場となったシリーズ最新機種『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』。コイツを多ベンにブッコんでいきましょう!

 

まずはいつもの如く軽くゲーム性の紹介からですが、本機はAT機になっています。わりとシンプルなゲームフローで、ATに突入させるには「カッ飛びゾーン」というCZを経由するか、レア役から直撃するかの2通りのみ。

 

で、そのATは純増約2.8枚/G、1セット30G+αになっていて、AT中に毎回次セットの継続期待度を上げていき、1セット消化時に継続か否かのジャッジを受ける。基本はその繰り返し。

 

継続期待度は毎ゲームの役に応じて抽選しますが、トータル的には1セット目は約50%、2セット目以降は約80%になるということで、いかに1セット目を突破するかが大事かっていうお話になります。

 

というか、出玉を獲得するにはそれが全てと言っても過言ではない! …と思いますぞ。

 

あとは鬼浜の世界観にこれまでのシリーズを踏襲したシステムで肉付けされていて、前作までを触っていたスロッターなら、違和感なく入り込みやすい機種に仕上がっている感じですね。

 

 

引き続いて、今言った突破の部分について語っていきたいと思いますが、ココだけ見ても6号機のAT機に少しずつ変化が見え始めてきているな、という印象を持ちましたね。

 

比較対象がいわゆる「リゼロ」などの突破型AT機になるわけですが、あそこの流れは皆さんもご存知の通り。CZに突入して、次にナビを数回出させて、数十枚のコインを獲得させます。

 

で、バトルをやらせてジャッジさせます。という流れなわけですが、さすがにもう白鯨をやらされてもプレイヤーは飽きているよと。

 

 

 

 

じゃあ、とりあえずもうATに突入させて、ATの1セット目を突破型にさせますかと。鬼浜にかんしてはそういった仕様にしたという感じですね。

 

それを実現できたのは、通常時に押し順1枚を設けて低ベースにしたということと、あとは純増を5号機のAT機基準に抑えることで、まわりくどくなくATからスタートさせることが可能になったんだと思います。

 

これは捉え方次第で印象良くなりますよね。突破もできやしないCZを延々と繰り返して無理ゲーと思わせるよりか、とりあえず1セット目を突破させるチャンスを「30Gもくれた」と考えればいいわけですから。

 

あとは本機の天井が768G+αということで、そこまで打てばとりあえずATに突入させられる点もGOOD。わりと打ちやすい仕様になっているから、いやいや今回の鬼浜、イイ出来栄えじゃないですか!

 

 

 

 

今回のこの『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』は、主人公のリュウジ達が関西方面に修学旅行に行く中で、関西のヤンキー・タイガ達との抗争になるという新たなストーリーが展開されるわけですが…。

 

もうね、初見で各演出を見ていくだけでこのコミカルさは笑いを誘わないことはない。いわゆる掴みの部分は間違いなくOK!! …なわけです。

 

 

 

濃いキャラクターがいたり…。

 

 

 

開発している側も絶対ノリノリで作ったであろうドキュメント風な演出があったり…。

 

 

 

 

現実世界ではまずもってありえない、高速船を2つ並べてそこでヤンキー達が喧嘩したり…。

 

 

 

一方で、こういうシリアスな確定演出があったり…。

 

 

 

むち子(猫)も可愛いし、完璧じゃないですかね。これ。

 

とにかく鬼浜というコンテンツを最大限に活かして、打っているプレイヤーに刺さるようにメリハリを利かせた映像表現は文句なし。開発者の映像ディレクションに恐れ入りました。

 

いやぁ、演出だけでも間違いなく楽しめると僕は思いますよ。ホントに。

 

 

さて、今回の多ベンログも褒めちぎりの様相を呈してきましたけど、気になる部分も当然ありました。

 

例えば、通常時の鬼メーター。

 

 

 

 

これは炎の点灯数が多いほど、CZに突入した時に成功率がアップするというものなのですが、出現率が低そうな役でも意外と点灯しないし、点灯してもある程度のゲーム数を消化すると炎が消えてしまうのが難点かなと。

 

いやいや、その分、CZ中でもレア役で成功抽選していますから、ということなんだろうと思いますが、それよりも消えてしまうというのは見た目の印象を悪くさせるだろうと思います。

 

せめて、次のCZまで消えないような抽選方式にできなかったのかなぁ。

 

あとはAT中ですかね。

 

 

 

 

AT中は常に次セットの継続期待度を上げるために、基本30Gの中で上のような「勝率アップ」アイコンの獲得を目指していくわけですが、正直休まる瞬間が1つもないなと感じました。

 

要は、安心感がなく常に追われているような感覚ですかね。

 

だから、AT中に勝率アップアイコン以外の「救済アイコン」の存在があったり、次セット継続時の「報酬アイコン」でAT初期ゲーム数がアップするような仕様を盛り込んできているんでしょうが…。

 

じゃあ実際に、救済アイコンや報酬アイコンはどのようにしてゲットできるのか、その抽選周りの情報がほしいところなんですが、こちらは導入前の早いタイミングからこの辺りの情報が公開されているので、その点は非常にありがたい。

 

リピーターを増やすには、充実した情報公開も必要ですからね。

 

ちなみに、プレイヤーの皆さんが今、特に気になっているであろう情報、「設定L」について少しだけ触れておきましょう。

 

本機の「設定L」は、実は機械割が低いとの噂があります…。しかもこの設定L、待機中は「パネルが消灯する」ので一目瞭然(笑)。

 

現時点で詳細は不明ですが、待機中にパネルが消えた台は、打たない方がいいと思いますよ。

 

 

さて、今回も多ベンログをご覧いただきありがとうございました。鬼浜はとりあえず演出だけでも笑えること間違いなしなので、機会がありましたらぜひ打ってみてください!

 

それでは恒例のまとめを。

 

 

 

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