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塾長

音量は小さめでお願いします

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公開日: 2018/02/08

 8年くらい前に突発性難聴を患い、それから左耳がほとんど聞こえません。引っ越しおばさんよりもうるさいホールの中で皆様に後ろから前から声を掛けられて変な体勢になってしまう、具体的に言うと話しているほうに右耳を向けてしまうのはつまりそういうことなのです。別に皆様の口がチョークセエからではありませんので、その点はご安心ください。

 

 5年くらい前は突発性難聴が連続演出に発展し、メニエール病にもなりました。このときは目眩の発作が始まると1時間ないし2時間は動くことができなかったため、特に収録中や来店中などはスタッフや共演者の方に迷惑をかけることも多々ありました。もう随分と謝ったのでもう謝りませんが、今ではもうすっかり良くなって目眩の発作は天井目前でバケを引いたときくらいしか出ません。

 

 いまはずっと耳鳴りがしている状態。朝起きたときはそうでもないのですが、ホールで仕事をしたあとはかなり大きい耳鳴りがしているようです。って、まるで他人事みたいですが、実はこれ、つい最近まで知らなかったのです。テレビの音量が夜と朝とで10くらい違う、つまり朝はそうでもないのにホールから帰ってくると耳鳴りが酷いためテレビの音量を知らず知らずのうちに上げていることが判明したのです。

 

 

 なので、音量調整ができる台は必ずミニマムにします。なるべく静かな環境で打ちたいので、朝イチは台に座ったら真っ先に自分の台の音量を一番小さくして、それが終わると今度は左右の台の音量を同じように一番小さくします。大都技研とサミーはこれで大概解決します。1の音量が小さすぎてなにも聴き取れず、2の音量が大きすぎてうるさすぎるまどマギAはこの点を大いに反省して欲しいです。猛省を促す。

 

 

 少々前置きが長くなりましたが、いよいよ本題です。先日、番長に座った際、いつも通り自分の台と左右両隣の台の音量を一番小さくして打っていました。するとノリ打ちっぽいヤングが二人やってきて俺を挟む感じで両隣に座りました。他にも空き台は死ぬほどあったのに何故よりによって俺の隣にと思いましたが、目が合って便所に連れて行かれる可能性なきにしもあらず。とりあえず、平静を装いつつ打つことにしました。

 

 やはりプロなのでしょう。特に俺に話し掛けるわけでなし、左も右も黙々とプレイに興じていましたが、午後2時過ぎくらいでしょうか。右隣のヤングがまったく出ない悲しみを俺と共感したいとでも思ったのか、突然、こんなことを言ってきたのです。

 

「朝イチ、デモずれだったんですけどね…」

 

 なるほど、頻繁にベル32を超えるゴミ台をずっと打ち続けていた理由がようやく分かりました。ただ、そのデモずれはなにかのサインではなく、俺の音量調整によるものですとは口が裂けても言えませんでした。はい、おしまい。

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