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諸積ゲンズブール

サウナ道 26

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公開日: 2020/10/29

一人で買い物している時であっても、やたらと長いテーブルのフランス料理店で女性を口説いている時であっても、あるいは回らない源さんで1000ハマりを食らってブチ切れている時であっても、「諸ゲンさんですか?」とプライベートで声を掛けられることに関しては基本的にはウェルカムで、その際には、そうですそうですワタシがかの有名な諸ゲンさんですと、自ら写真撮影を切り出すほどです。

 
 
しかし、ひとつだけ例外があります。
 
それは、サウナで声をかけられること。とりわけ水風呂後なんてもう大変。冷水でシワシワのショボショボになった(あくまでも冷水のせいで)ゲンズブールのゲンズブールにチラチラと目をやりながら、諸ゲンさんですかと聞かれても、いいえワタシは木村拓哉ですと嘯くほかないのです。写真撮りましょうなんて言ったら、リベンジポルノに使われかねないし。
 
 
 
このブログを毎回読んでくださっている方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、以前、『サ道 3』で紹介したサウナで声をかけられたことがありました。
 
サウナ室内はしっかり熱く、水風呂はキンキンに冷たく、そして外気浴は寝そべれる都内のオアシスと言うべきサウナだったのですが、いかんせん人が多く、あまり堪能できなかったと記憶しています。
 
ただあれから僕も色んなサウナに行きましたので、もしかしたら今なら堪能できるかもしれないし、そもそも人が少なければ最高のサウナに違いないのだからと、再訪してみることにしました。
 
 
フロントには相変わらず多くの著名人のサインが飾ってあり、ファンの多さが伺えます。俺も勝手に諸積ゲンズブールって書いて飾ってやろうかな、なんて思いながら受付を済ませようとすると
 
 
「ご予約はされてますか?」
 
 
え? 予約? サウナってもっとカジュアルなものじゃないの? 今日も一日疲れたな〜よしサウナ行って帰るか、みたいな。
 
しかしこれは、人気店ゆえの配慮。前回のようにギッチギチのサウナ室ではソーシャルディスタンスなんてあったもんじゃないということで、いま現在は予約制になっているようです。
 
この日は運良く、まだ定員に達していなかったということで予約なしでも入れましたが、コロナ禍において営業形態の変更を余儀なくされた業種も少なくはありませんから、次回以降は予約して行くようにしましょう。
 
 
って、あれ? 定員に達していない? ただでさえ予約制で人数を制限しているというのにその人数にすら達していない? ということは前回、唯一にして最大のネックであった「人の多さ」は…………わぁぁぁぁ! いない!! 人がいない!!! サウナ室に先客が三人しかいない!!!
 
 
 
 
 
 
サウナストーンの前には柄杓と桶が。
 
そう、セルフロウリュが可能になっているのです。
 
ここのサウナは室内の温度が100度を超えているため、これまではストロングスタイルで押し切るウルトラマンティガパワータイプのようなサウナでしたが、セルフロウリュにより適度な湿度が保たれているとなれば、これはもうマルチタイプどころかグリッターティガ。100度超えのサウナでそれをやられちゃったら、完敗であり平伏です。
 
 
もちろんこの日は水風呂後に声をかけられることもなく、都会のど真ん中で素っ裸になって、思う存分ととのいました。
 

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