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リスキー長谷川

リスキー長谷川ユニバ販促デビューは『怒濤の剣』

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公開日: 2021/09/25

   

このコラムを書くにあたり、当然弊社の過去機種一覧を眺めながら思い出に残るエピソードなんぞを頭に浮かべながらネタを探すわけですが、ふと思い出したのが入社した当時のこと。

 

ライターからユニバ(当時はアルゼ)社員になる流れはしゃべったり、書いたりしてきましたが「どうせあいつは3ヵ月で会社勤めをリタイアするだろう」と思われていた頃については一度も書いていなかったはず。

 

 

実際、周りの予想通り会社員としてはポンコツオブポンコツでした。まあ、今もポンコツですけれど。

 

入社して事業準備室みたいなところに配属されて、市場調査や今開発中の機種を触ってみたいなことが最初の仕事でしたね。特にカジノマシンをパチンコに移植した機種(お蔵入り。ユニバカに出展しました)をどう改善すればいいか?

 

カジノに設置されているビデオスロットって、まず当りラインが複雑じゃないですか。これをパチンコユーザーに理解してもらうのは難解であることと、ビデオスロットって大当りを目指すのは同じであっても、その間にちょこちょこ当たりが出るのもポイントで。パチスロの小役の出現率と表現したらいいのかな。

 

これをパチンコでどう表現するか? また、表現できたとしても営業機として成り立つのかどうか? ……なので結果市場には投入されませんでしたね。

 

その後、わりとすぐ、当時は販売本部に籍があった販売促進の部署に移籍することになりました。いわゆる販促部署なので、ある意味雑誌ライターの延長で作業できる最も適したポジションではありますが、販促業務のポイントはユーザーではなく、購入していただくホール様に訴求する点。

 

昨今はすぐにネットで情報が出回りますので、ホール様に営業開始、と同時にユーザーの皆様に告知するのがほぼ同時で行われます。が、私が販促に携わった2009年当時は、iPhone3Gがようやく日本で発売されたかどうかという頃。まだまだ紙ベースで何事も行われており、映像はDVD。ユーザーの皆様にはまず攻略誌と通じてという時代でした。

 

 

 

 

当時販売を控えていた機種、つまり最初に販促資料に携わったのがミズホ社製『怒濤の剣』でした。キャッチコピー「28秒の静寂が、99%の伝説を呼び起こす。」で、機種を端的に表す3つの売りが「限界突破!99%」「最強バトルのDNA!押し順AT」「面白さを加速させる!X」。

 

 

 

 

フリーズすると99%で継続するプレミアART機能を搭載。このART機能もART+RTで構成されており、純増は慣らすとボーナス込み1枚程度。仕様上も間違いなくART機なのですが、なぜか押し順ATと表記しているのは時代なのかな。目押しなしで遊技できるということを表現したかったのだと思います。

 

このフリーズが、いわゆるGODシリーズくらいユーザーがイメージできるものだったらよかったのですが、突入率は残念ながら天文学的数字でした。5号機初頭のART機ですから、天文学的でも仕様を積んでいるだけ凄いとも言えますが、実際確率知ったらまあ期待しないですよね。約300万分の1だったかな、確か。

 

 

 

 

残念ながら台数はあまり多く設置されなかったものの、やはり最初に販促に携わった機種でしたので、ホールにはよく打ちに行きました。ART中のサウンドは今でも思い出すくらい耳に残っていますし、ボーナス中の敵(黒騎士)がとにかく強かったことを覚えています。

 

あ、もちろんフリーズなんぞは引けていませんよ。勝った覚えもほぼありません(笑)。 

 

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

  

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